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「明日、ママがいない」の批判について
色々騒がれていますが、 ネットのニュースや、それに対するコメント等を見ていると ドラマを批判している人、肯定をしている人半々ぐらいと受け取れます。 私は肯定側なのですが 批判的な意見に対して理解ができません。 確かに、そういう考えもあるよなとは思いますが、なんでドラマに対してここまでという感じです。 中にはノンフィクションベースのドラマもありますが、 これは見ていて、明らかにフィクションだと思います。(施設への取材等はあったみたいですが、だからノンフィクションベースだとも思いません) 実際、ドラマを見た人に悪影響が出ているとのニュースもありましたが 記事を見る限りでは、ドラマが何かしらのきっかけになったとしても、ドラマ制作側に批判を向けるのはお門違いだという印象を受けました。 私はこのドラマに対して、こういう意見を持っていますが この場を借りて、批判的な意見をお持ちの方のご意見を詳しく聞いてみたいです。
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- mojitto
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フィクションだからOKというわけではないでしょう。 法令違反を犯す前提のキャラクター(推理物の殺人犯など)を別として、 口と一緒に手が出る刑事はドラマでもいますが、無抵抗の犯人に拳銃を突きつける刑事はドラマにいますか? 金次第で手術を受ける医者はドラマでもいますが、気に食わない患者を体調の急変に見せかけて殺す医者はドラマにいますか? 料理がクソマズいシェフはドラマにでもいますが、出来た料理に鼻くそを入れるシェフはドラマにいますか? 子どもにどう接していいか分からない、子どもが好きになれない児童養護施設の職員ならドラマにいてもいいでしょう。 しかし今回のドラマはどうでしょうか。 百歩譲って仮にこれらがドラマにいたとしても、だいたいは対象が広すぎて、それに該当する舞台は絞り込めません。 が、今回については該当施設があまりに少なすぎ、「ポスト」に至っては特定できます。 フィクションといえど100%想像の産物ではなく、それが逆に視聴者のよく知らない世界で起きている日常だと思ってしまっても不思議ではありません。 特異な事例を持ち出したノンフィクションの方が、いくらかマシでしょう。 医者に万歳三唱や偉い人への返事は「御意」って言うの?なら、冗談で済むでしょう。 しかし質問者さまがお仕事や家庭について「法令違反、虐待などの人権侵害が平然とやっているの?」と言われたらどうですか?
- ultrabook
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ドラマ自体は、表現の自由であり、フィクションであることは明らかです。ドラマの中では「児童養護施設」と言う表現はなく「グループホーム」と言う架空の場所を設定しています。 テレビ局の宣伝戦略が間違っているのです。「児童養護施設」と言うキーワードを巧に使うことによって、視聴者の興味を引き、有名子役を抜擢することにより反響を呼ぶ戦略。 確かに、成功したようで14%と言う高視聴率をたたき出しています。 しかし、ドラマの場面設定は、虐待とは、なんぞやのオンパレードです。1時間20分の中に、これほど、虐待的表現を盛り込んだドラマがかつてあったでしょうか。 身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクト、全てが表現されています。短時間で、これほどの虐待表現を見せられた場合の、精神的な影響をテレビ局は、適切に想定しているのでしょうか。 例えば、学校を舞台に虚飾された設定で展開するドラマがありますが、学校は、全国民が、その通常の状況を認識しており、ドラマが虚構の世界であることを容易に判別できます。 しかし、児童養護施設の場合、殆どの国民は、通常の状況を認識して居らず、ドラマが虚構の舞台であることを判別しづらいのです。特に、福祉施策という情報を殆ど持ち合わせていない子どもたちは、虚構の世界と現実の世界を判別できず、誤解曲解に陥ってしまう可能性が大いにあります。 経済的設定も曖昧すぎます。まず、このドラマの場面設定では、確実に国や自治体の認可を受けることはありません。職員配置、部屋割り等は最低基準を満たしておらず、建物も老朽化が激しく耐震強度が満たされているとは考えにくい状況です。つまり、措置費(補助金)を受けられない状況で、子どもたちの生活費や学費、職員の人件費、建物の維持管理費を、どこから調達しているのだろうか。いくら、フィクションのドラマであろうと、ある程度、根拠のある場面設定にしなければ、矛盾だらけのドラマ展開になっていくのではないかと危惧します。 子役たちの演技力は素晴らしく、特に芦田愛菜の演技は、最初は、大げさな演技表現に感じましたが、ドラマが進んでいく内に、その表現に一貫性を感じ、後半での川の堤防での鬼気迫る演技は、涙を誘いました。