• 締切済み

家族療法  クライエントの絶対肯定とは?

心理相談をしている者ですが、家族療法に興味があり、勉強しています。 家族療法のある本を読んでいたら,次の内容が書かれていました。 ◎クライエントを変化させる2つの鉄則  クライエントが少しでもP(ボジィティブ)要素の強い状態に移行できるお手伝いをすることが、心理面接の最大の目的である。クライエントのP要素を引き出す作業。  セラピストの一番重要な技法は「肯定的意味づけ」。  これによってクライエントは自己肯定感を高めることが最大の目的。 コミュニケーションを通して「あるがままのクライエントでよい」と絶対肯定することです。 この「肯定的意味づけ」が全技法の土台。  以上の内容の中で、 理解できないのは、 「あるがままのクライエントでよい」と絶対肯定するという箇所です。 これによれば、例えば、  児童を虐待している親も絶対肯定するのでしょうか。  これも肯定したら、クライエントは満足して、何も変わらないのではないかと思うのですが。 その辺のところを,おわかりの方、お教え下さい。

みんなの回答

  • genki-mama
  • ベストアンサー率26% (334/1267)
回答No.2

「Yes,but」の法則なのではないでしょうか・・。 児童虐待をしている親をクライエントだとしたら、 「アナタは我が子を愛しているのよね。」「イイ子に育てたいと思っているのよね。」 それに対して「それは素晴らしい。」と絶対肯定。 「でもイライラしちゃって、虐待しちゃうのよね。イライラって誰でも起こるし、無理もないわよね。」 ・・そんな感じでの「まず、絶対肯定」じゃないのでしょうか・・。 イライラするのは間違ってない。いい子にしたいと思うのは間違ってない。 「でも どれだけイライラしていても、殴るのはどうかな。」 つまり、その先にButをよこすんじゃないでしょうか。 「イライラしてたから、殴ったのよね。」を丸ごと肯定するってわけじゃないと思います。

  • orrorin
  • ベストアンサー率65% (88/134)
回答No.1

私はその本を読んだこともないですし、臨床については座学レベルなのですが、昔の講義の記憶を元に、こういう意味では? ということで書いておきます。 肯定といっても行動を促進するだけではなく、例のようなケースではむしろ適応的な意義を見出すといった意味合いの方が強くなるように思えます。 虐待というと普通は否定的なイメージしかありませんが、その親個人にとってはポジティブな面があるということも考えられます(日常生活の憂さ晴らしなど)。 その場合、虐待する親を最初から否定して「やめなさい」というのではなく、虐待のメリット(憂さ気晴らしという機能)に着目して受け入れ、虐待以外の行動にその機能を置き換えることができれば、問題は改善されるでしょう。 これもクライエントを肯定するということになると思いますが、いかがでしょうか。 また根本的なことですが、クライエントは問題を解決したいからこそ、セラピストのもとを訪れています。 ですから、たとえ仰るとおりの意味で虐待をそのまま肯定したとしても、少なくとも「満足して」ということはないと思いますよ(そんな人ならそもそもこないでしょう)。

関連するQ&A

  • ロジャースのクライエント中心療法

    パーソナリティー変化の6つの条件の意味がわかりません。 わかりやすく教えて下さい。 (1)2人の人間が心理的な接触をもっていること。 (2)クライエントは、不一致の状態にあり、傷つきやすく、不安な状態にあること。 (3)セラピストは、その関係の中で一致しており、統合していること。 (4)セラピストは、クライエントに対して無条件の肯定的配慮を経験していること。 (5)セラピストは、クライエントの内的照合枠を共感的に理解しており、この経験をクライエントに伝えようと努めていること。 (6)セラピストの共感的理解と無条件の肯定的配慮が、最低限クライエントに伝わっていること。

