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昔の広告ポスターについて

現代に比べて昔の広告ポスターは映画にしろ、商品にしろ、 現代の写真や実物のものではなく 油絵でかいたようなイラストのようなデザインで表現されているものが多いです。 それはどうしてですか? また昔のポスターの特徴と現代のポスターの特徴を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.2

 まったくの門外漢ですが。  写真は、デジタル化される以前は、修正が非常に難しいものでした。何せ、「フィルム」に直接焼きついたものなので、これを「ポスター」に適したように、一部を強調したり、遠近感・立体感をもたせたり、ぼかしたり、一部を入れ替えたり、というのが非常に難しかったのです。  写真や映画の一場面をポスターにしたい場合、これを修正するには、結局人間の手が入るので、だったらいっそのこと目的に合わせて(強調したところを強調し、不要なところをカットし、追加したいものを書き足し)全部描き直してしまおう、ということだったのではないでしょうか。  こんな映画ポスター、実際の写真よりも迫力がありますよね。 http://members.jcom.home.ne.jp/spu/pab06.htm  アメリカのポップアートの始祖であるアンディ・ウォーホールは、「シルクスクリーン」という写真を加工する方法で新たな分野を切り開きました。ここ20年では、写真データのデジタル処理で、様々な加工ができるようになったので、「描き直す」というようなことはほとんどしなくなったのでしょうね。  ↓ 有名なマリリン・モンロー(1967) http://www.linkclub.or.jp/~kawasenb/warholn.html

noname#197814
質問者

お礼

なるほど。 アンディ・ウォーホルが新たな分野を切り開いたことも 関係していたのですね。初めて知りました。 すごくわかりやすく説明してくださってありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • me-guru
  • ベストアンサー率57% (308/535)
回答No.1

「昔」というのがどれくらいの範囲をさすのか不明ですが 技術的な側面から 一つの見方として ポスターデザインする側も 写真・製版・印刷の技術による限界があったのではないでしょうか? また技術的にはその時代可能であっても「高価であった」可能性があります。 写真のイメージをIllustratorやPhotoshopでオフセット等印刷に簡単にできる現在では 考えられなかった苦労があるのではないでしょうか?  デザイン表現を広げるために製版の職人から学んだというデザイナーの話も聞きます。  デザイナーのイメージを、オフセット等印刷などに変換する作業である  製版の技術は、これらのソフトによって安価で個人でもある程度可能で  これらソフトに置き換わってしまいました。   参考まで PDFファイルですが 描版から写真平版へ ポスターに見る 印刷表現の広がり http://www.printing-museum.org/communication/column/pdf/column_7.pdf 他にも 印刷博物館のコラム面白いですよ。 http://www.printing-museum.org/communication/column/backnumber.html

参考URL:
http://www.printing-museum.org/communication/column/pdf/column_7.pdf
noname#197814
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございます。 やっぱり時代の変化はすごいですね 技術はあったとしてもそれを実際に行うには経済面でも問題があったということですね。 資料も参考にさせていただきます。ありがとうがとうございました。

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