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茶碗にやたらこびりつく米
高級な和食屋さんに言って、おばんざ定食を食べたのですが 茶碗のお米がやたら茶碗にこびりついてすごく食べにくかったです。 お米は国産だそうです。 食器に強力にこびりつく原因はなんでしょうか?
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コメ自身のネバリはさておくとすれば、3つ要因がありそうに思います。すなわち、(1)茶碗の表面の状態、(2)お米粒の表面の状態、それに(3)食べ方。 (1)磁器や漆器のような、表面が非常に滑らかな茶碗に接している米粒に注目すると、茶碗と米粒との間に空気の層ができないため、ちょっと押しつけただけでくっつくでしょう。ガムをくっつけるような状態です。だから、ざらざらした肌理の陶器の茶碗ならくっつきにくい。なお、ツルツル表面の茶碗でも、器が冷たくて表面が湿っていれば、水の表面張力でくっつくだけですから、簡単に取れます。これは、stomachmanがいつも行く激安定食屋ではときどきあるんですけど、高級店には無縁でしょう。 (2)米粒がたっぷりムレていて表面に水の層が出来ている場合も、水の表面張力でくっつくだけですから、簡単に取れます。逆に、米粒の表面がうんと乾燥していても、粒の表面に薄く硬い層ができるために、くっつきにくい。これらは冷や飯をチンしたときに生じるような状態であり、やっぱり高級店には無縁ですね。 米粒がひどくムレてもおらず、あんまり乾いてもいないなら、くっつき易い。炊きたてをおひつでひっくり返すように混ぜて湯気を飛ばしよく空気を含ませた、いかにも旨そうなやつなら、まさしくこの条件を満たすでしょう。でも、食べかけで量が減った(つまり水分が蒸発しやすい状態になった)まましばらく放っとけば、米粒が乾き始め、一方、湯気が水気となって茶碗を湿らせもしますから、だんだんくっつきにくい状態になるようです。 (3)箸で米粒を茶碗に押し付け、さらには箸と茶碗の間で米粒を潰すと(最も極端な場合は「かっこむ」という食べ方ですが)、米粒が部分的に糊になる。もし米粒を茶碗になすりつけてしまった後でそれが乾いてくると、糊を乾かしているのと同じことで、強烈にくっついてしまう。あるいは、茶碗が水分を吸い込む材質(たとえば木の椀)であっても、糊になった米粒の接触面から水分を奪って、糊を固めてしまう。逆に、米粒の塊を箸で静かにすくい上げて食べれば、米粒を茶碗に押しつけないから、米粒が潰れにくく、くっつきにくい。 というわけで、たとえば、ツルツル表面の茶碗で冷めないうちにかっこむ、という場合にはくっつきやすそうですし、ザラザラ表面の茶碗でのんびり戴いているとあんまりくっつかないのではないか。となるとどうも、食べ方が一番の問題かも。
その他の回答 (1)
お米の良さではなく炊きたての時のご飯は茶碗に入れると熱で茶碗にくっついてしまいます それを何分か放置しとくとベタベタになって(茶碗にご飯がひっつく)ということになるかと思います 炊きたてのご飯は特に熱と水分を多く含んでますのでくっつきやすいのではないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。
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