  • 箱庭療法(箱庭セラピー)の解釈について詳しい方、回答お願いします

    箱庭療法(箱庭セラピー)の解釈について詳しい方、回答お願いします 先日、個人サロンで箱庭療法を受けてきました。 特に、精神疾患を持っているわけではないのですが、癒しになるというので興味本位で受けてきました。 さらさらの砂を触ったり、箱庭を製作したことは楽しかったのですが、セラピストさんの解釈がいまいちピンときませんでした。 画像がなくて説明しにくいのですが、上半分を砂をどけて海に見立てて、左上に岩場を作ってそこに魚の群れを置いて、右上の方にやしの木の生えている小さな島を作りました。 その島には、亀の親子を置きました。 下半分には、男の人と女の人を置いて、右下にペンションぽいものを置きました。 イメージとしては、だんな様と旅行に来ている感じです。 セラピストさんの見立てというか解釈は ・家族でゆっくりしたいと思っている ・家族間の関係をどうにかしたいと切実に悩んでいる ・社会とのつながりは良好 ・論理的な思考で壁にぶつかっている といった感じだったのですが、家族は仲の良いほうだと思いますし、仕事もしていないので社会とのつながりと言われてもピンと来ないし、論理的な思考の壁なんて心当たりが全然ありません。 そのことをセラピストさんに伝えたら、「箱庭には深層心理が出るから、あなたが気づいてないだけで、本当のあなたはそう思っている」と言われました。 そう言われても腑に落ちないので、家に帰ってからネットで調べたのですが、確かに右下が家庭の問題を表すとか、左上が論理的な問題を示すとか、書いてありました。 深層心理と言われれば、そうなのかもしれないのですが・・・ 私は心理学については素人なのですが、箱庭療法というのは、その人の願望を示すものなのですか? 例えば、だんなと旅行に行ったことを箱庭に表したとしたら、それはまた行きたいと言う願望になるのですか? 家庭を表すところに幸せな風景を置いたら、それは今幸せだから置いたのではなく、幸せになりたいと思って置くのですか? なんだか的を得てない質問になりましたが、よろしくお願いします。

  • 遊戯療法について、素人でもわかりやすいお勧めの書籍はありますか?

    小4の長女が昨年秋から不登校で保健室登校をつづけています。現在、国立病院で週1回のプレイセラピーをうけていますが、その点に関して主治医からのフィードバック(具体的な内容、こどもの様子、今後の展望など)がほとんどありません。 実は私自身が娘の不登校を発端としてうつ病になってしまい、現在娘と同じ主治医で治療してもらっています。私の治療と娘の家族カウセリングが同じようになってしまい、なかなか娘の治療について突っ込んだ質問ができません。 昨日のセラピーのとき、セラピストの先生に遊戯療法の入門書はないか、とききましたがあまりないと言われました。 主治医からの説明を受けるのが難しいので 自分で多少なりとも遊戯療法について勉強してみたいと思います。 お分かりの方で、なにかお薦めの本がありましたら教えてください。(心理学についてはほとんど知識はありません)よろしくお願いいたします。

  • 催眠術について

    最近催眠術やヒプノセラピーに興味を持ち、本などを読んで独学で勉強しようかと思っています。 将来セラピストになりたいとまでは考えていないのですが、どうせ勉強するのなら、実用的になるものを学びたいと思います。 そこで質問なのですが、こういった催眠療法についての知識が、何か日常的なことで役に立つことはないでしょうか。 本来の目的として、人の悩みや深層心理を引き出して療法するものだと理解していますが、あくまでもっと気軽に(?)役立つ方法があれば教えて欲しいです。 勿論悪用しようとは考えていません(笑)

  • 専門家が癒される効果は?

    心理学を学ぶ者、もしくは専門家がカウンセリングや心理療法を受けるときの効果はどの程度なのでしょうか? 例えば臨床の場での「抵抗」という現象がありますが、この概念を知っている者が、「あ、私は今『抵抗』している時期に入った」、「先生に『転移』しそう」などと(つい)考えることと思います。 悩みなどをもつクライアントはセラピストの前では明らかに主体ですが、知識を持つ者、専門家であれば同時に客体としても成立します。その場合、悩み=主体としてのその問題に対する何らかの作用があるとしたらどのように影響されるのでしょうか? 別の意味では「演じる」ようなこともできてしまいます。専門知識を知る者が個人的な問題を解決するとき、その知識は障害とはならないのでしょうか?それでも心の動きや法則(があるとしたら)は、単に得た知識に無影響なのでしょうか?