施設長役の三上博史は、個性派俳優で、その演技力には定評があり、ドラマ序盤の魔王的態度がドラマ後半に意味を成していく表現が出来る俳優さんでしょう。従いまして、フィクションドラマとしては、十分に社会に影響を与える構成になっていくことは容易に想像できます。 それほどの影響力を与えそうなドラマだからこそ、テレビ局は、その宣伝戦略に慎重になるべきであったと警鐘を鳴らしているのです。 子どもたちは、大人たちに見守られながら成長していきます。それが、人間社会でしょう。確かに多くの動物たちは、僅かの期間しか親のサポートはなく、自立していきます。このドラマでは、幼い子どもたちに、精神的自立を図り、強く生きて行きなさいとのメッセージ性が見受けられます。自分で生きていくためには、支援者である里親さんを利用しなさいと言わんばかりのシーンもあります。まるで、国や自治体が推進している社会的養護と言う考え方に反旗を翻しているかのような印象を受けてしまいます。 コンセプトとして「子どもたちの視点から“愛情とは何か”ということを描く」と日本テレビはコメントしているようです。第1話で不幸のどん底を描き、そこから、愛情とは何かに気づいていくドラマ展開は、確かに演出としては常道で、視聴率を稼ぐ手法であり、経営手腕としては評価できます。しかし、子どもたちのニックネームの付け方など、影響力のあるドラマであるからこそ、最大限に配慮すべきであったと考えます。 ドラマの内容自体は、賛否両論があり、私としては、否定でもなく肯定でもない立場ですが、テレビ局の宣伝戦略は改めるべきであると思っています。キーワード「児童養護施設」を撤回し、ニックネームにしても、「やっぱり、名前で呼び合おうよ」とに切り替える決断が求められます。確かに、「親からもらった名前は捨てる」と言う、登場人物の設定が崩れてしまいますが、戦略的撤退も必要ではないかと思います。
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- ultrabook
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イントロダクションの文言が誤解を招いています。 物語の舞台は、児童養護施設 明らかに、現実の児童養護施設とは、違う舞台設定であり、「児童養護施設」と断定的に表現していることが誤解を招いてしまう。 親の愛から見離された少女たちが集まる これは、ドラマの設定だから仕方ありませんが、現実の児童養護施設に住んでいる子どもたちが、みんな「親から見放された」子どもと誤解されたら心外です。保護者としても、「仕方なく預けるしか道がなかった」と言う方もいらっしゃる。例え、現実的に「見離された」状態であったとしても、その現実を受け入れられず、親を信じ続ける子どもたちも確かに存在しています。 そこは、親のいない子どもたちが暮らす場所 舞台の年代が分かりませんが、この表現は、昭和40年代以前でないと当てはまらりません。映像を見る限り、現在を舞台にしています。現在の児童養護施設では、「親のいない子ども」の比率は、低いため、児童養護施設を説明する文章としては不適切です。 子どもたちがやってくる理由のほとんどは 虐待だ すごく、断定的な言い回しです。この文言を信じた人は、児童養護施設の子どもたちは、みんな、虐待を受けているんだと捉えてしまいます。また、外部の人が面会に来ている保護者を見た時、「あの人が虐待していたんだ」と色眼鏡で見てしまう危険性を秘めています。確かに、措置理由として、「被虐待」もありますが、平成20年の調査では、児童養護施設の場合、53.4%が虐待を受けていたとの結果があるものの、それは、「ほとんど」と言う表現には当てはまりません。 イントロダクションとは、ドラマの導入部ですが、その導入部に誤りがあります。日本テレビ、そして、スポンサーのみなさんの誰一人として、この誤りに気づかず承認印を押印したのだろうか。 それが事実ならば、組織のチェック能力を疑わざるを得ないと言えます。
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- Nebu3
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医療ドラマは医療職の人から見れば突っ込み所満載。 刑事ドラマも警察職員からみれば同じく変でしょう。 けれどそれらはドラマの大筋からすれば些末なこと。 専門職の人が苦笑して見るだけでだれも不愉快にはなり ません。(中には噴飯物もありますけれど) ところがこのドラマはわざと観る人を不愉快にさせて 後の展開を乞うご期待。だから僕自身はまあ後々面白く させるためだからしかたがないと思ってみていたのだけれど このドラマ作りにあたってどれほどの取材がなされたのか 大きく疑問になった。完璧に施設を再現する必要はないかも しれない。ドラマの都合上事実と違えることもありかと思う。 でもこの作品は恐らくそうしたデリカシーを持たずに創作 されたのではないかと思う。
