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平衡状態に達するまでの時間
A+B⇔C+Dのような化学反応があるとき 最初AとBだけだったものが平衡状態まで達するに要する時間は濃度や温度に依存すると考えていいでしょうか?濃度が10倍であればその時間も10倍というのは単純すぎると思いますが,目安のようなものはあるのでしょうか
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- aaadfe
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こんばんは。他の解答者様がおっしゃるように、目安はありません。化学反応式に現れていない要素があります。そして、それは反応の種類によって異なります。AとBが具体的にどんな物質であるかによって変わるのです。濃度と温度に依存することは間違いありませんが、それがどのような関数で表されるかは、反応の種類によって変わります。
- doc_somday
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>目安のようなものはあるのでしょうか 残念ですがありません。 #1のお答えの滴定の様な反応は「拡散律速」で進むと考えられています。 重要な概念です、定義も厳密で私の手に余ります、wikipediaに任せます。 非常に速いですが、酸塩基滴定でさえコニカルビーカーを「ゆっくり振れ」と習います、激しく振ると二酸化炭素を吸って酸性側に移ってしまいます。 研究者はメンドイので磁気攪拌機と攪拌子でかき混ぜます。 酸化還元滴定で、過マンガン酸カリウムを使う時は、暖め、触媒となるMn^2+が出来るまで気長に待ちます、二酸化炭素の影響は無いからのんびりやった方が良い。 一般に平衡は、「充分長い時間」を前提としています。この定義は数学の「充分大きな数」と同じで「無限」という定義できない表現を避けるために使われて居ます。 ですから簡単に言っちゃうと、無限の時間が経過すれば成り立つよ、というあきれた代物です。 私はこの「平衡」と「速度論」にこだわり過ぎ、学会で何度も優秀な先生方に指摘されたのに、自分の意見に囚われて「悲惨」な目に遭いました。
- nious
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反応の種類に依存しそうです。 例えば溶液を十分に撹拌する条件であれば、中和反応(酸塩基平衡) や 沈澱生成(溶解平衡)等は殆ど一瞬と云えるだろうし、酸化還元反応 や 錯体生成 等はかなり時間のかかる反応もあるでしょう。一概には云えないと思われます。