1978年（築35年）のマンション購入について

質問

はじめまして。都心の中古マンションの購入を検討しています。築35年のマンションの耐震性は安全でしょうか？SRC構造で8階立てのエレベーターあり3階部分です。施行は、所謂スーパーゼネコンが手がけております。管理状態は大変よく、修繕、リフォーム等で見た目は35年もたっているとは思えないほどでした。値段も3800万するし、地震の事を考えると悩みます。購入したら10年位住む予定です。阪神大震災の時は同じ様なマンションはどんな被害だったのでしょうか？

回答No.4

inon

1981年以前の耐震基準で建てられているので、耐震性能は非常に危ういと言えるでしょう。
築年数の古い共同住宅を購入する場合どうしても避けられない問題です。
地震の被害は一様ではなく被害も様々です。震度７のところもあれば、震度６のところもある。
危ないと言えば危ない、しかし１０年以内に地震が来る共限らない。

ただ、１９８１年以降の建物よりリスクが高いのは確かです。

「マンション再生なび」
上のサイトは良くまとまっているので載せときました。

回答No.3

blackhill

1981年の建築基準法改正以後の共同住宅、いわゆる新耐震基準の建物は、まず倒壊の恐れはないと思われます。ただし、目に見えない部分、特に地盤や基礎は要注意です。

　お尋ねのマンションは旧耐震基準なので、基本的にはあまりお勧めできません。もし台地に立地しているなら比較的安全といえそうですが、沖積地（いわゆる下町）は避けた方がいいでしょう。

　私のマンションは阪神大震災で全壊しました。駐車場を確保するため、１階部分がピロティだったのが致命傷でした。再建工事で分かったのですが、地盤補強用の杭の長さも中途半端でした。くいを残さないよう、全部撤去して新しく打ち直しました。

　経済的には、共用部分を含めて地震保険に加入し、3年間の雑損控除で目いっぱい税金還付が受けられるなら、実質的な損失はなんとかカバーできるでしょう。

　絶対安全な住宅などありません。しかし、倒壊より家具の下敷きの方がよほど危険です。損害をできるだけ減らす工夫が大事ではないでしょうか。私のマンションは容積率不適格で普通なら再建は困難でしたが、震災特例で前の容積率まで認められました。次の大震災で壊れない限り、現容積での建て替えは不可能です。維持管理にお金をかける効果があります。

お礼

お返事ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ございません。阪神大震災での実体験に基づくお話、大変参考になりました、ありがとうございます。ピロティは、危険なんですね……他と比べて割安とはいえ、もしものことを考え、旧耐震は、やはり怖いのでやめておくことにします。

回答No.2

Mokuzo100nenn

自身のことが心配な方は賃貸をお勧めします。

阪神淡路大震災の時、区分所有権をもって集合住宅に住んでいた知人は躯体にひびが入り、住めなくなったマンションに2000万円のローンを払っていました。
SRCのマンションが倒壊するリスクは少ないと思いますが、クラックが入り修理不能に成る可能性は高いと思います。
3800万円の借金と引き換えに人が住めないコンクリートの塊を手に入れることになります。

お礼

お返事ありがとうございます。大変貴重な体験談参考になりました。ありがとうございます。SRCのマンションが倒壊のリスクが少ないけども、修理不能に至る可能性もあるのは、勉強になりました。東日本大震災もあり購入に際して、立地と同じように耐震性も気にしていたので、購入は見送ろうと思います。阪神淡路大震災のみなさまのお話を聞いていると、このまま、気軽に引っ越せる賃貸のほうがいいのかなぁとも思ってしまいます…

回答No.1

raski

そのような点を調べてくれる建築士さんがいます。
　3.11を契機に、そのような診断が求められていて、私の管理する築３６年のビルも調べて貰いました。
　ちょっとわかりやすいホームページが見つかりませんでしたが、この要領でお調べになると良いと思います。ご参考まで。

参考URL：

http://www.kenchikushikai.or.jp/

お礼

お返事ありがとうございます。建築士さんが調べてくれるとは知りませんでした。参考になりました。ありがとうございます。中古マンションを購入する際には、是非利用しようと思います。