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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:中性子はフィルムやデジカメに写りますか?)

中性子はフィルムやデジカメに写るのか?

このQ&Aのポイント
  • チェルノブイリ原発の記録ビデオや福島第一建屋内のNHKの事後検証番組で、中性子の飛跡が映っていると説明されていたが、実際には中性子そのものではなく、空気中の原子核に衝突した陽子などが感光した可能性がある。
  • 中性子は自由な状態では存在せず、核分裂反応からのみ得られる。したがって、事故原発現場で中性子が飛んでいた可能性はある。
  • 中性子はフィルムやデジタル機器に写ることができる。フィルムの感度やデジタル機器の画素数による制約は存在するが、具体的な数値は不明。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Tann3
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回答No.2

 写真や映像用のフィルムは、ハロゲン化銀などの物質を光で化学反応させるもので、ガンマ線やX線などの放射線の電離作用により、光と同様の化学反応に近い反応を起こすと思います。健康診断のレントゲンで、人体を透過したX線をフィルムで感光させますよね。  同様に、デジカメやビデオカメラは、CCD素子が光を受けて発生する電荷を映像の画素として取り込むので、放射線による電離で発生する電荷を「光」と同じように感知すると思います。  チェルノブイリ原発の記録ビデオや福島の現場を撮影した映像に映っているのは、こうした「ガンマ線」だと思います。  中性子は電気的に「中性」なので、ほとんど原子と相互作用しませんし、直接の電離作用はありません。従って、おそらくほとんどフィルムやCCDカメラには映らないと思います。ただし、間接的に、カメラやフィルム内の物質を構成する原子核や電子を弾き飛ばし、そのはじき飛ばされた粒子が電離するということもあり得ますので、「全くない」ということではないと思いますが、確率はかなり小さいと思います。どの程度起こるのかという知識までは、残念ながら持ち合わせていません。  普通、中性子を測定するには、中性子が「弾き飛ばす」効率が最も高い「水素原子」(最も軽い原子核で、原子核が中性子と同じ重さ。ビリヤードの球を思い浮かべてください)を多く含む水やプラスチック・ビニール系の物質などをを置き、弾き飛ばされた水素原子核(プラスの電気を持つ)の電離する電荷を計測するか、中性子と核反応を起こす物質を置いて核反応で出るガンマ線を計測します。それほど「検出しにくい」ものですので、フィルムやCCDカメラにも映りにくいのでは、と思います。 (ちなみに、人体は「水素原子」を含む「水」が大半を占めますので、中性子の感受性は非常に高いです)

marc2bolanti
質問者

お礼

 ガンマ線X線は電磁波でしたね、それだと写り易いと言う事ですね。良く解りました、感謝します。 見た映像は光の粒かその飛跡みたいだったので、中性子などの粒子だと思い込んでました。だとしても何かをガンマ崩壊させた間接結果の映像と言う事ですね。  透過力も、鉛版で防げるγ線よりさらに中性子の方が強いと聞いてたし、防御するはずの水は干上がりかけてたそうなので、γ線より飛散してそうに考えてました。東海村JCO臨界事故の時は中性子の方が9倍の空間線量だったそうですし(Newton’11年7月号)。  質問の撮影場所は事故建屋内、格納容器のすぐ外ぐらいだったと記憶してますので、いずれにしても何か放射線は写り込んだのでしょう。 福島第一については中性子の測定はやってるはずですが、報道されていないし場合によっては隠蔽も有り得ますので今後も注視し続けたいです。何せ3機も溶融したままですから。どうも有難う御座いました。

その他の回答 (4)

