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歯科のデジタルX線撮影について

こんにちは、 歯科で使用されているデジタルX線撮影について、教えて下さい。 1、被ばく線量は、線量当量で評価されています。線量当量は、人体に吸収された量が同じであっても、吸収した部位や放射線の種類によって人体への影響は異なりますが、吸収した部位って、どこで評価されているのでしょうか?歯科のX線撮影では、脳にもX線が透過して、脳細胞、神経細胞等を損傷させるはずですが、このあたりは評価されているのでしょうか? 2、デジタルX線撮影では、何シーベルト程度の被ばくを受けるのでしょうか? 厳密には、吸収した部位で評価すべきなので、顔面の皮膚、筋肉、神経、脳によって、何シーベルトかは、変わると思いますが、如何でしょうか? 3、原発などで管理されている被ばく線量等の基準は、あるのでしょうか? 4、脳へのX線照射が、海馬の委縮等によりアルツハイマー病のトリガーになることは、ないでしょうか?ないと証明できるでしょうか?

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  • 2St
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回答No.1

診療放射線技師です。 歯科や病院のX線装置(CT含む)で発生するエネルギーは、 大体40KeV~120K(キロ)eVなんです。 このエネルギー帯のX線が人体(組織・細胞)に当たるとどうなるか? 答えは「活性酸素がほんの少し増える」だけなんです。 細胞や遺伝子を損傷させるだけのエネルギーはありません。 放射線治療などで使用される放射線は、 M(ミリオン)eV単位のエネルギーを有しており、 X線写真を撮影するエネルギーの1000倍程のエネルギーを以って、 腫瘍細胞等を損傷させている訳です。 歯科用X線装置は、実際に使ったことはありませんが、 多分50KeV以下でmAs(X線の量)も極僅かだと思われます。 ですので、回答は以下になります。 1、部位(細胞)ごとの損傷評価など、すること自体意味が無い。 2、実測したことはありませんが、μSvの単位と思われる。 3、「原発などで管理されている被ばく線量等」の意味が分かりません。   放射線作業従事者の被曝限度なら、定めがありますよ。 4、歯科領域での被曝では、   X線が直接脳細胞に作用するなどということはありません。   アルツハイマー病には「アミロイドβ」と「タウ」というたんぱく質が   関わっていることが分かっています。

noname#190880
質問者

補足

回答有難う御座います。 >このエネルギー帯のX線が人体(組織・細胞)に当たるとどうなるか? >答えは「活性酸素がほんの少し増える」だけなんです。 >細胞や遺伝子を損傷させるだけのエネルギーはありません。 40KeV~120KeVですと、当然 原子内の軌道電子を、跳ね飛ばし 分子構造、遺伝子構造を変化させるエネルギーのあるはずです。 実際のX線写真を見ますと、歯だけX線が透過せず、その他の部分は きれいに透過しております。 40KeV~120 KeVのエネルギーを持った光子が、細胞内を透過して 「活性酸素がほんの少し増える」だけという一番大事な個所が、あいまいです。 この部分を更にご説明頂ければ幸いです。 >2、実測したことはありませんが、μSvの単位と思われる。 吸収した部位で評価すべきなので、顔面の皮膚、筋肉、神経、脳によって、何シーベルトかは、変わるのでは、ないでしょうか? X線のエネルギー40KeV~120 KeVを、吸収した部位で評価するので、 実測は、出来ないと思います。計測器に表示されるSvは、皮膚とか 代表的な特定部位に、換算された値ではないでしょうか? >原発などで管理されている被ばく線量等」の意味が分かりません。 歯医者で、年間何シーベルトまでなら、被ばくしても良いのか?その基準 はないでしょうか? >X線が直接脳細胞に作用するなどということはありません。 なぜ、そのように言い切れるのか?難しいと思います。すべて、可能性がないと証明するには、大変なことだと思います。 感覚的に、歯のX線写真を見ると、たとえば100回/日 1年間365日 歯のX線撮影をして、敏感な脳に何の影響も及ぼさないと言い切れないと感じます。

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