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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:定期発注点方式について)

定期発注点方式の管理について

aokisikaの回答

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  • aokisika
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回答No.4

No.3です。 物流センターで大量に使用する梱包材の在庫を削減したいので定期発注方式を使おうとしているわけですね。 数年前にレンタルおしぼり屋さんに依頼されて、おしぼりの納品数を計算するものをエクセルで作ったことがあります。そのときは、過去数回分の納品数を入力すると、次の適正な納品数が表示されるようにしました。そういったものを作っておけば、これを使う人は式を理解している必要はありません。作ろうとしている質問者さんだけが理解していれば、他の人は使う方がわかるだけでよいので便利かと思います。 さて、以下で少しややこしいことを書きます。質問者さんがエクセルで計算式を作るためには、内容を理解している必要があります。できるだけ平易に書きますので、じっくりと読んでください。 レンタルおしぼり業は、飲食店におしぼりを納品します。当然ですが、契約する納品数が多いほど、使用料金は高くなります。顧客である飲食店は料金を抑えたいので、契約の納品数を多くしたくありません。しかし、納品数が少ないとおしぼりの数が不足してしまうかもしれません。おしぼりが不足した飲食店は、おしぼりを追加注文します。追加注文に対しては当然ながら使用料金が発生します。 午後8時ごろに飲食店に団体のお客さんが入りおしぼりを大量に消費したとき、飲食店はどうするでしょう?団体の客が帰った後、客足が途絶えると1日のおしぼり使用量は増えませんから、この時点でおしぼりを追加注文すると料金が発生するのにおしぼりが余ってしまいます。結局、閉店時間に近い時間になっておしぼりが不足しそうになったときに追加注文をすることになります。ですから夜の10時、11時、時には12時過ぎに追加注文をすることになります。おしぼり屋がこれに対応できないと、飲食店はおしぼり屋を変更しますから、おしぼり屋は深夜の追加注文に対応できるように、人員を配置しておかなければなりません。このための人件費がコストとなり、おしぼりやの経営を圧迫します。 そこで私が依頼を受けたおしぼり屋は、契約した納品数よりも多めに納品をしていました。これはおしぼり屋が勝手に納品しているので、余分に納品した分の料金は支払われません。契約した数の1.5倍から2倍程度の数を納品していたので、おしぼり100本分の売上で、150本のおしぼりを生産しなければならず、これがコストとして利益を減少させていました。 この状況を何とかしたいというのが、私が受けた依頼でした。 飲食店にとって、頻繁に追加注文をすることはわずらわしいだけでなく、注文してから納品されるまでに客が増えておしぼりが切れてしまうということはっては困るので、とても心配になるのです。ですから、飲食店の希望は、追加注文をできるだけ少なくし、かつ契約納品数を増加させないことです。 おしぼり屋は、契約注文数が少しぐらい減っても、追加注文が減り、自分が勝手に増やしている分が減るとコストが減少して結果的に利益額が増加します。ですから、おしぼり屋も追加注文が減るような適正な納品数を知りたかったわけです。そこで私は、定期発注の式を応用した計算方法を提案しました。 発注間隔は前の回答で書いたように2週間であり、調達期間は4週間です。 安全係数は、欠品を防ぐための安全在庫を決めるための係数です。使用量には変動があるため、使用量が増えても欠品を防ぐだけの安全在庫を持つわけです。 そこで問題になるのが使用量の変動です。飲食店のおしぼりの使用量は、曜日による変動があります。月曜日と花金とでは使用量が異なることは最初からわかっていることです。これを単純に1週間の標準偏差を計算すると、花金の使用量に対応できるだけのおしぼりを、客の少ない月曜日に納品することになります。ですから、単純に○日間の使用量の標準偏差を計算してはいけないのです。 おしぼり屋では各曜日ごとに使用量を計算することにしました。