ノーベル賞と「社員の発明は会社のもの」政策

質問

社員の発明を「無条件で会社のもの」とする新方針
http://okwave.jp/qa/q8740577.html

中途半端に欧米化した現代日本～陰鬱な抑圧・閉塞感
http://okwave.jp/qa/q8765549.html

先日投稿した質問です。

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そして、今週、、、

青色LEDの発明者がノーベル賞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-00000022-jij-soci

報われましたね。
予想していましたが案外早かったので驚きました。

社員の発明は無条件で会社のものに出来るよう、
政府が法整備に向けて検討を進めています。

その動きに対し、この受賞はどのように影響すると、
あなたは考えますか？！

教えてください。

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終身雇用が崩壊して、
本来セットであるはずの年功序列だけが残り、
使い捨て被雇用者が増え（民だけじゃなく官までやってる）、
既得権を持った者ばかりが優遇される現代日本。
極端な【減点一方式】の社会です。

当方は終身雇用の支持者ではありませんが、
終身雇用と一体ならば、社員の発明は会社のもの、
という考えはまだ理解できます。

非正規労働者から知恵だけ絞って捨てようとする動きが、
今後出てくるかもしれません。
「名ばかり管理職」で有名な経済界の圧力に屈して、
政府が知的財産の搾取にまで加担しようとしています。

他人事ながら「怒り」を感じます。

シナ・朝鮮だって、こんな陰湿なことはしないでしょう。

回答No.5

localtombi · ベストアンサー

某日亜も祝福しましたが、あたかも我が社も大いに貢献して受賞したようなコメントでしたね。
さて、社員の発明を「無条件で会社のもの」とする新方針が打ち出されたのは、当初「発明対価訴訟」で２００億円もの判決が出て、経済界がビビッて政府に対して何とかして欲しいという要望を出したことがきっかけでしたね。
経団連べったりの自民党政府としては見過ごすことができないため、こういう動きを見せているわけですが、牙をむいた当人を含めて３人がノーベル賞を取ってしまいました。
多分、政府としては研究開発費を大幅に増やすでしょうけど、発明対価で研究者に利益を与える政策は取らないと思います。
研究者を優遇しても、選挙には勝てませんからね。

回答No.11

hougai33

>ノーベル賞の賞金を会社が横取りしたら変じゃありませんか？

↑なんですかそれ？私はそんな意見は言った覚えはないですがね。

>ちなみに、当初、青色LED発明対価として、
会社からは二万円しかもらえなかったとか。

↑それは知っていますよ。ほんと酷いですね。
だから、先のコメントで、
「ただ、会社（及び社会）に貢献したのは間違いないのはもちろんだし、それ相応の特別な高額のボーナスなり、特別昇給なり、なんらかの厚待遇をしてやればいいし、してやるべきだと思います。」

と申した訳です。最初に会社側が示した待遇があまりに酷いと思ったからです。上記の私の意見はスルーですか？

>あなたは経営者だったとしたら、
きっと上記リンク先の質問者の考えも
酷く批判するんじゃないかと思います。

↑勝手な憶測ですね。そんな風な意見は、へんな掲示板に書き込まれているようなコメントと変わりないように思います。

とにかく、私にいちゃもんを付けたい気持ちだけは伝わってきますが、それ以外にこちらに感心と関心が芽生えるようなものは何も伝わってきませんね。

説得力を何も感じません。私は素直に説得力のある意見を聞いたらなるほどと引き下がりますし、そのような意見なら私の意見とかなり違っていても素直に賞賛するつもりです。

私は、たとえ意見が違っても議論はしたいとは思います。
ですがそのようなものではなく、単にいちゃもんのようになるのは馬鹿馬鹿しいので、この返答もしないでおこうとも考えました。

ただ、大変失礼ですが、このお礼コメントを読む限り議論できる人には思えません。
いちゃもんの付け合いのような不毛なやり取りはする気はございませんので、これを最後に失礼しますね。あしからず。