回答No.5

NO.3,4です。 ご丁寧なお礼文,有り難うございました。 大変な経験なさっていらしたのですね! 「情報公開」の必要性について,東電(原発関連企業共通)の秘密体質については本当に危険だと思いますし,「オープンさ」こそ安全確保に不可欠と思っています。 東海村JOC事故(事件と言うべきか)が報じられた頃,原子力安全神話に浸りきった日本で,こんな非科学的な作業が行われていたのかと,唖然としたこと忘れられません。 『しんぶん赤旗』永年購読していますが,10年以上前から,「原発作業員の被曝線量問題」が報じられていました。「原発渡り鳥作業員」と言った,日雇い作業員の危険且つ苦難の生活についての記事でした。 今朝,またまた『東電「赤旗を排除」 福島第1の現場取材』の記事に接し,憤懣やるかたない思いです。『赤旗』を取材から排除しているとか。以前にも政府関係機関が同様の措置を準備していたとか。安全委員会の立ち入り調査さえ,照明不足という虚偽の理由で拒否していたというのも,全くの秘密体質としか思えません。 お説の通り,最底辺の作業員の安全が確保されてこそ,原発,その他の原子力・放射線利用の安全性が担保されるものと考えております。 「癌の放射線治療」が実用化されて間もない頃,ある大学付属病院で,『早く治したい』との患者の要請に応えて大量の放射線を照射し,死に至った事件があったと言います。こうした事故の経験を踏まえて,X線撮影をも含む医療過誤は少なくなったと思います。 福島の事件を最後に,再び事故が繰り返されないことを願うと共に,情報公開こそその根幹と考えます。 どうか健康に十分配慮されて,穏やかな日々をお過ごし下さい。

marc2bolanti
質問者

お礼

 有難う御座います。私自身は大した事ありません、東海村でのタービン建屋の廃炉か保守点検ですから。 除染で活用されてる高圧水ジェット洗浄で熱交換器U管を洗う作業です。  でも原子炉に入っていた先輩2人はその後、癌で四十代・五十代で亡くなってます。無論、因果関係は解りません。だからこそ作業員にもRA自己管理の権利あるべきと考えてます。  現場では親会社さん白カラーは特別で、下請けの下は眼中にないという、本当に下っ端作業員には視線向わず上を素通りという感じ、ただの風景と言うか物扱い。いや東電社員も悪気はないです。それがモラルハザードと言う事。 でも原発以外の現場でも良い所は監督が下っ端にも声掛け軽口も言って和ます、メリハリで自然気も張って注意力も持続するというもんです。  確かに赤旗は良くも悪くも情報収集能力高いですよね、内部リークで事件化、結構ありましたね。 こういう時・事案こそ頑張って欲しいですね。大本営・御用新聞には期待できませんから。ほんとにやって呉れないかな? なんせメルトスルー3機ですから。  

回答No.4

NO.3 です。 何かの量を測定したいとき,人間の眼で確認しやすい別の値に変換するのが普通です。 例えば,温度の測定には水銀やアルコールの熱膨張率を利用したガラス管温度計。電流に置き換える白金抵抗温度計やサーミスター温度計など。それぞれ一長一短があります。 放射線量の場合は,今のところ便利な置換物理量が見つかっていないと思います。何しろ,中性子線は格別危険な相手ですから。 カメラ映像で判定できるなら,福島でも事故現場で作業員の防護用に活用されたはずです。 そのようなことがなかったのは,現段階では,カメラ利用では役に立たないと言うことでしょう。

marc2bolanti
質問者

お礼

 再度ありがとう御座います。仰しゃる通り現場のリスク管理は中性子ガンマ線量計でキチンとやっていて、カメラ利用の必要は有りません。しかし「被爆線量の把握ができてるのは、二次下請けまでだ」と東電管理職が証言してます。その下はお任せで、又、簡易線量計の場合が多いと伝えられてます。  毎始業時にも「~良し!御安全に」とリスク確認してますが、それ自体ルーティーンとなり他に注意向かなくなり、又孫請け以下は契約打ち切り恐れて、何と無く上に物言えぬ雰囲気あります。見えないパワハラですね。  なんせJCOの事故ではウランをバケツリレーしてたぐらいですから。悪気なくともモラルハザード必ず起こります。私も東海村タービン建屋で働いた事あり、慣れで緊張欠いた現場雰囲気も知ってるし、親会社様はやはりお高いですから。  質問した本意は、東電が作業員に誓約書同意書を書かせてるのに危惧覚えるからです、「保存用メディアを持ち込まない、起きた事第三者に他言しない」と。責任恐れての隠蔽体質は変わりません。 マスコミに大騒ぎされたり無用の風評のリスクもあるけど、過危険労働が見過ごされるリスクの方を重大に考えるべきでしょう。ジャーナリストは放っといていいんですかね?スウェーデンの原発事故リークも労働者からです。箝口令は逆に危ないんだよです。  既に大事故起きてるのに事なかれ!どんなに注意しても管理者が見逃すのがモラルハザードです。故に危機管理も下に数多い底辺に下ろす、と言う意味で記録メディアの事お訊ねしました。 これからが大変な溶融炉心に近づくわけですから、音声・映像記録して身を守る権利あると思います。かえってその方が危機管理の機能上がるんじゃないのかな?情報オープンの方が東電の為にもなると思う。

