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材料試験の応力と傷について
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- spring135
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硬さ試験では必ず圧痕が残ります。つまり変形しているわけです。これは圧痕が残らない限界の荷重を憩えて圧縮荷重をかけていることになります。除荷した時もとの状態に戻ることを弾性といいます。その反対に変形が残ることを塑性といいます。 棒状の試験体を両側に引っ張って引張荷重をかけて破断点まで試験する試験を引っ張り試験といい、材料試験の最も基本的な試験となっており多くの知見が得られています。荷重と伸びの関係を応力とひずみの関係に換算したグラフ、いわゆる応力-ひずみ線図にしてみると、降伏点までは除荷すると試験体は元の寸法に戻りますが、降伏点を超えた荷重をかけるとひずみが残ります。このような挙動は材料によって大きく変わり、目的にあった挙動をする材料を選ぶ目安になっています。
力が加わればその物体の剛性なり硬さになりに変形するけど、 その力を取り除いたときに、復元するかどうかはまた別問題。
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補足
回答ありがとうございます。すみません補足なのですが、 >硬さ試験では必ず圧痕が残ります。つまり変形しているわけです。これは圧痕が残らない限界の荷重を憩えて圧縮荷重をかけていることになります。 とありますが、圧痕が残らない限界の荷重を超えない程度に、圧縮荷重をかけることは可能でしょうか。例えば、ビッカース硬さ試験に使われるような圧子で、できるだけ力をかけないように材料に傷をつけないように、圧子を接触させたときでも、やはり接触した以上は必ず材料には圧痕が残るのでしょうか。