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羽根突きって・・・

ekuboの回答

  • ekubo
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回答No.3

 ある説を紹介します。  重力に逆らって空に高く上げる遊びは、冬から春にかけてが多いようです。凧揚げ、羽根突き、蹴鞠。外国ではブランコ。  これは、冬に弱った太陽の力を復活・再生させる呪術とされています。冬、太陽の高度は低くなり、いつ地上から顔を出さなくなるか、不安です。その弱った太陽を活性化させるため、より高く引きあげる呪術を行いました。  突くという行為は、地霊を呼び覚ます呪術です。冬に眠っている大地を杖などで突いてまわり、春の訪れを告げる行事があります。  鳥は、季節を知らせる神の使いです。また、人々の願いを神に届ける役目も果たします。  よって、正月行事の羽根突きは、衰えた太陽の力を復活・再生させ、地霊を呼び覚ます「春を呼ぶ呪術」に起源があると思われます。

aminn
質問者

お礼

子供の頃に何気なくしていた遊びにそんな意味があるなんて、とっても驚きました。新しい解釈の仕方を知り、とても参考になりました。ありがとうございます。

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