回答No.3

中性子線も放射線とされます。 中性子は,陽子と結合して原子核を構成し,元素の質量を決定付ける因子です。電荷を持たない(電気的に中性な)粒子で,放射性元素が核分裂反応で崩壊するときに放出される高エネルギーの微小粒子です。電気的特性は持ちませんが,他の元素等に衝突したとき,高エネルギー反応により,非衝突元素を破壊して電気的反応を誘発することは,ANO.2さんの説明の通りです。 放射線には(1)アルファー線(陽子の放出によるプラスの電荷),(2)ベータ線(同様に放出される電子)と(3)ガンマー線(電磁波)の3種類があります。 人体への影響は(1)(2)(3)の順で大きく,人体などへの影響度(生物学的効果)を表す目的で考案された線量の単位がシーベルトですから,物理量とは言えません。 ご質問のような物理的影響量を表す為の線量の単位には,『ベクレル』が用いられます。 1ベクレル(Bq)は1秒間に1個の原子崩壊から生じる放射線量を示します。 Bqは極めて微少な量ですから,取り扱う目的・量によってはキュリー(Ci),レム(rem),レントゲン(R)等も用いられます。

marc2bolanti
質問者

お礼

 ご回答ありがとう御座います。中性子やガンマ線専用の線量計は、Ans1の方の御紹介の、日立製があると知りました。ただそれも人体影響考えてか単位は、{測定範囲:0.01~99.99mSv ■ エネルギー範囲:0.025eV~15MeV }となっておりました。 仰る通り写真感光など、物理現象だけを測定対象とするには、ベクレルだと納得します。事故後の付け焼刃なので直ぐ忘れてしまいます、すいません。  ただ線量計はμかmmSvが多いようなので拙い質問になりました。要は、中性子かガンマ線かは解りませんが、それが画像に写っていたら、かなりの空間線量の放射線が飛散してるのでは?と思い、どの程度が知りたくて質問した次第です。作業員の方でも、持ち込めるならデジカメでも警報機の代わりになるかな?(正確な線量計は高価ですから)と言う事です。

回答No.1

個別の中性子を撮影する方法はないと思いますが、中性子を使った撮影法 中性子断層撮影法 (NCT: neutron computed tomography)というCTスキャンがあります。 http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/040041.html 中性子線の線量はマイドーズミニn (中性子線用) PDM-313(http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/data/radiation-003-PDM-313)で測定出来ます。 画像に関しては判りませんNCTの受信部と言うべきか、受ける側と同じ物を使えば撮影は可能だとは思いますが?ビデオカメラや写真でどうなるかまでは私は判りません。

marc2bolanti
質問者

お礼

 リンクサイト参照致しました、ありがとうございます。 NCT;中性子ビーム発生装置があるとは、知りませんでした。何だか恐ろしい気もしますが医療用で、携帯はできないようになってるのでしょう。 {反跳陽子を利用するコンバータ}とありますので、ニュートロンに衝突された他の原子の像が受像される原理と言う事でしょうか。それならフィルムにも写るのかも知れません。 Neutoron Capture Theraphy療法では、原子炉ではなく、加速器「100m2程度の部屋の大きさの小型の中性子発生装置が、NEDOプロジェクトや、三菱重工、京都大学等により開発中」(ウィキペ'中性子捕捉療法)だそうですね。質問の画像は今もう一度調べてるところで、見つかったら補足します。

marc2bolanti
質問者

補足

 質問の映像ではないですが、冷温停止状態宣言以降の、東電公開映像(12年3/26)がありまして、 圧力容器をメルトスルーされた格納容器にリモートカメラ入れて内壁写してます。水位60cmの冷温停止の水中で、浮遊物やセシウム放射線による発生水素?らしき泡の他に、動きの違う白い点も写ってるようで、何かの放射線の反映にも見えます、水中で何cm進めるかは知りませんが。  チェルノブイリの動画像は空中で、似たようなチリチリした白い点々でした。廃炉作業員を追ったnhkBSアーカイブ?の番組だったと思いますが、見つかりません済みません。

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