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憲法九条;自衛戦争について

noname#208590の回答

noname#208590
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回答No.7

新しい問いかけを頂いたようなので、改めてお答えしたいと思います。 まず、私が対中国の局地戦で勝ちと思うのは、かの国の上陸戦力を無効化した場合です。いくら船と飛行機が揃っていても、最終的に「場」を押さえるのは陸上兵力、歩兵です。占領するには、結局現地に止まり、占領地経営を行う戦力を、「場」に張り付かせる必要があると考えています。それの上陸を阻止できれば、戦略上の勝利(相手の目的を挫く事)として考えても良いのではないでしょうか。 そのためには、常識的には制空権・制海権を確りと抑えることが肝要なのは、太平洋戦争の時代から変わらぬ真理だと思います。 幸い攻め手は向こう。こちらは制空戦闘機の活動圏内で待ちうけ、長躯押し寄せる敵戦闘機を海上と共同で撃退する、そして制空権を失った上陸艦隊を海と空から攻撃し、護衛を剥ぎ取り序陸戦力そのものを痛打する。その結果として相手の戦略意図を挫き、戦争を固着状態に持ち込む。一回なら、いまの状態の兵器・兵員錬度から見ても、十分可能だと思われます。自衛隊は一枚看板ですが、その分だけ看板があるうちは、十分な戦闘力を保持していると思って、差し支えないと私は思っています。 そして、前の回答でも述べたように、船も飛行機も、簡単に補いの着くものではありません。ただ一回、それを成し遂げれば、そこから停戦の糸口を探ることは可能ではないかと、私は考えています。 これは、現状の場合の想定で、20年後どうなっているかは分かりませんが、上記のようなことを、相手に考えさせることが必要です。実際に運用されなければ「張子の虎」も本物の虎も変わりません。私は、これが抑止力だと考えています。現状は、自衛隊が中国海軍・空軍に劣るとは考えづらいと思いますが。 質問者様は、仮に日本が局地戦を制した結果、核の使用を懸念されているようです。ただ、核兵器はそんなに簡単に使える兵器でしょうか?局地戦で負けたから使う程度のハードルの兵器なら、アメリカはベトナム戦争で使っているとは、思いませんか? 核兵器は、文字通りの最終兵器です。彼が使えば私も使う。お互い戦う意味も、勝ち負けすらもどうでも良くなる人類絶滅戦争の引き金を引く覚悟が(つまり自分たちも滅ぶ覚悟がなければ)使えないのが、核兵器ではないでしょうか? 少なくとも、現在までの核兵器に対する世界共通の認識はそうであり、それが「抑止力」として、働いてきました。アメリカも、それを信じさせるような言動は中国に対して行うでしょう。ここで重要なのは実際に使う使わないではなく、「相手が使うかも}と思わせることです。この楔が効く限り、核兵器は使われることはありません。 私が、核戦争を心配の対象から外すのはそれがあるからです。 また、質問者様は「東洋の何処にあるかもわからない無人島のために、アメリカが核戦争の危険を犯すと思えますか?」と仰いましたが、それは中国にも言い換えることが出来ると思います。それは国運と世界の命運をかけて争うべき「場所」なのか?と。 これらは私の考えであり、無論核リスクを重く考える考え方があってもいいと思います。もしかしたら権力者の乱心から、ボタンが押されてしまうかも知れませんし。 ただ、そんな低い可能性のために、高い可能性で対処できる事柄まで、諦めてしまうことは無いのでは?と思います。今できる範囲の事を確実にこなし、その上でさらに危険性の低いリスクに備えるのが、本来の国防のあり方だと、私は考えています。 最後に、自衛戦争すらも放棄するのは、私には理解できません。上記のような考えがあるからですが、同時にチベットのような現状を甘んじて受け入れるというのは(他に方法が無いならともかく)、避けたいからです。少なくとも、相当の確立で跳ね返せるであろう危機を、従順に受け入れることは、私はしたくありません。 無防備マンは利敵行為だと、私は思っています。 如何思われますでしょうか?

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