つまり、過去数回の月曜日だけの使用量を元に次の月曜日の納品数を計算し、過去の火曜日の使用量を元に次の火曜日の納品数を計算し・・・、という方式にしました。 要は、単純に○日間とか、○週間とか計算をしてはいけない、ということです。 御社の場合、2週間に1回発注をします。 1回発注をしてから2週間後に、その2週間の使用量に応じた数を発注するわけです。このときの発注量は、2度目の発注から4週間後に納品されるので、2度目の発注の28日後から42日目までの間に欠品を生じないだけの数量を発注するわけです。2週間ごとに発注と納品が行われているので、2週間を時間の単位として考えなければなりません。ということは、 過去数回の、「2週間の使用量」を平均して、「2週間の使用量」の標準偏差を使うことになります。 また、2週間を単位時間として計算するので、 発注間隔=2[週間]=1[単位時間] 調達期間=4[週間]=2[単位時間] を使うことになります。 つまり、 発注量=(発注間隔+調達期間)x使用予定量+安全在庫-現在の在庫量-現在の発注残 =(1+2)×使用予定量+安全在庫-現在の在庫量-現在の発注残 となります。 使用予定量は、製造業などでの受注量に応じた使用予定量です。御社の場合は、 御社の顧客が製造業や卸売業などであって、次の2週間の梱包材の使用量が、梱包材の発注時点で決まっているのならその数を使いますが、そうでない場合には2週間の平均使用量を使えばよいと思います。 安全在庫は 安全在庫=安全係数×標準偏差×√(発注間隔+調達期間) =安全係数×標準偏差×√(1+2) になります。標準偏差は上に書いたように、2週間の使用量の過去数回の標準偏差を使います。 安全係数は、リスクの許容度を示す係数で、御社の場合では、梱包材が欠品して他の梱包材で代用したり、仕入先に対して、緊急に梱包材の納品を依頼するような状況がどの程度の頻度で発生することを許容するか、を示す係数になります。 欠品のリスクを1%の確率とするときには2.33、5%のときには1.65、10%のときには1.29となります。 ここで、リスクが1%というのは、100回に1回程度の割合で上記のような梱包材の欠品が生じるわけですが、2週間に1回の発注が100回に1回の欠品ですから、約2年に1回、上記のような梱包材の欠品が発生することになります。 リスクが5%の場合は、2年間に5回、1年に2~3回程度の欠品が発生することになります。 御社の状況での欠品の許容度と、実際に計算してみた安全在庫の数量によって安全係数を決め安全在庫量を決定します。 標準偏差を計算するに当たって、何回程度の使用量から計算するのが良いのかは、回数が多いほど精度が上がるのですが、実際には企業の状況によって異なります。 おしぼり屋の場合は、季節変動を考慮しました。歓送迎会のある3、4月は飲食店の客が増えるのでおしぼりの使用量が増えます。5、6月は客数が減るのでおしぼりの使用量も減ります。曜日ごとに計算する方式にしましたから、納品4回で1ヶ月になります。過去10回の納品数を元に計算すると、3、4月の歓送迎会の多い時期の使用量を元に5、6月の納品数を計算することになってしまいます。そこで、過去4回の使用量を元に標準偏差を計算するようにしました。これによって納品数が減り追加注文も減ったので、最終的には計算式そのものを契約書に記載するようにしたそうです。 御社の場合、家具の販売量の季節変動の影響を受けることになります。たぶん、転勤や大学進学の多い3月や、クリスマスの時期(祖父母が孫へ机などを買ってあげる?)に使用量が多いように思います。実際の季節変動を元に、ためしに計算をしてみて、適正な回数を決めるのが良いと思います。 以上をまとめます。 2週間を単位時間として計算をするので、 (1)発注間隔は1、調達期間は2とする。 (3)標準偏差は、「2週間の使用量」の標準偏差を使う。 (2)安全係数は、欠品のリスクを1%の確率とするときには2.33、5%のときには1.65、10%のときには1.29となるので、実際の季節変動を参考にして安全係数と、標準偏差を計算するに当たっての発注回数を決める。(数回程度でよいか?) (4)エクセルで自動計算をするソフトを作り、式を理解していなくても誰でも使うことができるようなものを作る。

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