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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高校化学; ファントホッフの法則を用いる際の体積)

高校化学; ファントホッフの法則を用いる際の体積

このQ&Aのポイント
  • 高校化学の勉強でファントホッフの法則を用いる際の体積について困惑しています。
  • ある水溶液の浸透圧を求める問題で、密度を用いて体積を求める方法を使いました。
  • また、別の問題では水溶液の体積が既知で、ファントホッフの式を用いて浸透圧を求めました。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

溶解に伴う体積変化についての仮定が、二つの問題で微妙に違いますから、解法も微妙に違ってきます。 > 上の問では 溶質と溶媒 を合計したものを考え、下の問では溶媒のみを考え、それぞれ体積をとっています。 いいえ。そうではないです。「とっています」の意味がなんとなくしか分からないですけど、どちらの問も溶液の体積をとっています。 以下、溶液の体積、密度、質量をそれぞれv,d,mとします。 [上の問] 暗黙の仮定:溶液の質量は、溶質の質量と溶媒の質量の和に等しい。 明示された仮定:溶液の密度は、1.0g/cm3である(注1)。 明示された仮定(改):溶液の密度は、1.00g/cm3である(注2)。 暗黙の仮定より、m=100g+1.30g=101.30g=101g 明示された仮定(改)より、d=1.00g/cm3 v=m/dより、v=101g/(1.00g/cm3)=101cm3 さらに、溶媒100gの体積が100cm3であると仮定するなら、 溶液の体積は溶媒の体積よりも1%増大したことになる(注3)。 [下の問] 暗黙の仮定:27℃における溶媒の密度は、1.00g/cm3である。 明示された仮定:溶液の体積は、溶媒の体積に等しい。 暗黙の仮定より、溶媒の体積=100g/(1.00g/cm3)=100cm3 明示された仮定より、v=溶媒の体積=100cm3 さらに、溶液の質量は溶質の質量と溶媒の質量の和に等しい、と仮定するなら d=m/vより、d=(100g+0.36g)/100cm3=1.0036g/cm3=1.00g/cm3(注4,5) -------------------- 注1) 上の問で、分子量を有効数字三桁で求めるためには、d=1.0g/cm3でなく、d=1.00g/cm3でなければならない。 注2) http://us.mt.com/us/en/home/supportive_content/application_editorials/Sucrose_de_e.html によれば20℃における1.5%スクロース水溶液の密度は1.004g/cm3とのこと。よってd=1.00g/cm3と仮定するのは、妥当である。 注3) v>100cm3になるのは、濃度がそれほど低くないから。もしこの糖類の質量が0.36gだったなら、v=100cm3と計算される(有効数字三桁)。 注4) 計算したdが溶媒の密度に等しくなるのは濃度が十分に低いから。もしグルコースの質量が1.00gだったなら、d=1.01g/cm3となる。 注5) http://us.mt.com/us/en/home/supportive_content/application_editorials/D_Glucose_de_e.html によれば20℃における1.0%グルコース水溶液の密度は1.002g/cm3とのこと。濃度が少し高くなると、溶解による体積変化はなかったなかったものとする近似(下の問で使われている近似)よりも、溶液の密度を1.00g/cm2 とする近似(上の問で使われるべき近似)の方が、少しだけ優れている。

lover0
質問者

お礼

非常に詳しい解説をありがとうございます。 まさか近似がこんなところで絡むとは思いませんでした。 独学では限界があり、ここで質問して本当によかったです。

その他の回答 (2)

回答No.2

最初の【問】の【解】が間違っているのではないですか。 砂糖が溶ければ、砂糖水になって、その密度が1から変わってしまいます。 なのに、その密度は1のままにしています。 そして、この解答の解き方ですと、 100gの水に100gの砂糖を溶かしたら、なんと200mlの砂糖水ができてしまう。 「そんなバカな!!」でしょう。 これはどう考えても、お・か・し・い。 そもそも、砂糖1.3gが完全に溶けても、水溶液の体積はほとんど変わらないはずよ。その体積変化は無視できるはずですよ。

lover0
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私が乗せた[解]は問題集の解答をそのまま載せたもので、私の学力ではそれに従うしかなかったのです。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

2つの解法のどこが違うのですか? どちらも「ファントホッフの法則」を使っているという意味で同じですよ.

lover0
質問者

お礼

体積の取り方が違います。 上の問では 溶質と溶媒 を合計したものを考え、下の問では溶媒のみを考え、それぞれ体積をとっています。

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