  • 家族の理解が得られない

    いつもお世話になっています。うつで療養中のものです。 余裕があれば、同じ病気でおられる方に経験したことを回答の方でさせてもらっています。最近はやや低調気味です。 私のケースは、親が家庭内の問題(身内の死・昨年と今年、親自身の仕事のこと、病気のこと)を私に話されることでうつから解放されません。この8月は親の愚痴の度が過ぎて絶対安静1週間の医師指示までなりました。 わたしが言われたくないようなこともしばらく日が経つと又言う。 親は、(私が聞きたくないことが)苦痛であることが分かっているのかどうかも曖昧な返事を返してきます。 親のうつ病不理解による言葉のある意味暴力の対処のしようが分からなくなってきました。 自分のことは話すが、こちらのことにはほとんど耳を貸しません。 家族療法が必要であることを痛感させられていますが、家族療法ができる環境ができず、質問することによっていろんな角度から何か対処方法・意見、アドバイスがもらえるのではないかなと思って質問させていただくことにしました。

  • カウンセラーの意味って?

    臨床心理学の授業を受けたのですが、カウンセラーって何なのか よけいにわからなくなってしまいました。 講義をしてくださったカウンセラーがおっしゃることは、次のとおりなんですが、 ■励ましの言葉は絶対にかけない 『励ましの言葉をかけて、後になって「良くなるといってくれたのに 治らなかった!」と責められるのが怖いから。』 『励ましの言葉がほしけりゃ、よそへ行けといってやる。』 『「大丈夫」「良くなるよ」と声をかけるカウンセラーは本物ではない。』 「私・・・治るでしょうか?」と藁をもすがりたい精神状態のときに クライアントの素質を見ることなく、誰に対しても一律的に自分の 考えを話すというのはどうかと思うのですが。 確かに、治る見込みが限りなく少ないクライアントに対して、治るよと 伝えることは怖いという気持ちはわからなくはないのですが。 また、 『僕の存在自体が必要であって、僕はそこに(クライアントのそばに)いる だけで価値があるのです。』 この言葉をクライアントに(「僕」を「あなた」という言葉に置き換えて、 自分自身を大切にしようよという意味で)言ってあげるのならわかるん ですが、カウンセラーがこういう心持ちでクライアントと接するのであれば ただの自己満足だと思いました。価値はクライアントが決めることだと思うからです。 もちろん、一緒に居てあげるだけで心が落ち着く事例などでは傲慢には 値しないこともあるとは思います。 ■私の心理療法を拒否されたことはない 『病院の院長にもぜひやってくれといわれた、私がやることに間違いはない。』 『精神科医がやることは、単なる点数稼ぎの繰り返しなことが多いんです。私が行う療法とは違う。』 精神科医とぶつかることはあるでしょうが、この自信は何かしらの 危険性を孕んでるということはないのでしょうか。 ■分析ではない、関係性を保っているのだ 風景構成法なのですが、絵を描いてもらうことで、クライアントの 心理を読むということは分析にはあたらないのでしょうか。 カウンセラーは『絵の中の地蔵はこの場所で誰かが死んだことを意味している』 などと話してました。これは分析といわないのでしょうか。 その分析は・・・などという言葉を使って質問しようとすると、 『関係性を保った療法だ。分析とは違う。』と反論されます。 じゃあ、絵を通してクライアントと話をすることで、人と関係を保つとは こういうことだよと無意識に教える療法なのかと私なりに解釈してみたの ですが、カウンセラーは、 『言葉では精神状態を話せないから、絵を描いてもらうことによって その人の真理と現実を知るのだ。』ともいっています。 いまだ私はカウンセラーのいう療法とはどういうものなのか掴めません。 そのカウンセラー自身も全て勉強という名目で、有名な心理学者に長きに 渡って夢分析を受けたり、(気持ち的に)命がけで海外のカウンセラーの 元へ出向き、カウンセリングを受けたり、カウンセリングを受けて涙が 出たとか実体験までしたみたいですが、なぜか本当にクライアント と向き合える人なのかと疑問に思うほどマイペースな人でした。 カウンセリングでの留意点を記したスライドを映してたのですが、 生徒が書き写す間もなく一瞬にして消してしまうことが何度もあったり、 板書の図についての質問が話されてる最中でも、その対象の図をどんどん 消してしまったり、質問が増えるとちょっと不機嫌な感じになったり。 カウンセラーも人間ですから全てカンペキにこなすというのは無理でしょう。 有名大学の先生らしいですが、トータルで見て私が精神を病んだとき、 この人のカウンセリングを受けてみたいかと聞かれればそうは思えません でした。 長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

