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中小企業経営者の個人の定期預金に関する疑問
- 現在リスケジュール中の零細企業経営者が、個人の定期預金を会社の取引銀行で作るべきかどうか悩んでいます。
- 定期預金をすることで信用力が高まるかもしれませんが、返済猶予中に返済を迫られたり、定期預金の証書が担保として要求される可能性もあります。
- 息子の名義で定期預金を作るべきか、別の銀行で管理するべきかも疑問です。詳しい方の助言を求めています。
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現段階においては、借りる銀行と預ける銀行を別にするべきです。 リスケ状態にある状況では、これまで築き上げた信用は崩れてしまっています。公私共に深いほど、信じてきた銀行にとっては、裏切られた思いをしているはずです。リスケ中の銀行にとっては、法人の預金でも個人の預金でも、預金ではなく弁済充当して欲しいと思うのが本音です。「返済を猶予してあげているのに、堂々と預金をして、返済逃れをする気か。」と債権者である銀行は憤るのです。 それに、リスケしている銀行が複数であれば、協調して返済猶予をしているはずですから、特定の銀行だけに預金をするのは好ましくありません。預金するだけの原資があるならば、プロラタで弁済充当(貸出債権の残高割合で弁済充当額を決める方式)するか、プロラタで預金をするかです。リスケしている銀行からすれば、「面倒だから、余計なことをしないでくれ」と思うはずです。 「信用」というものは、一度無くすと取り戻す為には相当な時間が掛ります。一旦リスケしたならば、企業業績を回復をさせ、弁済額を元に戻し、遅れていた分も確り充当した後、一定期間遅れなく弁済実績を続けて、ようやく「信用」が取り戻せると考えます。そして、銀行は、何年もそうした実績(=信用)を築いてきた企業や経営者の将来(未来)を「信頼」するようになるのだと思います。
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- kingyo_tyuuihou
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>個人の資産はまったく別の銀行で管理するほうが良いのでしょうか? どちらかといえば、これですね。 ・そこそこ溜まった時点で返済に充てろと言われる。 ・できなきゃ、とりあえず担保に入れろと言われる。 ・最悪、預金を差し押さえられて夜逃げの資金にもできない。 リスケの最中に信用力もくそもあったもんじゃありません。 もし取引先が大手都銀なら、地方の信金あたりで新たに作っておくといいです。 そのほうが先々小回りも効くでしょう。 最悪のことも考えると息子の名義。と言うのもありだと思います。 この場合は、税務署に贈与税の申告もしておくとよいでしょう。 もちろんリスケの先には内緒です。
お礼
ご返答いただき誠にありがとうございます。 返済の催促や担保への催促が出てくるのであれば、 正直他行に作りたいと思います。 仰るようにですが、小回りのきくお金にしたいと考えています。 最悪のことを考え、贈与も視野に入れることも考えます。 いずれにせよですが、リスケ先に返済に充てる現金があると言う認識を 与えることがあまり良くないことだと勉強になりました。
お礼
御礼が遅れてしまい大変申し訳ございません。 大変勉強になる内容で感謝しております。 銀行の信用というものが、どういう観点でどう考えられているか、 今まで知らなかったです。 今後の信用の取り戻し方もどうすればよいか悩んでいたことです。 本当にありがとうございます。 銀行には心苦しいですが、アドバイスの通り 別の金融機関に預けようと思います。