• ベストアンサー

次の積分は発散するかどうか

ask-it-auroraの回答

回答No.4

発散します. かんたんに示すために u = (x - y)/2, v = (x + y)/2 で定義される変数変換 T: (x, y) |--> (u, v) をしましょう. ヤコビアンは 2 なので, もとの積分は ∫[0~∞]dx exp(-x^2/4){∫[0~x]dy exp(y^2/4)}= ∫[D]dxdy exp((y^2 - x^2)/4) = 2∫[T(D)] dudv exp(-uv) となります. ただし積分範囲を D = { (x, y) : 0 < y < x } とおいたのでT(D) = { (u, v) : 0 < u < v } です. こうすれば後ろの部分の積分はかんたんに ∫[0~∞]du ∫[u~∞]dv exp(-uv) = ∫[0~∞]du [(-1/u) exp(-uv)] = ∫[0~∞]du (1/u) exp(-u^2) とかけます. が, 最後の積分は部分積分をすると ∫du (1/u) exp(-u^2) = [(-1/(2u^2)) exp(-u^2)] - ∫du (1/u^3) exp(-u^2) となり最初の境界項が u → 0 の極限で発散してしまいます. したがって問題の積分も発散します. □

noname#192638
質問者

お礼

証明ありがとうございます。私の証明については次の質問にて載せようと思います。

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