  • ヒプノセラピーとはどのようなことをするのでしょう?

    以前に心療内科にて、認知行動療法のカウンセリングを受けたことがあります。 不安障害とのことで、1か月に1度の頻度でした。 本人的には、ゆっくりではありましたが外出も少しづつできるようになり、 このまま受け続けるつもりでいましたが、回数に制限があるとのこと?!で クリニック側から、終了を表明されそれ以後、体調不良もあり数年経って 現在に至っております。 今回、自宅から通える距離でカウンセラーさんを探してみたところ、 ヒプノセラピーをされている方が見つかりました。 ネットで検索して動画なども見ましたが、横たわるクライアントに セラピストさんが、質問をしてる動画が多く、 「何が見えますか~?」とか、「そこはどこですか~?」など、 怪しいムードもなきにしもあらず。。 見つかったセラピストさんのHPやブログを拝見したところ、 「そういうヒプノではない」、、、らしいのですが、 他に、どういうヒプノセラピーがあるのでしょうか? 料金は90分 5000円。 HPでは、5万円の間違いではありません!と書かれていました。 ヒプノセラピーとは、5万円もするような、そんなにお高い療法なのでしょうか? いわゆるセラピーと言われるものを受けるのは、初めてで 相場というのもも、わかりません。 (40代主婦です。セラピストさんは男性。) コーチングをメインにされてるらしく、カウンセリングは「救助」が 主目的で、利益はコーチングの講師などで出しているので、 この価格でも大丈夫、、と書いてありました。 自分の中では、横になって質問されるようなヒプノではない 方法のカウンセリングを希望しています。 もちろん、そのセラピストさんに直に問い合わせればわかることなんですが、(汗) ヒプノセラピーに関して詳しい方がいらっしゃいましたら、 教えて頂けると助かります。

  • <div>テキスト</div>

    HTMLを記述する際に文書構造を明確に…と考えています。 見出しにはHタグ、本文にはPタグ、リストにはliなどなど。 ある書籍でbody直下にテキストを配置するのはいけない、と書いてありました。テキストに意味付けがなされていないから、というようなことが理由として書いてありました。 そこで思ったのですが、divはもともと意味をなさないブロック要素ですが、この直下にテキストを配置すると、このテキストは文書構造上意味を持たないものになって、文法上間違っているのでしょうか? 今のところ、 <div><p>テキスト</p></div> のように、pで意味付けをするのが正しいのかな、と考えていますが、W3Cのホームページではdiv直下にテキストを配置しているものがありました。 皆さんのご意見を伺いたいです。 div直下のテキストは正しいのか、間違っているのか、どうでもいいのか?

    • ベストアンサー
    • HTML
  • 「永劫回帰」について教えてください

    【永劫回帰】ニーチェの根本思想。あらゆる存在は意味も目標もなく,永劫に繰り返されるが,この円環運動をあえて生きる決意をする者は生の絶対的肯定に転じることになる。永遠回帰。 と辞書にあります。 「円環運動をあえて生きる決意をする者は生の絶対的肯定に転じることになる。」 とはどういう思想なのでしょうか? 円環運動=人生ということはわかりますが、「生の絶対的肯定に転じることになる」ということはどういうことを示し、またそれがなぜ「あえて生きる決意をする者」が前提になるのかがわかりません。「あえて」と強調されているところにポイントがあるように思うのですが…。 「永劫回帰」については心理学のある概念と関連があり、今非常に気になっておりますが、当方哲学はもとよりニーチェの思想については学問的に無知ですので、より具体的、より入門的にわかりやすく伝えてください。