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貸したお金が返ってきません

母が知り合いに80万近く貸してしまったらしく、返していただけないので困っています。何日までに返済しますといった借用書はあるのですが、母本人もどうすればいいかわからず途方にくれてる感じです。電話で催促はしているのですが効果がないようです。 母に代わって娘が訴えてもいいのでしょうか? どうぞご返答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.6

 いろいろの回答が出ていますので,ちょっとまとめておきます。  まず,裁判所の手を借りない方法としては,内容証明郵便で催促する,相手が貸金を認めれば,支払い方法について話し合い,その約束を文書にする,といった方法があります。約束どおりし払わなければ,しつこく取立てに行くということになりますね。  この中には,連帯保証人をつけて,元の借主が支払わない時は,連帯保証人から支払ってもらうという方法もあります。また,相手が不動産をもっていれば,抵当権を設定して,支払わない時は,抵当権に基づいて競売にかけるという方法もあります。  次に,貸金について法的手段を取る,すなわち裁判所の介入で支払をさせる方法がいくつかあります。裁判所の介入のメリットは,貸金を支払わない時は,強制執行ができる,すなわち,借主の財産を差し押さえて,強制的に取立てができることです。  その方法として,基本的な方法は,訴訟です。相手が貸金を争ってくる時は,訴訟で白黒をつける以外に方法はありません。相手が争ってくる場合でなくても,訴訟を提起して判決を得るというのは,法的手段としては,最も強い方法になります。貸金訴訟が2年もかかるということも通常はありません。一つの裁判所では,長くても1年以内には終わります。控訴とか上告があっても,それぞれ1年以内に終わるというのが普通です。  裁判所が介入して話し合いの仲介をするのが,調停です。調停で債権をお互いに認め,その支払い方法を合意すると,調停調書というものが作成されますが,それは,確定判決と同じ効力があって,強制執行をすることができます。調停調書ができて履行しなければ強制執行をすることができます。そこで訴訟を起こす必要はありません。  さらに,裁判所が介入する方法でより簡易なものとして,支払督促という方法があります。これは,法律的にまとまった言い分を書いて裁判所に出せば,裁判所から文書を送付して,その内容で支払いを催促してくれ,相手が何の反応もしなければ,最終的に強制執行をすることができる文書(仮執行宣言付支払督促)も得られるというもので,サラ金がよく利用しているものです。  この他に,裁判所ではありませんが,公証人という期間が関与して,公正証書という文書を作成して,それで支払を約束するという方法もあります。この文書も,強制執行をすることができる文書になります。  ところで,娘が母親に代わって訴えるというのは,原則的にできません。貸金を返せというために裁判手続を用いる時は,本人が自らすることが原則です。そうでなければ,弁護士を代理人にするのが原則です。  簡易裁判所での手続では,弁護士でない者を代理人にすることができますが,裁判所の許可が必要です。どんな場合でもできるということではありません。  また,娘が母親に代わって自分が原告になって訴えを起こすということもできません。これは「訴訟信託」といって,法律で禁止されています。

sae-sae
質問者

お礼

色々詳しく回答して頂いてありがとうございます。 ひとつひとつ整理しながらやって行きたいと思います。ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • sayo-chan
  • ベストアンサー率34% (70/202)
回答No.8

#7の方へ 親子であるということが、補助参加の利益になるということですか? 最近の実務は補助参加の利益を広く認めるのでしょうか?

  • uso888
  • ベストアンサー率43% (17/39)
回答No.7

#6の方へ 訴訟代理権についてはご回答のとおりです。 その意味では「娘さんが母上の代わりに訴える」というのは妥当な表現ではありませんね。 訴訟の当事者はあくまでも母上です。 また、訴訟代理人としては原則として弁護士や司法書士等の専門家でなければなりません。 しかし、ここで問われているのは、途方に暮れておられる母上に代わって娘さんとして何か出来ることはないのか、ということなのだと思います。 民事訴訟法もそこは認識していて「補助参加」の道を開いています。 URLをつけておきましたのでご参照ください。

参考URL:
http://civilpro.law.kansai-u.ac.jp/kurita/statutes/procedure/heisei/hCP1-60.html#P42
sae-sae
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせて頂きました。