回答No.10

hougai33

No.9です。記述間違い、訂正です。

×東亜
○日亜

大変失礼しました。

回答No.9

hougai33

会社の設備や開発費の支出、研究する環境を与えられていたからこそ、発明ができたんだしできるのです。

最初からどの組織にも所属せず、独立した人間が自分の器量で、自身の貯金から、あるいはどこかから自身の営業力でお金を集め設備投資し、発明したのではありません。
また、研究自体、研究している期間自体は生産性がなく、その時期はお金は1円も生まない。

そういう期間の生活費、さななる研究費、開発費等も自力で開発するのならば自分の器量だけでなんとかしなければならない。

そして研究・開発に成果がやっと出たとしても、それを生産する設備、販売戦略、広告費、その他の人件費等の様々な経費、　特許等の取得に掛かる経費等、その研究開発が難しいものであればあるほど、さらなる膨大な経費が掛かってきます。

それがすべて順調よくクリアして行った後に初めてお金が実際に入ってくるのです。

お金が実際に自分の懐に入ってくるのにも若干のタイムラグがある。
個人のお店の現金商売とは中々ならないから、売れた瞬間に懐に入るわけでもない。

これが商売であり、企業であり、ビジネスの難しさとリスクなのです。
このようなお膳立てを大きな会社は研究者の社員に対してしてあげているし、与えることが出来る　してもらえる。

会社に帰属するのは当然だろう。
不服があるならば、自分の力だけでやるべきだ。　できますか？

自分でやろうとすれば、少なくともそれがどれだけ難しいものか判るだろう。たとえ研究者としての能力自体は優れたものがあったとしても、それだけでは大きなお金を生み出せる成果とはならないし物事が成せないということを、肌で感じるはずです。研究とビジネスの両立がいかに個人の資質だけでは困難なものか…

もちろん、それが自分の器量だけでやれたなら絶賛されるでしょう。

社員側を擁護している輩は、リスクを背負った経験がない、会社という親に常に扶養されている有難さに気付いていない、典型的なサラリーマン根性なのでしょうね。

まあ、こんな嫌味をいうとその事実は認めずに反感だけは買うでしょうがね。

ただ、会社（及び社会）に貢献したのは間違いないのはもちろんだし、それ相応の特別な高額のボーナスなり、特別昇給なり、なんらかの厚待遇をしてやればいいし、してやるべきだと思います。

通常ではまずしないようなかなりの厚待遇をしてやればいいのではないでしょうか。

中村氏の東亜との渋々の和解に至っての会見は非常に違和感がありました。優秀な研究者なのは間違いないのでしょうが、それだけにあまりに世間知らずだなという印象を受けました。

受賞と成果の帰属は別問題ですよ。研究者のものとはなって行かないでしょう。

お礼

発明成果は会社のもの、知的財産は発明者のものでしょう？

ノーベル賞の賞金を会社が横取りしたら変じゃありませんか？

法整備が進んで知的財産も会社に無条件で帰属したら、
日本人研究者にノーベル賞を授与することすら難しくなり、
国益を損ねることになりかねません。

あなたが経営者かどうか知らないけど、
こんな世情だったら「怒り」を持つ労働者もふえるでしょう。

ちなみに、当初、青色LED発明対価として、
会社からは二万円しかもらえなかったとか。
２０年くらい前にテレビで見ました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10112430840
→企業のコンプライアンス室は、
社員に対する「おとり捜査機関」だそうです。
上から目線で粋がって言われても・・・。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11135496456
→「万引き映像公開ほのめかし」で
店主に犯人に対する脅迫罪が成立済だと
威張る弁護士を批判したりする人間は、
企業にとって【テロリスト】なんだそうです。
初めて知りました。

あなたは経営者だったとしたら、
きっと上記リンク先の質問者の考えも
酷く批判するんじゃないかと思います。

補足

成果というより「知的財産」の問題ですね。
成果は会社のものでしょう。

回答No.8

sirousagi1

ここに回答を寄せる方々も経営側に立って回答をしたらどうなんだろう。

これは、ひょっとしたら交通違反の違反者と取り締まり側の言い分と類似するところもありそうです。

企業の規模に関わらず、製品開発を目指すところは研究室やら開発室なんてのがありますよね。
入社する際に、在籍中に特許等の発明なにがしかをした功績でも会社の所有権にするとした誓約書にサインするんです。これは、部署が事務職でも同様にする会社もあるようですね。

