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夜寝る前に食べるとやっぱり脂肪はつきやすいですか?

前回の質問で、朝ジョギングすると体脂肪が落ちやすいと知りました。 体重そのものは、 消費カロリー>摂取カロリー によって減りますが、脂肪と同時に筋肉も落ちやすいとのことですが、 朝は血液中に中性脂肪が多く、それが運動で消費されるので体脂肪が減るという私の理解です。 ということは、? やっぱり、寝る前に夜に食べると体脂肪は付きやすいということなんでしょうか? 体重そのものは上の式に当てはまると思いますが、カロリーの収支で筋肉が減って脂肪がつくのは勘弁です。 そのあたりを教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ape_wise
  • ベストアンサー率34% (311/907)
回答No.3

あなたの前の質問に答えたものです。「夜寝る前に食べると云々」の件はややこしくなるので、前回の質問ではあえて無視していました。こちらの質問では、それだけをとりあげているので回答します。 脂肪がつく/つかないと、食べる時間、寝る時間に直接の関係はありません。 食べた物が代謝(消費)しきれなければ、朝食べたって昼食べたって脂肪がつく場合はあります。同じことです。 眠っている間も安静時代謝、つまり基礎代謝分のカロリーは消費され続けます。 起きているときならたくさん動くから、食べた物も代謝されやすいと思っている人もいるかもしれませんが、デスクワークやテレビを見ているだけ、お風呂に入っているだけ、等じっとしているだけなら安静時代謝と状態はほとんど変りません。 また食べるものの中身も重要です。脂肪は代謝しきれなければ、そのままストレートに体脂肪として蓄積されます。炭水化物(糖質)は脳が毎時7g(=28kcal)ずつ代謝していきます。24時間なら168g(=672kcal)生きているだけで炭水化物は脳によって代謝される計算です。白米をお茶碗一杯食べると、炭水化物を55gほど摂取できますので、一日三回、毎食ご飯一杯ずつ食べればちょうど55×3=165gとなって、脳が一日に必要とする糖質にほぼ一致します。 タンパク質は代謝しきれずに余ってしまうと、身体に蓄積するメカニズムがありません。だからそのまま身体から尿を通じて排出されます。本当は筋肉が増えるとタンパク質が必要なので、そこに蓄積されますが、筋肉は負荷がないと増量しないとされています。ただしタンパク質は後述するように、身体の中でエネルギー源の一つとしてどんどん代謝されていきますから、よほど特殊な食事をしない限りは尿を通じて排出されるところまではいかないようです。 基本はここまでですが、例えば炭水化物は食べてから7時間経つともう身体の中に残らないことが知られています。インスリンの作用で体脂肪に変えられてしまうからです。ただし炭水化物は摂取されるとまずグリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄積できるだけ蓄積され、余った分が脳や筋肉のエネルギーとして活用されます。だから7時間経って体脂肪になってしまう炭水化物はごくわずかです。この結果、7時間経つとお腹がぐうぐう鳴りだします。炭水化物が完全代謝されて血糖値が最低レベルに下がるためです。 7時間経つと脳の栄養源である炭水化物はなくなってしまうので、ここで脳を働かせるために、最初にため込んだグリコーゲンをちょっとずつ使いだします。これも糖の一種です。またタンパク質(アミノ酸)を糖新生という反応で糖に変えながら脳のエネルギーに回していきます。アミノ酸は筋肉や内臓などの細胞が死滅すると分解されて次の新しい細胞を作るために血管をぐるぐる廻っていますが、それが細胞の材料ではなく脳のエネルギーとして使用されるということです。 つまり長い時間何も食べないでいると筋肉が減っていきますし、低炭水化物ダイエットなどで炭水化物の摂取が少ないと、糖新生だけで脳を活動させなければなりませんからやはり筋肉が減っていきます。ちなみにここでいう筋肉とは手足や腹筋・背筋のような骨格筋だけでなく、内臓を構成する平滑筋、心臓を構成する心筋なども含みます。つまり断食すると手足の筋肉だけでなく、内臓も委縮するということです。 エネルギーを必要としているのは脳だけではありません。身体も体温を維持しないといけません。長い間食事をしないときに使われるメインのエネルギーは脂肪です。食事から時間が経って血糖値が下がってくると、グルカゴンというホルモンが分泌されて、体脂肪を中性脂肪に変えて血液中を流通させ、エネルギーとして活用しやすくします。これは前回の質問に対する回答で書いた通りです。 睡眠中は成長ホルモンが分泌され、この成長ホルモンもグルカゴンと同じような役割を果たすとされています。眠っている間は脂肪がどんどん代謝されているということです。 ですから食べる時間と就寝時間、そして体脂肪が蓄積されやすい/されにくい、には直接の関係がないと思っていいです。それよりも食べる物の内容(極端に脂肪過多でないこと)、炭水化物をバランスよく食べること(糖新生に頼り過ぎないようにする)、タンパク質もしっかり摂取すること、この三点が極めて大事です。 そこでPFCバランスという考え方が出てきます。Protein, Fat, Carbonhydrateつまりタンパク質と脂肪、炭水化物の摂取割合です。日本人は15:25:60が理想的な食事と言われています。

kitaone
質問者

お礼

前回の質問のご回答と合わせて本当に素晴らしいご回答をありがとうございました。 本当にすごい知識でただただ恐れ入っています。 それにしても脳はすごくカロリーを食うんですね。 まるで別の生命体が人間の中にいるように思えてきました。 PFCバランスも了解しました。 食事は楽しいですが難しいですね。 ともも参考になり助かりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • gouzig
  • ベストアンサー率25% (536/2078)
回答No.2

一日の摂取カロリー計算はもちろん大切ですが、寝る前に食べると食べたカロリーが消費されずに脂肪となって蓄積されるということも大切な知識です。ある程度の消費を行ってから就寝するのがベストですね。

kitaone
質問者

お礼

寝る前に食べると脂肪になってしまうんですね。 あらためて考えてみます。ありがとうございました。

  • rokometto
  • ベストアンサー率14% (853/5988)
回答No.1

詳しい説明ができるほど詳しくはありませんが、昼の12~15時が一日のうち一番取り込んだ糖分や資質を体に貯えない時間帯だそうです。 寝ている間は代謝が落ち、飲食による糖分や資質を用比せず体内に貯えるので脂肪になりやすいというのは医師や学者からよく聞きます。 ダイエットというのは体重ではなく体脂肪が重要です。 なぜなら摂取したカロリーを消費し、同じ量食べても脂肪になりにくいためには筋肉量が重要だからです。 そして脂肪より筋肉の方が重いので見た目はスタイリッシュになっても体重では増加しますから。 ダイエットの話をするとき私はダルビッシュを出します。 あのスタイルで体重は100キロ超えてますからね。

kitaone
質問者

お礼

ダルビッシュは100キロを超えているんですか。すごいですね。 ご回答は参考にさせていただきます。ありがとうございました。

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