  • ai33
  • ベストアンサー率54% (13/24)
回答No.5

色々大変だと思いますが、頑張ってください。 参考にしてください。 (1)電話だと、後々証拠が残りませんので、文書で催促 してください。   一番良いのは、内容証明郵便です。(配達証明付き の郵便でも可) (2)民事の裁判は、時間(2年位)も費用も掛かり  余りお勧め出来ません。  そこで、他の方も書いていらっしゃる、  市民の為の法律無料相談、法務局の無料法律相談  にいって相談されることをお勧めします。 (3)それでもだめなら簡易裁判所の、民事調停を利用し てください。  費用も、何千円位で安く、調停官に話をするだけで す。借用書があるのでしたら、  話が早いです。  後は、知り合いの相手の返済能力次第です。  (一括払い、又は分割払いで、何時までにいくら   払うかという事を、文書にしてくれます。)   調停の合意文書は、裁判の確定判決と同じ効力が あり、もし相手が履行しなければ、その時訴訟を 起こせばいいと思います。 決して諦めることなく、必ず返してもらうんだと言う 強い意志を持って、頑張ってください。 必ず、道は開けると思います

sae-sae
質問者

お礼

ありがとうございます。裁判の費用も期間も実際どれくらいかかるか不安だったので、まず相談してみます。ありがとうございました。

noname#24736
noname#24736
回答No.4

#2の追加です。 正しい参考urlを入れておきます。 us0888さん、ありがとうございました。

参考URL:
http://www.path.ne.jp/baumdorf/knowhow/know_naisyo.htm
  • uso888
  • ベストアンサー率43% (17/39)
回答No.3

#2の方へ 参考URLとしてリンクされたHPがnot foundになるようです。 質問者の方へ >母に代わって娘が訴えてもいいのでしょうか? 債権者である母上から代理人として委任を受ければ差し支えありませんよ。

参考URL:
http://www2.starcat.ne.jp/%7Eminosima/naiyou/index.htm
noname#24736
noname#24736
回答No.2

まず、電話や手紙で最終的な催促をして、返済しない場合は家族に話すと伝えましょう。 それでも駄目なら、相手の家族に相談しましょう。 それでも返済しない場合は、法的な手段を取る必要が有ります。 回収するには、まず、内容証明で返済期限を決めて請求します。 それでも返済されない場合は、調停の申し立てや支払の督促などの法的な措置に移ります。 内容証明の書き方は参考urlをご覧ください。 その他、下記のページをご覧ください。http://www.kazu4si.com/HP/kaisyuu/nakami/saikennnagare.htm なお、個人間の貸金の時効は10年間です。

参考URL:
http://www.h2.dion.ne.jp/~s.suda/naiyou/
sae-sae
質問者

お礼

ありがとうございます。まずは内容証明から書いてみます。一歩前に進めた気がします。ありがとうございました。

回答No.1

私も何度か似たような経験がありますので、一言書かせていただきます。 私の両親は、20年前に親戚にお金(100万円)を貸して、結局返却してもらっていません。 祖母の頼みで、父の妹にあたる人でしたが・・・ (親戚はいろいろな心情的なものがあって、請求もしにくくなってしまったようです) 私個人も、同様に、何度か「金銭トラブル」がありました。 仕事上の支払いをしてくれなかったこと、そして、個人的にお金を貸して返してもらえなかったことです。 それなりの対応をこれまでしてきました。 仕事上の支払いに関しては、ほとんど解決できましたが、諸費費用が若干かかったのと、精神的にかなり疲れてしまいました。 総合的には、過去のトラブルのうちで、半分が成功(返却済)して、半分がまだ返却してもらっている途中(弁護士を通して処理しましたが、現在は返金能力が相手に乏しいため年間数万円づつ返してもらっています)です。 基本姿勢としては、相手に「返してほしい」という意志を伝え続けることです。 3ヶ月以上、何のコンタクトもしないことは良くないと思います。 支払い請求の仕方は、状況によって様々ありますので、それに対応した方法をとったほうがいいでしょう。 それから、怒りが湧いてきて、感情的にならないように、このようなことは事務的にすすめるべきだと思います。(自分の経験からです) 法律を把握して、人間関係を配慮して、準備をして、覚悟をもって、事にあたってください。 区役所の市民相談コーナーや、日弁連の法律相談などは、無料で相談ができますので、一度経緯や状況を相談してみたら、いかがでしょうか。 http://www.nichibenren.or.jp/jp/soudan/komatta/index.html

sae-sae
質問者

お礼

ありがとうございます。早速母と行ってみます。

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