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「勉強になった」の意味的解釈

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.5

#4です。 1. >【「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」→「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果があった」というニュアンス。】 ⇒「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果のある仕事であった」という意味であり、ここまでは理解できます : であれば、「今度の仕事を通じて、いい勉強になりました」が誤りであることも理解された、ということですよね。 「今度の仕事を通じて、私にとって、経験を積むという効果のある仕事であった」という解釈が不自然であることは、同意いただけると思いますので。すべては、これを証明するために延々と述べ続けてきたわけですから、その点は押さえておいてください。 仮に、そうだとすれば、「なった」には「変化した」という意味が含まれるかどうかということは、あまり重要な問題ではなくなります。 しかし、この表現における「なる」に「変化」の要素があるのか否かは、別の検討課題として成立しますので、以下は、その観点で応答していきたいと思います。 2. >【(「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」という文において、)「単なる仕事」ではなく「効果のある仕事」というものに変化した】 ⇒なぜそのようになるのでしょうか。私に言わせれば「仕事」は変化していません。これは説明の仕方がまずいのであって、「経験を積むという変化があった」という解釈でいいのでしょうか。その場合、変化したのは仕事ではなくて仕事をした人ですが。 : まず、「経験を積むという変化があった」という解釈ではありません。仕事をした人が変化したわけではないのです。 勉強になった結果として、私が変化した、という可能性は大いにありますが、それは、あくまで二義的な問題です。この文においては、そこまで文意として言っているわけではないのです。 そもそも、文頭が「今度の仕事は」なのですから、「今度の仕事」に関して述べようとしている文であることは明白でしょう。(係助詞「は」が主題提示の用法であることはご承知のことと思います) しかし、「今度の仕事は、(私にとって)経験を積むという変化があった」と解釈した時点で、主題が「私」に転換されてしまうことになり、不自然になるのです。第一、文として成立していませんよね。 「今度の仕事は、(私にとって)経験を積むという変化をもたらした」などであれば正しいですが。 「今度の仕事で、いい勉強をした」と言っているわけではない、という点が重要です。私がどうしたか、ということを述べている文ではないのです。(むろん、結果的には、そういった意味にはなりますが、構文としては違う、ということ) たしかに、「今度の仕事は、いい勉強になった」とは結果的に同じ状況での発言ですが、しかし、表現が異なる以上、当然、そこには意図の違いがあります。 その違いについては、どう思われますか? 「仕事が何か別のものに変化した」ではなく、「仕事が、単なる仕事ではなく、いい勉強という価値を持った仕事に変化(変質)した」と解釈なさってみてください。 むろん、仕事が勝手に変質したわけではなく、変質したと思えるだけの手ごたえを本人が感じたからこそ、変質した、と表現することが可能になるわけですが、いずれにせよ、本人が、仕事が変質したかのように感じていることを表現している構文だ、という点が重要です。 自分がどうしたとかいうことではなく、「今度の仕事」というものに対して、何らかの価値を直接的に付与しようとしている文。 その仕事に「いい勉強」という価値が付与されるわけで(=付与されて単なる仕事ではなくなるので)、結果として、その仕事をした本人は、いい勉強をしたことになる、という構図。 つまり、「この仕事は、私にとってそういう価値のあるものになりました」と言いたい場合の表現である、という本質的な意図を見逃してはいけないでしょう。 「価値のあるものに変化した」という意外性のニュアンスが込められていることが要点になるでしょう。 3. >「仕事が何か別のものに変化した」という発想・意味がどうしても理解できません。そこがネックになっているようです。 : 原文の「勉強になった」の「に」の用法を、どう解釈するか、ということです。 「変化」という要素が介在しなければ、説明がつかない、とわたしは思います。 「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」の「に」の用法について、Mister0413さんは、どう解釈されますか? この角度から検討してみると、わかりやすくなるかもしれません。 説明の仕方が下手なので、要点を掴んで、また、系統立てて説明できていないと思います。 腑に落ちない点は、再度、お知らせいただけると助かります。    

Mister0413
質問者

お礼

1. #4のお礼では「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果があった」と「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果のある仕事であった」との違いに気がつかず、不用意なコメントをしてしまいました。 私は「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果があった」しか眼中にありません。よって私の解釈では「今度の仕事を通じて、いい勉強になりました」は「今度の仕事を通じて、私にとって、経験を積むという効果があった」となります。これは私が理解する「なった」の意味に合わせて「今度の仕事を通じて、私にとって、経験を積むということが結果として実現した」と言い換えることもできると思います。 「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」と「今度の仕事を通じて、いい勉強になりました」とは、文構造が違います。後者の場合、変化したものがあるとすれば「仕事」ではありません。その点こそが、hakobuluさんとの議論が噛みあわない根本原因ではないかと思っています。 2. 今回問題にしているのは「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」という文です。まずそこを確認した上で、論を進めましょう。 hakobuluさんは「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」→「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果があった」と言っています。 これを「この仕事は、私にとってそういう価値のあるものになりました」「価値のあるものに変化した」というようにとらえることも可能ですが、私は「今度の仕事をすることによって、経験を積むことが結果として実現した」のようにとらえます。この点も、hakobuluさんと対立する部分でしょうね。 3. 「に」の文法的意味ですが、この文では次の用法だと解釈いたします。 帰着点や動作の及ぶ方向を表す。 「家にたどりつく」 「車に乗る」 「危篤(きとく)におちいる」 よって「経験を積むことになった」は「経験を積むことが結果として実現した」という意味に解釈しています。

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