優性遺伝について
優性遺伝について
私は教員採用試験へ向けて勉強している学生です。とある生物の過去問に理解できない問題があり、図書館も近所になく、周りの友人にも高校で生物を選択していた人がいなかったので、質問させていただきます。
問.ハツカネズミの毛の色には灰色、黒色、白色がある。この毛の色には2組の独立に遺伝する対立遺伝子(B,bとG,g)が関係しており、B,Gはそれぞれb,gに対して優性で表現型を〔〕で表すと、毛の色は、〔BG〕の場合は灰色、〔Bg〕の場合は黒色であり、それ以外の〔bG〕,〔bg〕の場合は白色になることがわかっている。
ある灰色の固体Aについて、遺伝子型がbbggである白色の固体と交配させる場合、灰色の子と黒色の子は生まれるが、白色の子は生まれないことがわかっている。この交配により灰色の子が生まれた場合、固体Aと、灰色の子の遺伝子型をそれぞれ正しく示しているのはどれか。
(1)固体A:BBGg 灰色の子:BBGg
(2)固体A:BBGg 灰色の子:GbGg
(3)固体A:BbGG 灰色の子:BbGG
(4)固体A:BbGg 灰色の子:BBGg
(5)固体A:BbGg 灰色の子:BbGg
解答としては(2)が正解と書いてありましたが、解説がなく、他の選択肢がどのように間違っているのかを確認することができません。生物のある程度の知識はインターネットで学習しました。遺伝子の表現型は双方から1つずつとってできるとあったのですが、(4)の子の遺伝子型に(白の固体にBはないのに)Bがなぜ2つあるのか、同じく(3)のGはなぜ2つあるかが、特に気になります。
簡単な問題なのかも知れませんが、どのように解釈すればよいのか、どなたか解説をよろしくお願いします。