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体組織系の精度について

私は、体重・体脂肪率を測るときは必ず服を脱ぐようにしているのですが、 先日、脱ぐのを忘れて計測してしまい、そのあと脱いで計測すると 体脂肪率まで0.5%ほど下がって表示されました。 体重の値が減るのは、服を脱ぐのですから、服の分減るので理解できるのですが 何故服を着た時と、脱いだ後で体脂肪率まで変わるのでしょうか? 体組織系は、オムロンの比較的新しい機種を使用しています。(12年頃発売?) 以上の事があり、いったいどのような仕組みで体脂肪を計測しているのか、気になりました。 ご回答よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • taoyuany
  • ベストアンサー率74% (629/844)
回答No.1

体組織計は微弱な電流を流す事で体の電気の流れやすさを計ります。 脂肪は電流が流れやすく、筋肉は流れにくくできています。また、筋肉は脂肪の三倍重くできています。 また、脂肪が付くときは一か所から太るという事はなく全体的に肥っていきます。 これにより、右足から右ひざ、股間を通って左ひざ、左足までに至る距離(身長入力から算出)と電気の流れやすさから計算し、体重を同時に図ることで計測した膨大な体データから近い値の体に近い値を求めてそのデータを表示します。(生体電気インピーダンス法) 実際に体脂肪率を計っている訳ではありません。体脂肪率と近い値を計算する機械です。 さて、実験です。 体組織計に5kgくらいの重りを持って乗ってみましょう。 重い本でもいいですし5キロくらいのものがあればベストです。 体脂肪率は増えるでしょうか?減るでしょうか? 本当に「体脂肪」を計っている機械であれば変わらないはずですよね。 実際は体脂肪率は減ります。 つまり、体組織計はこう考えたわけです。 「電気の流れやすさは変わらないのに、体重は増えている。 つまり、増えた分は筋肉だな。 筋肉が増えたんだから脂肪は減ったんだろう。」 そのため、体脂肪率が減った表示がされるわけです。 今回は重いオモリでしたが、これは服でも同じことです。 以上理解の一助になれば幸いです。

boroboro_five
質問者

お礼

皆様とても親身に答えてくださり本当にありがとうございました(^^) 体脂肪そのものを測っているわけではなかったのですね。納得しました。

その他の回答 (2)