- ultrabook
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明日、ママがいない と法律 もし、「児童養護施設」と言う言葉に人格があれば、名誉毀損で訴えるところでしょう。 確かにフィクションドラマであり、表現の自由は遵守されるべきです。しかし、それが、実在する公的名称を使い、全く異なる世界観を描いて良いとの根拠にはなりません。 存在しない架空の福祉施設を描くのであれば、存在しない架空の名称を創作すべきです。「児童養護施設」と言う名称を用いたのは、宣伝戦略として利用した以外に考えられません。名称の存在価値は、企業の利益に劣る存在価値と認識しているだろうテレビ局の姿勢に視聴者は気づくべきです。 従いまして、イントロダクションにおける表現の誤謬(ごびゅう)は、正すべきです。 「明日、ママがいない」ホームページのイントロダクション 物語の舞台は、児童養護施設 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 (職員) 第四十二条 児童養護施設には、児童指導員、嘱託医、保育士、個別対応職員、家庭支援専門相談員、栄養士及び調理員並びに乳児が入所している施設にあつては看護師を置かなければならない。ただし、児童四十人以下を入所させる施設にあつては栄養士を、調理業務の全部を委託する施設にあつては調理員を置かないことができる。 ドラマの職員人員配置では、児童養護施設の基準を満たして居らず、「児童養護施設」と表現しているのは不適切です。 では、地域小規模児童養護施設としては、どうでしょう。 地域小規模児童養護施設の設置運営について 4.定員等 地域小規模児童養護施設の定員は、本体施設とは別に6人とし、常に現員5人を下回らないようにすること(ただし、指定の直後はこの限りでない。)。 ドラマの児童人数は、ポスト、ドンキ、ピア美、ボンビ、オツボネ、パチ、ハン、リュウの8名であり、この時点で、地域小規模児童養護施設に当てはまりません。 5.設備等 (1)日常生活に支障がないよう必要な設備を有し、職員が入所している子どもに対して適切な援助及び生活指導を行うことができる形態であること。 (2)個々の入所している子どもの居室の床面積は、一人当たり4.95m2以上(幼児については3.3m2以上)とすること。ただし、平成22年度において指定を受けているものにあっては、なお従前の例による。 なお、原則として、一居室当たり2人までとすること。 (3)居間、食堂等入所している子どもが相互交流することができる場所を有していること。 また、ドラマでは、4人部屋となっているため、原則に反しています。 6.職 員 (1)地域小規模児童養護施設専任の職員として児童指導員又は保育士を2人置くこと。 (2)その他の職員(非常勤可)を置くこと。 職員数についても規定を満たしていません。 従って、ドラマの設定は、児童養護施設でも、地域小規模児童養護施設でもありません。 「物語の舞台は、児童養護施設」と言う断定的な表記は、撤回すべきです。 明日、ママがいない ドラマ内容 警察署の前で、施設長が直接、親から、ドンキを引き受けるシーン 児童福祉法 第二十七条 都道府県は、前条第一項第一号の規定による報告又は少年法第十八条第二項の規定による送致のあつた児童につき、次の各号のいずれかの措置を採らなければならない。 三 児童を里親に委託し、又は乳児院、児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、情緒障害児短期治療施設若しくは児童自立支援施設に入所させること。 つまり、児童の措置については、都道府県、実際は、児童相談所が担っており、児童相談所を通さず、直接、児童福祉施設と保護者がやりとりすることはありません。 里親さんが、ラーメン店で子どもを働かせているシーン 労働基準法 第六章 年少者 (最低年齢) 第五十六条 使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。 2 前項の規定にかかわらず、別表第一第一号から第五号までに掲げる事業以外の事業に係る職業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ、その労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満十三歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。映画の製作又は演劇の事業については、満十三歳に満たない児童についても、同様とする。 (年少者の証明書) 第五十七条 使用者は、満十八才に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。 2 使用者は、前条第二項の規定によつて使用する児童については、修学に差し支えないことを証明する学校長の証明書及び親権者又は後見人の同意書を事業場に備え付けなければならない。 