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イチゴ農家さん又はイチゴプロいらっしゃいませんか?
イチゴを庭の同じ場所に毎年植えつけて収穫を楽しみたいです 連作障害などがあると思いますが、実際何センチほど土を入れ替えればよいのでしょうか? その時にどの様な処置を行えばよいでしょうか?(石灰や堆肥等) プロの意見が聞きたいです
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相当昔になりますが、親の手伝いで天地返しを行った経験があります。 天地返しとは、表面の土と地中深くの土を入れ替える事を言います。 要は連作障害を引き起こす病原体が潜む土を、潜まない土と入れ替え て障害が起きないようにするのが主な目的です。地中深く埋めてしまう ので、途中深くでは病原体は生きられないので、以前は天地変え作業 を何処の家庭でもされていました。一切薬剤を使わないので、最も安全 な方法と今でも言われています。 作物の場合は、理想とする深さは地表から1mの土と、1m下から2m の土を入れ返す事です。つまり掘り上げる深さは2mとなります。 畑ではなく庭のようですから地表から50cmの土と、50cmから1mまで の土を入れ替えられたらどうでしょうか。 ただし50cm下の土には微生物は生息していませんから、新たに土を 作り直す必要があります。 天地返しが連作障害を防ぐ最も安全で確実な方法とされています。 石灰を入れるのは酸度調整をするのが目的です。堆肥を入れるのは 排水性、通気性、保水性、保肥性の悪い点を改良して良い状態に保た せるのが目的です。天地返しをしないで酸度調整や土壌改良をしても 連作障害の被害からは防げません。