  • nicofoto
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回答No.3

電気を流すタイプの体組成計は、体内の水分量で体脂肪率を判断しています。 脂肪と比べて筋肉には多量に水分が保たれているため、体内の水分量が多ければ筋肉質だという事になり、水分量が少なければ脂肪が多いと判断するというのが基本的な仕組みです。 それに加え、自分が入力した体重や身長や年齢性別を、体組成計に予めプログラムしてあるたくさんの人のパターンと照らし合わせ、だいたいこのぐらいだろうという予測結果が表示されます。東南アジア製の安いものはとんでもない数値がでますが、かといってオムロンやタニタ、またはジムにある数十万円するものでも、計った人本来のその時の正確な体組成を出せているわけではありません。 ご存じのように体内の水分量は塩分摂取量や、発汗の前後で大きく変動します。運動して汗をかき、体内の水分量が低下した状態で計れば体脂肪率は数%高く表示されます。かといって平常時の数値が適正だというわけでもありません。このアルゴリズムはメーカーによって異なり、個性があるためです。 タニタの場合はアスリートモードというのがありますが、アスリートでも種目によって体組成の傾向は大きく違いますから違和感を覚えます。そもそも自分がアスリート並なのかどうかは計った結果から判断するものだと思いますが、予め自分でアスリート並だと知っていてそれを入力してから計るなら、そもそも計る意味がない事にもなります。 一般的な電気、つまりインピーダンス式と本来の体脂肪率にどのぐらいの開きがあるのかは、実際に水の中に沈んで計る大きな機械やMRI等で計ってみない限りわからないものです。ぴったり正確に出ている人もいるとは思いますが、そうでない場合が大半でしょう。ともかくあくまで目安。コンマ以下の数値も表示はされるけれど、まあ気分的な満足感のためという感じではないでしょうか。。各部位の筋肉率を算出する機種もありますが、それについてはどういったアルゴリズムなのかわかりませんが。 体脂肪率を測ってみたくなるのは、当然それが変化するようなことをしているからこそなのですが、実のところ体脂肪率は太っても痩せてもそれほど変化はしません。身長と体重と年齢が決まっている時点で、それに見合った体脂肪率にしかなりません。痩せても太っても、おおよそその体重に見合った筋肉と体脂肪のバランスに落ち着きます。 それに加えて運動強度。強度の高い運動、例えばウェイトトレーニングや短距離走などを行っていると筋肉率は上がり体脂肪は薄くなりますし、逆にずっとインドアであまり筋肉に負担を掛けない場合はその逆になります。痩せたり太ったりしなくても運動の強度に応じて体組成は変わって行きますし、また食事内容にはほとんど影響を受けません。痩せても太っても、何もしていない人は何もしていないなりの体脂肪率にしかならないし、ウォーキングしている人はウォーキングしている人らしい体脂肪率、ジョギングの人はジョギングらしい体脂肪率、激しい運動している人は激しい運動している人なりの体脂肪率という感じです。 ですから体組成を気にする場合、運動強度に目を向けるのもセットになります。通常ただ食事を控えたり軽い運動でダイエットしている場合や、日ごろからの健康管理のために計ったとしても、あくまで体格と年齢に応じた一般的な結果にしかなりません。また、そもそもその前に自分が運動不足かどうかは自分でわかるため、健康管理の指標にはなりませんね。自分が健康的な生活かどうか、体脂肪率が高くなる生活かどうかは、生活を省みるとわかります。 仮にあまり運動していないのに体内年齢や体脂肪率が低く表示されたとしても、単に精度が悪いためなので喜ぶわけにはいきませんし、トコトン鍛えているのに数字がイマイチでも、気にする必要もありません。歳を取っているのに、人より筋肉を保つ工夫、或いは体脂肪率を下げる工夫をしていないのに、他人と差が出るということもありません。 また、質問者さんのように服を着たり着なかったり、或いは日によってバラつきがあっても体組成が変化しているわけでは無く、何か電気の流れに影響しているな~ぐらいの話になります。筋肉量も体脂肪率も、それ相応に変化する習慣をある程度続けない限り変わりません。 メーカーは、体組成計を発売して、体重だけでなく体組成に目を向けるのも大事だというのなら、どういったことで体組成が変化するのかという事も合わせて教えてくれたらいいと思うんですけどね。

回答No.2

まず、体脂肪率というのは、その名の通り、「全体重に占める脂肪の重さの『比率』です」 さらに、体脂肪計が実際にはかっているのは(おおざっぱに言えば)筋肉と水分(つまり、電気が通りやすい部分)です。 それを踏まえていえば、「服を着たままはかった」というのは、電気を通さない部分が増えたということです。 体脂肪計は、「体脂肪が増えた」と判断します。 この場合、増えたのは衣服ですから、筋肉や水分の量は変化がないわけです。 従って、比率という意味からいっても、服を着た場合、 (脂肪以外の部分=一定) + (電気が通らない部分=脂肪+衣服=増加) = 全体として増加 なので、「筋肉と水分の比率」は、「比率が下がった」と判断されます。 つまり、それ以外の「脂肪」は、(服を着た場合には)増えた と判定されるわけです。 ※実際には、筋肉の量なども判定しているので、説明はちょっと違います。 具体的に数字を出してみましょう 体重:60kg 体脂肪率: 25% このとき、脂肪の量は 60kg×25%=15kg になります。 言い換えると、脂肪以外の部分(こちらを計測している)は、 60 - 15 = 45kg です。 この状態で、1kg の衣服を着たとします。 体重:60kg + 1kg で 61kg と判定されます。 脂肪以外の部分は、元々あった 45kg だけです。 つまり、脂肪は 61kg - 45kg = 16kg です。 体脂肪率を計算すると 16kg / 61kg = 26.2% ということで、服を着ることで、1%ほど増えて計測されてしまいました。 言い換えると、この例では、衣服を着ると 26.2% その後脱いで測定すると 25% となります。 ※数字が実際とは違うので、1.2%ほどの誤差となりました。 ※衣服が軽かったりすると、誤差は少なくなります。 なので、余計なもの(本とか衣服とか)を持ってはかると、体脂肪率は見かけ上増えるということですね。

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