第百十八条 第六条、第五十六条、第六十三条又は第六十四条の二の規定に違反した者は、これを一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。 児童福祉法 2 児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設又は児童自立支援施設においては、それぞれ第四十一条から第四十三条の三まで及び第四十四条に規定する目的に反して、入所した児童を酷使してはならない。 ドラマ内容から察するに法令遵守しているとは考えられません。日本は法治国家です。 ドラマの中での児童処遇 児童福祉法 第一条 すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。 2 すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。 (虐待等の禁止) 第九条の二 児童福祉施設の職員は、入所中の児童に対し、法第三十三条の十 各号に掲げる行為その他当該児童の心身に有害な影響を与える行為をしてはならない。 (懲戒に係る権限の濫用禁止) 第九条の三 児童福祉施設の長は、入所中の児童等(法第三十三条の七 に規定する児童等をいう。以下この条において同じ。)に対し法第四十七条第一項 本文の規定により親権を行う場合であつて懲戒するとき又は同条第三項 の規定により懲戒に関しその児童等の福祉のために必要な措置を採るときは、身体的苦痛を与え、人格を辱める等その権限を濫用してはならない。 完全に児童福祉法違反です。 里親候補の個人情報を子どもたちに直接見せているシーン (秘密保持等) 第十四条の二 児童福祉施設の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らしてはならない。 2 児童福祉施設は、職員であつた者が、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じなければならない。 いわゆる守秘義務違反です。 ロッカーは、職員兼調理員と言う設定であるが 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 (児童福祉施設における職員の一般的要件) 第七条 児童福祉施設に入所している者の保護に従事する職員は、健全な心身を有し、豊かな人間性と倫理観を備え、児童福祉事業に熱意のある者であつて、できる限り児童福祉事業の理論及び実際について訓練を受けた者でなければならない。 (養護) 第四十四条 児童養護施設における養護は、児童に対して安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、職業指導及び家庭環境の調整を行いつつ児童を養育することにより、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援することを目的として行わなければならない。 キャラクター設定が、法令要件を満たしているとは考えにくい。 以上、法律や規定と照らし合わせましたが、併せて、児童憲章を完全に無視したドラマ設定は、世界的に見ても異端であり許されざるべきではありません。 児童憲章 われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。 児童は、人として尊ばれる。 児童は、社会の一員として重んぜられる。 児童は、よい環境のなかで育てられる。 一すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。 二すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
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お礼
回答ありがとうございます。 >口と一緒に手が出る刑事はドラマでもいますが、無抵抗の犯人に拳銃を突きつける刑事はドラマにいますか? >金次第で手術を受ける医者はドラマでもいますが、気に食わない患者を体調の急変に見せかけて殺す医者はドラマにいますか? これに関しては、こういうドラマ見たことありますが…。 確かにポストというと、頭に思い浮かんでしまう施設はありますね。 ですが、ポスト=あの施設=“あの施設は悪質だ”となる人が信じられません。 私の場合、ポスト=あの施設を思い浮かべるぐらいです。 なんで、最近は皆、フィクションと現実をイコールで考えるんだろうという感じです。 >しかし質問者さまがお仕事や家庭について「法令違反、虐待などの人権侵害が平然とやっているの?」と言われたらどうですか? 実際言われたことないのであれですが、私だったら気にしませんし言い返すと思います。 なんならその人を嘲笑するぐらいです。テレビで見たことを鵜呑みにしたり、フィクションをノンフィクションとして捉えるような人には何を言ってもムダかもしれませんが。