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それに引きかえ・・・のアクセントですが
「それに引きかえ、・・・」という一節があります。 大辞林によると「引き換える」は[3][4]になっています。 それから考えて「引きかえ」は「低高高低」「低高高高」の何れでもいいのでしょうか? それとも「低高低低」が正しいのでしょうか? 宜しくお願いします。
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たとえば「引き留める」は[4]だけですから、「引き換える」も本来?は[4]だけのはずです。それなのに[3]もあるのはkaeという2重母音のために下がり目が前にずれたからです。 「ひきかえ」という連用形は、まず、「引き留め(、そして)」という連用形に準じて考えます。「引き留め(、そして)」という連用形は[3]ですから「ひきかえ」も[3]のはずです(新明解表41の「喜ぶ」の連用形と同じ)。 連用形ではaeのため下がり目を前にずらす必要はありませんから[3]だけでOKです。 余計なことですが、「羨ましがる」は平板ではなく[6]です。「日本国語大辞典」にのっています。従って「羨ましがられる」も平板ではなく[8]のはず。なお、かりに「日本国語大辞典」になくても、「新明解」辞書本体にガル・ウラヤマシイの項目が立っており、ガル関係の習得法則も載っていますから、[8]は予想できます。 ただ、先の質問で皆さん「羨ましがられるような人」では平板を選ばれたんですね。「...ような」の前で起伏型を平板化するという話は聞いたことがなく、「うらやましがられるような」はたとえば低高高高高高高高低中低低のようなアクセントになると思うのですが、東京にはウラヤマシガラレル(~ような)を平板で発音する人もいらっしゃるのでしょうか。
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- taroo1920
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回答4の補足へのお返事です。 >それとも、もっと単純に分かる方法がありますか? 単純と感じられるかどうかはわかりませんが、単語の頭からではなく、最後から数えるとうまくいくことがかなりあります。 回答5の語例はすべて、最後の1拍だけが低くなっています。 活用形によっては最後の2拍が低くなったりもします。
お礼
回答ありがとうございます。 >最後の1拍だけが低くなっています。 このように覚えてもいいですね。
- taroo1920
- ベストアンサー率89% (25/28)
追加です。 「喜ぶ」の例はあんまりよくなかったです。 ヒキトメル・ヒキカエルのような長い動詞の活用形は新明解の表にのっていませんから、類推で考えることになります。 連用形は、一段動詞の場合、単語の最初からアクセントを数えた場合には、ひとつ左に下がり目が移動しています。 タベル 低高低 タベ、 高低 シラベル 低高高低 シラベ、 低高低 ヒキトメル 低高高高低 ヒキトメ、 ???=低高高低 五段動詞だと、 ハシル 低高低 ハシリ、 低高低 ヨロコブ 低高高低 ヨロコビ、 低高高低 となって変わりません。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 一段動詞と五段動詞の違いによって、ズレルのとズレナイのがあるということ、よく分かりました。
- itsup128
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低高高低でしょう。あまり拘りすぎると意外と混乱しますよね。
- suito0333
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低高高低だと思いますよ
- nitori1974
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「低高高低」です。 ただ、同じ単語でも地方によりアクセントが違うらしいです
補足
回答ありがとうございます。 >「引き留め(、そして)」という連用形は[3]ですから これはどのようにして分かるのでしょう? 私なりに発見した方法は、新明解表41の連用形の右ページ(51頁)で「喜び」の下に、起きる、率いる、晴れる、調べる、があります。これらの連用形では「ル」が消滅するというので、「引き留める」をこれに当てはめたら、「引き留め」が「低高高低」になりました。これで正しいでしょうか?それとも、もっと単純に分かる方法がありますか? >余計なことですが とんでもありません。非常に助かります。 「痛がる」という語から新明解巻末の96を見て、「羨ましがる」が中高であるから「羨ましがられる」は「る」が下がるはずだと思っていました。やはり、それが正しかったようで自信を持ちました。 東京で流通するアクセントが、必ずしも標準ではないことがあると分かりました。 ありがとうございました。 また別のアクセントに関する質問を出しますので、目に留まったらお答え願えればと思います。