会社としてみれば、モノになるものを出来るか出来ないか見通しがつかない経費は大変なものです。
大学の研究室にかける経費やコンビニの新作弁当開発とは訳が違うと思います。

会社としても報奨金や功労金などを資格取得と同様に予め示しておけばよかったろうに思います。

その内容がイヤなら、そ～っと退職してときを見計らってメディアに発表とか、企業に売り込むとか。
発明した嬉しさのあまり無防備に騒いじゃうからいけない。
予め、用意周到にいかないと・・・。

盗みや恨みの中韓に発明は無縁な話に思います。比較は難しいでしょう。

回答No.7

denden_kei

会社と発明者、どちらか「独り占め」しようとするからダメなのだと思います。

会社は、物になる/ならない特許を含めて無条件に費用を出す代わり、当たれば「大部分」をもらえる。
発明者は、上記玉石混淆の特許も無条件で買い取ってもらう(お小遣い付き)。当たって「残り少し」をもらえても、個人としては使いきれないくらいのお金に。

...というWin-Winの関係がよいかと思います。

＞非正規労働者から知恵だけ絞って捨てようとする動きが、
今後出てくるかもしれません。

現状の非正規労働者の職務内容から見て、それは無いです。

また、絞れるような特許が簡単に見つかったら苦労はしませんし、
そういう特許を作れるような人は金の卵であり、捨てるなんて勿体無い。

回答No.6

noname#203343

私はどちらとも言えないです。
ある小さな会社が他社にない特別なものを目指して研究する場合、誰かがしなければなりませんよね、
会社って人ではないから実際は社員が動きますね・・その研究が実った場合会社でなく社員に行くのであれば、
会社は成果を得る方法がないのではないですか？
たまたまその仕事をした社員が非正規労働者だった場合、その社員はそこの会社で得た成果を持って他の会社に行けますが
元の会社はその社員がいなくなったら何もなくなります・・・

これはこれで　どうなんでしょうか

回答No.4

mrst48

研究のために企業が
設備・カネ・人員をつぎ込んでの成果なのか
研究者の成果なのか。

研究者をサポートする「モノ」を企業が揃えるのか、
他の機関や研究者個人で、揃えるのか。

政府は、それを企業が揃えるのであれば
その成果は企業のモノとするとの事だと感じます。

受賞が決まったから、成果を研究者のモノとする流れには
なってはいかないと思います。企業以外が揃えたモノでの成果は
研究者だけの、成果にすぎないだけだから・・・。

回答No.3

ミッタン（@michiyo19750208）

難しいことはわからないけど

一番得したのは中村さん

一番損したのは日亜化学

これで日亜も徳島も大打撃

島津製作所の田中さんとどえらい違いです

もっとまともな対価を払っていたら日亜も株が上がったでしょうに…

ひいては徳島の活性化にも繋がりますよね

ちなみに私の職場では「特許になりそうなネタ」が採用されるとお小遣い￥10000

(私は派遣なので関係ありません)

給料明細には反映されないらしく、男性社員は内緒の小遣い稼ぎに頑張っています

ってことは、ウチはまだまし？

回答No.2

mainas5656

会社で発明したものが社員のものになって他社の技術にでもなったら会社が開発環境を与えるメリットがなくなってしまいます。そうなれば開発という行為そのものが破綻しかねません。そうならないように技術は会社のもの、代わりに社員には報酬を与えるというのは理に適っていると思います。

回答No.1

haiji1996

まさにこの業界にいるので、身近に感じます。企業側の気持ちもわかるんですけどね。。メーカーにとっては、発明品の特許は、競合他社に対する優位性を確保するための、死活問題ですから。。だから、どんなに不況になっても、企業は広告費は削っても知的財産への投資は削減出来ない聖域なんですよ。私は個人的にその恩恵を受けているので何とも言えませんが。。でも、今回の受賞で中村さんは、特許権をはるかに上回る栄誉を手に入れたので、仰る通り報われましたね。心から祝福します。