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なぜ1990年代のゲームが多くリメイクされている?
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低迷しているといえば、低迷していると言えなくもないでしょうが、簡単に言えば、過去作品のリメイクは、開発費に対して利益が大きく、そして需要も高いという事です。 最近のゲームハードの高性能化に伴い、ソフトの開発も莫大な費用が掛かるようになりつつあります。 しかし、莫大な開発費をかけても思ったほどの大ヒットとはならず、また、ある程度のヒットになっても、開発費が莫大に掛かっている分だけ利益が薄くなってしまっており、ゲームソフトメーカーはなかなか厳しい状況であるのは確かなようです。 そこで、スマホや携帯ゲーム機での過去作品のリメイクなどを販売するのは、既に出来上がったものをリメイクするわけなので、一から開発する場合に比較しても開発費は低く抑えることができ、高い収益が見込めるからです。 また、それら過去作品に触れた少年少女も、現在では成人になり、それなりにお金を使える経済状況になっています。 加えて、よほどゲームに拘りがない限り、過去作品のハードやソフトもおそらくは処分してしまった人も多い為、それらのリメイクを懐かしく感じて新規に買い求めてくれる可能性も高く、売れる見込みもあると思われる名作なら、リメイクする価値があるわけです。 実際、古いファミコンを私は所有していますが、繋げられるテレビの方がありません(苦笑) それに、1990年代ごろはファミコンブームから続く次世代ゲーム機のプレイステーションなどが登場した頃で、ゲーム業界もかなり活気があった時期でもあります。 そうした当時は、業界でもまだ手探りだった時期でもあり、様々な実験的、冒険的ソフトが登場したものです。 そうした実験的なソフトのほとんどはクソゲー呼ばわりされて終わるものも多かったのですが、中には大ヒットにつながったゲームもありました。 しかしながら、現在では開発費の高騰により失敗は許されない、堅実で採算性の高いものを採用する傾向にあるのでしょう。 また、実験や冒険をしていた手探りの状態から20年以上経ったわけですから、それなりにノウハウが蓄積された結果として、手堅いソフト作りの定型化が進んでいるのかもしれません。 もちろん、クソゲーばかり発売していたメーカーは大多数が淘汰され、現在残っているメーカーにはそれなりの堅実な販売路線があるということでもあるのかも知れませんが。
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- --green--
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ここまでの回答とは別の視点で見てみます. 1990年代前半はまだファミコンが完全に死に絶えてはない時代ですし スーファミが全盛期の時代でもあります. ここで,初代ファミコンは「RF出力」という方法でテレビに画像を映し出すのですが この方式,現在のアナログ放送を映すことができないテレビでは 画面をうつすことそのものが不可能です. スーファミはAV出力にも対応してますが,スーファミのソフトはバッテリーバックアップの電池の 寿命が短く,今中古に出回ってるソフトは電池切れでゲームを保存できない可能性が それなりの確率で存在します. 当時子供だったプレーヤーが,おこづかいをためても追いつかず,親にゲームをかってもらえなかった 経験の持ち主が,十数年の時を経て大人になり,自ら収入を得るようになって,当時プレイしたかった ゲームを購入しプレイしようとしても,いま述べた理由から,当時の実機でプレイは きわめて困難です. そこで,現在存在するゲーム機でリメイクを行って,そういった層の需要を満たそうというのが 狙いでしょう. それともうひとつ. 現在のゲームは,画像が「おそろしくリアル」で,そのわりには難易度はたいして高くないのが 多いようです(わたしの主観です.異論ありましたら申し訳ございません) そのようなリアルな画像をしばらく見ていると,そのあまりのリアルさに,気疲れしてくると いう意見は少なからず聞きます. それに対し,'90年代やそれ以前のゲームは,「リアルさ」がない分,むしろほっとする 印象があります.それでいて,ゲーム自体はおそろしく難しいものがあります. (当時「ゲームバランス」なる概念なしに作られたゲームは多いです) そのあたりが懐古趣味を生み出す原因になってるのではないでしょうか.
お礼
コメントありがとうございます。 仰る通りです。 私も今のリアルすぎる芸夢に戸惑いを感じMOTHERや クロノトリガーを何回もプレーしています(`・ω・´)キリッ また働き収入を得るようになりアマゾンで安くゲームを買い 夜中にネットながらプレーするのが至福の時です
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4837/17868)
そのまま移植すれば開発費が安い。 ゲーム自体の開発費はすでに回収されているので移植費用だけで済みます。 知名度があり今のゲーム機では遊べないためもう一度プレイしたいというユーザーにはこれしかないです。 当時のゲーム機を用意して遊ぶというのはごく一部の人でしかないですから・・・ また、最近のゲームの開発費の多さも関係しているでしょう。 最近のゲームはビッグタイトルになると開発に数億~数十億かかります。 これが売れなかったら大赤字です。 その分の埋め合わせや開発費の捻出もあるのでは? 最近はビッグタイトルを出しても売れるとは限らないし ゲームの出る数も多いですから年間の開発費用は昔と比べて多いですから大変です。 下手をすれば会社が傾きますからね。 低迷と言うより(携帯・スマホ含む)ゲーム会社が乱立してゲーム(ヒット作)の開発競争で混迷・疲弊しているといったところでしょうか?
お礼
左様でございますか。 愉しみが増えた分競争が激しくなって苦肉の策として リメイク版を増やしたのですねφ(・ω・ )かきかき ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- sonic_blue
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業界の低迷自体は規定路線です。理由はスマホに代表される娯楽の多様化と、新しい面白いアイデアの枯渇でしょう。 リメイクの理由ですが、 ・ベースがあるので新規に作るより手間が少ない ・そのまま移植なのでコストが安い(手をかけたリメイクの場合は安いとは限らないが) ・知名度や実際に面白いという実績、安心感を得ているので売りやすい ・当時現役で遊んでいた人たちが、現在企画や開発に携われる立場にいる といったところでしょう。 業界低迷で苦しい企業にとって手堅く売りやすいのです。 売れるところ、金をとりやすいところ(ユーザ層)から、とりやすい方法でとるというのはビジネスの定石でしょう。
お礼
ありがとうございます。とても勉強になりました。
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5096/12301)
>2Dでキャラクターも2.3頭身でグラフィックもシンプル シンプルに問いますが、「ゲームの面白さはそこにあるんですか?」 そういうことです。 @の1文字に雄々しい勇者を見、Dの1文字に絶望を感じる名作ゲームだってあるんですよ。 #「ローグ」でググってみてください。いわゆるトルネコ、シレン系の大元のご先祖です
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。 φ(・ω・ )かきかき
お礼
コメントありがとうございます。 左様でございますか。 わたしも小学生のころMOTHER2を良くプレーして 10年ちょっと経ちリメイク版が出ると迷わずお買い上げ しました。(`・ω・´)キリッ ありがとうございます。参考にさせていただきます。