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フリーアドレスは座席を変えた方がいいのでしょうか?
会社がこの度、執務内をフリーアドレス(固定されていない座席)に変えました。 一番の目的は人数が多くなり、席が足りなくなってきたのに、 社員の半分以上いる営業がほとんど執務室にいないため、執務室内を効率的に 使いたいというのがもともとのきっかけです。 ただ少ししか立っていないのですが、少し固定化されてきました。 そこで会社では強制的に移動させようという動きが出ています。フリーアドレスだから もちろんフリーアドレスはそもそも固定化していないことを表すのだと思うのですが、 早く来た人がやりやすいところから選択するのは良くないのでしょうか。
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机の上にごたごたものを置きっぱなしにされる、というのが一番大きな問題なのです。 分類の観点でいうと、机の上が「その他領域」になってしまうのです。 たとえばちょっとしたメモを書く、とっておきたい切り抜きを置く、書きかけのレポートを置く・・・ということをしている。 取引先から参考資料としてもらった冊子やスマホのマニュアルを放置する。読んでおくべき本を、読んだとこでハガキをさしこんで置きっぱなし。 本来であれば「処理済」「未処理」の枠にしなければいけずその中も「営業」「内部」「開発」「資料」などと分類すべきですが、とりあえずそういう状態は無視して置く。 その結果机の上は未分類の「その他」の置場になるということになります。 これは仕事遂行上大きな問題です。 その他化はさらに展開します。自分の家族特に子供の写真やペットの写真を置いたりし始める。 社内旅行だったりセミナー参加したりしたときの記念写真を飾る。 コンビニで飲み物買ったときにおまけでついていたゆるキャラのキャップだとかを飾り始める。 これはその机は自分の領域だと思うから始まることです。 犬が歩く範囲の電柱をマーキングしたりする本能的なものに近い何かが働いていると思われます。 でも、何かを置くことで明確にその領域が占有され、「そこに別のものを置けなくなる」という事態が発生しているのです。 申し送り資料を机の上に置こうとしていろいろ書類がつみあがっているので一番上において大丈夫か、という心配も発生します。 当人が休んだりしたとき、何がどこにあるかわからず、電話で聞いても、「机の上の左側の一番上から2番目にある」というような不明瞭な答えしかもらえない。そんな答えでもまだましのほうで「あれあれ、あそこの左」程度が普通です。 事務所の引っ越しなどをするときに当人が出張していたりすると大騒ぎになります。 ・・・・ これが、フリーアドレスにすれば一掃できます。 フリーアドレスにする、固定席化を排除するという根本にこれがあるということを意識共有すれば話はわかりやすくなります。 近くにいないと連携上問題が起きるというチームメンバーたちは「島」をつくって島自体はひょっこりひょうたん移動をすればいいのです。 ご存知かもしれませんが日本ではじめてこれをやったのはあの有名なSI会社です。箱崎に事務所のある。 ここでは座席そのものの数を減らしていきましたので、いす取りゲーム状況が発生しました。 早く来た人が好きな席をとるという競争が起きてしまい、そのため出勤成績がよくなったということはありますが、好きな席というものに一種のプレミアがつきだしました。 なんでやっているかわからないとこういうことが起きます。 目的を共有しましょう。
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社員側の立場からですかね。 喫茶店でも図書館でもフリーとはいえ常連さんがいつも同じ席に・・・。安心感というか同じ席に座らないと落ち着かないんでしょう。 席を立つ時、私物を残さず片づけておけば問題無いと思うのですが、会社はなぜ撹拌しようとするんでしょうかね。 その理由が分からないので想像になりますが、元々座席数が足りないところへ、ベテラン社員が「いつも座る席」なので空けておかないと睨まれるから・・・というような事情で固定化されるのを避けたいのでしょうか。 パソコンで資料作りするのに向いている席、2,3人で小ミーティングする席、じっくり企画を考えたい時、電話する用に囲まれた席など、それぞれ特色を付けたら自然と使い分けするように思うんですが。 「固定化」を避けたい理由を言わず、無理やり職務権限で撹拌するより、利用者(営業マン)が自然と移るような環境を用意したほうがスマートだと思いますが。 >早く来た人がやりやすいところから選択するのは良くないのでしょうか フリーなんだから先着順で「良い席」を確保するのは問題ないと思います。極端に「悪い席」があるなら、そちらに付加価値を付けて平準化したらいいのにね。
- phj
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会社経営者です。 うちの会社はフリーアドレスを導入しては居ませんが、やはり営業が席に居ない時間が多いため、検討課題として常に研究しています。 フリーアドレスを導入した場合、一番困るのは「席が固定化する」ことなのです。席が固定化するとさまざまな弊害が一緒にでてしまいます。例を挙げると ・ほとんど誰も注意ができない人(上席従業員や売り上げのすごくよい営業マンなど)が席を固定し、その席の縄張りを主張すると、誰も注意できず、結局売り上げや役職などで、席が序列化してしまう。 ・席がほぼ固定化すると、必ず席に私物や仕事用の個人のものを置く人がでてきて、片付けろ、と言っても「いつもここを使っているから」という理由付けができてしまう。 などです。 本来フリーアドレスは、単に席の効率化というだけでなく、普段は隣り合わないような別の担当者と隣り合い、情報交換をする(おしゃべりでよい)ことによって、会社全体の情報共有への障壁が小さくなる。という意味合いなどもあり、固定化することは会社がフリーアドレスを導入した意図に反するのでしょう。 ですので、会社としてはなるべく違う場所で固定化せずに執務してもらいたいのだと思います。