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線形計画法の目的関数の最大値の出し方

【制約条件式】 4x+2y≦160 3x+4y≦170 x≧0,y≧0 【目的関数】 Z=20x+15y この目的関数の最大値は900なのですが、 その出し方がわかりません。 途中式を省かず、 上記以外の数字が出た場合は、それがどこから出たのか、なんであるのかという解説までお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

4x+2y≦160・・・(1) 3x+4y≦170・・・(2) x≧0・・・(3) y≧0・・・(4) (1)式、(2)式から、xだけの式、yだけの式を導くことを考える。 (1)×2ー(2) (4x+2y)*2-(3x+4y)≦160*2-170 5x≦150 x≦30 (3)と併せると、0≦x≦30 (2)×4ー(1)×3 (3x+4y)*4-(4x+2y)*3≦170*4-160*3 10y≦200 y≦20 (4)と併せると、0≦y≦20 0≦x≦30、0≦y≦20の条件で、目的関数Z=20x+15yが最大になるのはx=30,y=20の時だから、 Z=20*30+15*20=900 考え方は、他の人のやり方が基本にはなると思いますが。

その他の回答 (7)

回答No.8

回答者の皆さんは、zをx,y平面内に書きたがりますが、 そうではないので、 実務に応用できるように覚えておいて下さい。 zは、x,y平面に対して垂直方向にあるのです。 製品を設計することを考えてみましょう。 xという部品とyという部品を組み合わせますが、 これらの値が取りうる範囲をx,y平面で表しています。 これを設計空間といいます。 それらには、 4x+2y≦160 3x+4y≦170 x≧0,y≧0 という制約が掛っています。これを設計制約といいます。 一般的には、設計空間は、もっと変数が多く、 n次元ハイパーキュービック(超立方体)になっています。 超立方体の一部が切り取られるのが、設計制約です。 このときの最適化を「制約付き最適化」と言います。 目的関数zとは、設計した結果の製品特性値です。 本来は、「zは、x,y平面に対し、垂直」です。←ここが重要。 この目的関数を、設計の分野では応答曲面関数といい、 設計最適化の業務で重要な役割を果たします。 今、zは1次式ですから、平面方程式になっています。 ですから、x,y平面で設計値が取りうる四角形の各頂点のどれかが zの最高点を与えるはずです。(内部には解が無い) 今回の回答は、4頂点を代入して求めればいいのです。 (ご質問の答え:4頂点(x,y)とzの値、 (0,0):z=0 (42.5,0):z=850 (0,40):z=600 (30,20):z=900 この性質は、解探索上重要な性質で、 解探索は、設計空間のハイパーキュービックの頂点から出発すれば、 効率的だということになります。 (たとえ、2次関数でも、1次関係が強ければ今回と同じ) さらには、今回、解を与えた(30,20)が四角形として引っこんでいない ということが、解を持つ重要な性質で、これを「凸性」と言います。 ところで、一般の製品設計では、 z、すなわち応答曲面関数は、1次関数になることは稀で、 通常は設計空間内のどこかで、最高パフォーマンスを出すはずで、 2次の関数で近似します。 このケースでは、設計空間の頂点から出発して、 ・勾配法 ・ダウンヒル・シンプレックス法 ・遺伝的アルゴリズム などの方法で解を探索します。

aki-nagi
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみません。 回答ありがとうございました。

回答No.7

No.6でグラフを添付しましたが、技術がないため、ほとんど判別できないものになってしまい、申し訳ありませんでした。 参考URLに同様のグラフ(「1.1 図による解法」のグラフ)が有りましたので、これを参考にしてください。 4x+2y≦160・・・(1) 3x+4y≦170・・・(2) x≧0・・・(3) y≧0・・・(4) この4つの式で表される範囲は、参考URLのグラフの斜線部に相当します。 赤線が目的関数です。 グラフの(2.3)の点が、問題の(30,20)に相当します。

参考URL:
http://www.sist.ac.jp/~suganuma/kougi/other_lecture/SE/opt/linear/linear.htm
回答No.6

この変形ぐらいはわかってほしいですが・・・・・・。 4x+2y≦160・・・(1)の変形の仕方。 4xを右辺に移す。 2y≦-4x+160 両辺を2で割る。 y≦-2x+80 3x+4y≦170・・・(2)の変形の仕方。 3xを右辺に移す。 4y≦-3x+170 両辺を4で割る。 y≦-(3/4)x+170/4 グラフも書いてみました。 真ん中の太線のグラフが目的関数です。

aki-nagi
質問者

お礼

何度も回答ありがとうございます。 図まで描いていただいて恐縮です。 何度も読み返し、思案した結果、やっと理解できました! 本当にありがとうございました!

回答No.5

No.4の12行目に誤りがありました。 >目的関数Z=20x+15yを変型すると、y=-(4/3)x+D/15であり、・・・ ↓ 目的関数Z=20x+15yを変形すると、y=-(4/3)x+Z/15であり、・・・

回答No.4

補足します。 4x+2y≦160・・・(1) 3x+4y≦170・・・(2) を変形すると、 y≦-2x+80・・・(1)’ y≦-(3/4)x+170/4・・・(2)' であり、この2つの直線は第1象限で交差し、その交点が(30,20)になることがわかります。 (実際に図に書いて、考えてみてください。) x≦30、y≦20は、(1)式、(2)式を同時に満たすx、yの範囲ですが、 気を付けなければいけないのは、(30,20)より右側(30<x≦40)ではy≦-2x+80の式でも可、(30,20)よりも左側(20<y≦170/4)では、y≦-(3/4)x+170/4の式でも可です。 目的関数Z=20x+15yを変型すると、y=-(4/3)x+D/15であり、傾きが-(4/3)で、(1)式よりも緩く、(2)式よりも急なので、(30,20)が目的関数の値が最大となります。 (目的関数の傾きによっては、こうはなりません。例えば、目的関数の傾きが(1)式よりも急な場合は、(0,40)が最大になります。)

aki-nagi
質問者

お礼

補足ありがとうございます。 最初の解説ではわかったのですが、補足を読むとなんだかわからなくなってしまいました。 変形するとなぜ y≦-2x+80・・・(1)’ y≦-(3/4)x+170/4・・・(2)' になるのでしょう? 変形の順序がわかりませんでした。 すみません。 正直、図の書き方も、読み方もわかりません…。

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.2

こんばんわ。 点(x, y)の座標に対して 20x+ 15yの値は、 直線:20x+ 15y= zすなわち直線:y= -4/3*x+ z/15の y切片である z/15を15倍したものとして与えられます。 点(x, y)は制約条件式として与えられた領域内を自由に移動できます。 その点から、傾き:-4/3の直線を引いたときの y切片を考えればよいわけです。 直線を平行移動させて、 y切片の値がもっとも大きくなるときを考えればよいことになります。

参考URL:
http://okwave.jp/qa/q6222584.html
aki-nagi
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみません。 回答ありがとうございました。

  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.1

【制約条件式】 4x+2y≦160 3x+4y≦170 x≧0,y≧0 が示す範囲をxy平面上に描いてみてください。多角形となるでしょう。 その上にZ=20x+15yなる直線を描いてみて制約条件式を満たす点のうちzが最大になる点を探せばよろしい。 こんな問題は多角形の頂点になることが自明です。 Z=20x+15yは傾きが一定だから直線を平行移動すればよいということが理解できるかどうかがポイントです。

aki-nagi
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみません。 回答ありがとうございました。

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