ぽっちゃりだとは思います。もう少し厳しく言えば、結構太っているかもしれません。
かもしれません、って歯切れの悪い表現なのは、全体的に太っているかどうかより、バランスが悪いのです。太ももなどは、もしかすると写真編集でカットされたのかもしれませんが、その太さ(特に太くないです)に比べて、お腹がかなりぽっこりです。二の腕も太目かもしれませんが、そういった部分と比べて、極めて太い、出っ張っている。ウエストがあまり感じられない、男性が太ったような体型(内臓脂肪型肥満)に見えます。
女性で閉経前だと、こうはならないです。ただし、それは普通に筋肉が使えていればの話です。ときどき、筋肉、特に速筋が緩んでいる人がいます。筋肉中に脂肪がたまっていることもしばしばです。プロポーションは速筋が作っていますから、速筋がなまっていると、断面がひしゃげ、長さ方向には垂れ下がる感じになります。
その上に皮下脂肪が乗ります。仮に皮下脂肪を薄くするようにダイエットできても、その下の速筋の形状が緩んでいては、いくら痩せて体型は緩んだままです。体重以上に太く見えもしますし、実際にサイズも体重相当以上になります。
お腹ぽっこりの場合、お腹を触って分かる腹筋(腹直筋、腹斜筋等)より、腸腰筋(特に大腰筋)という形が表に出てこない筋肉が大事です。それが弱っていると、腹筋をいくら鍛えても解消しません。腸腰筋は腹筋を引っ張ってお腹を平らにしますし、姿勢を良く保って骨盤を適正な位置に置く働きもあります。プロポーション上、とても大切です。
繰り返しますが、全体的な太さ、体重よりも、バランスが悪いのです。それは、速筋が弱っているためと思われます。体重を減らすことを考える前に、速筋をしっかり鍛えましょう。目一杯重い負荷でやっても、筋肉は太くはなりません。女性は筋肉を太くしにくいし(テストステロンが少ないため)、男性でも脂肪太りしながらでないと太くできません。体重を増やさない程度の食事量なら、速筋の形状が良くなるだけです。
目一杯といっても、ウエイトトレーニングは最低でも非常に重い重量可変ダンベルとベンチが必要です。それは大変ですから、負荷が軽めでできるスロトレがいいでしょう。実見した範囲では女性向けには「スロトレ(石井直方)」がよくできた教本でした。基本編は道具要らず、応用編も椅子と軽めのダンベルでできる構成になっています。女性特有の問題にも触れています。
それで要領が掴めたら、ラバーチューブでのトレが手軽です。軽いですし、安全です。ウエイト用道具と比べて安価です(近所の自転車屋で古チューブもらえれば、タダだったりする)。
それで、皮下脂肪の下を整えたら、かなり違ってくるはずです。そうなってから、身長に応じて適切な体重目標を設定して、ダイエットを始めるとよいでしょう。くどいようですが、体重を先行させてはいけません。キログラムよりセンチ(※体重よりサイズ)です。
お礼
ありがとうございます‼︎ アドバイスのとおり、鍛えてみようと思います‼︎たくさんの情報ありがとうございます( ´ ▽ ` )‼︎ とくにお腹周りを細くできるように、 頑張ります!