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「勉強になった」の意味的解釈

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.2

この「なる」は、大辞林の【(1) 物・ことが結果として実現・成立する。】ではなく、 【(4)ある機能をする】という項目の中の、【(2)プラスまたはマイナスの効果・機能がある。 「ために-・る本」 「名誉と-・る」 「激励がかえって重荷に-・る」】という用法に該当すると思います。 http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E3%81%AA%E3%82%8B&match=exact&itemid=DJR_naru_-020 「この本は、私にとってためになった」→「この本は、私にとって、役に立つという効果があった」 「今度の仕事は、私にとっていい勉強になった」→「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果があった」 というニュアンス。 「今度の仕事は、私にとって、経験を積むという効果のある仕事であった」という意味であり、「単なる仕事」ではなく「効果のある仕事」というものに変化した、そんな性質の仕事であった、と言っているわけです。 この「変化する」という要素が生きていればこそ、「効果・機能がある」という用法が派生的に生じたと考えるのが自然でしょう。 因みに、「今度の仕事を通じて、(私にとって)経験を積むという効果があった」は、論理的意味を成さないため、「今度の仕事を通じて、いい勉強になった」という文は成立しません。 「今度の仕事は、私にとっていい勉強をした」が成立しないのと同様です。 「今度の仕事を通じて、いい勉強をした」であれば問題ありません。 「なった」と「した」では用法が異なるため、どちらかが誤りである、と捉えるのが妥当です。 >結果的に「私はレベルアップした」という意味の文であって、「仕事が何か別のものに変化した」と考える余地はないものと思います : 「私はレベルアップした」は、おっしゃるように結果的な意味であって、言ってみれば意訳で、その構造として「仕事が何か別のものに変化した」という直訳的意味が存在しています。これら構造(骨組み)と結果(完成形)を同列に論じるのは無理があるかと思います。    

Mister0413
質問者

お礼

「変化する」という要素に着目することには、どうしても素直には受け入れられません。 もちろん「不用意な発言が紛糾のもととなる」などであれば、「変化する」という意味があることはわかります。それと「今度の仕事はいい勉強になった」が「経験を積む」という意味になることを考え合わせると、どうやら「勉強」という言葉に異質なものがあるという気がしていました。 #3さんはその点を指摘されているようですし、#1さんの観点もあり得そうな気がします。 hakobuluさんのご回答をベースに議論を進めると、どこまで行っても平行線をたどるだけのようですし、ここでお二方の回答内容も含めて展開してはどうでしょうか。

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