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動植物油類(乾性油)の自然発火について

動植物油類(乾性油)の自然発火についてお伺いいたします。「乾性油を染み込ませたボロ布を山積みにし、換気の悪い場所に置くと自然発火する」らしいのですが、動植物油類そのものを貯蔵中の場合は、「換気をよくするほど自然発火しやすくなる。」のか、あるいは、「換気をよくするほど自然発火しにくくなる。」のかがわかりません(ある危険物の問題集には、換気をよくするほど自然発火しにくくなる。」とありましたが……)。御教授をよろしくお願いいたします。

  • tahzan
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  • Saturn5
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回答No.2

換気に関してはどちらがいいか難しいところです。 換気を多くすると酸素濃度が上がりますが燃焼物の温度は下がります。 少なくすると酸素濃度は下がりますが燃焼物の温度は上がります。 もし、閉鎖された密閉空間ならば酸素濃度を重視して換気をしない方がいいでしょう。 開放空間ならば酸素濃度は無視して換気をした方がいいでしょう。 重要な事は、この反応は表面だけでおこることです。 反応物の面積を少なくすることが一番です。 ドラム缶に入れた油は自然発火しませんが、布などに染みこませると 自然発火の可能性があります。

tahzan
質問者

お礼

NO,1の方にお答えした疑問そのものについて回答いただき、ありがとうございます。確かに、両面の考え方があり、迷うところですが、「表面だけでおこること」がカギですね。換気をよくしても、表面積が小さければ、酸素と接触する面積は小さいので、「冷やされる」方をとり、「自然発火しにくくなる」と思います。逆に、表面積が大きい場合は、換気をよくすると、当然、「自然発火しやすくなる。」はずですね。だんだん、自分でも答えが近づいてきたように思います。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

酸素供給とのことですが 実際に起こるのが、フラッシュオーバーですね≪映画バックドラフトで有名になりました≫ 消防などが、密閉された火災現場で、実施に経験している消防担当もいると思いますが 酸欠で消火されているところに、室内侵入の為にドアーを開けた事によって、急激な火災が起き、爆発的燃焼をする事を言いますが 瞬間的には1000℃近くに成るようです 消防はこれを一番恐れています まあこれは極端な場合ですが 酸素も一定以上濃度が無いと燃焼しません 燃焼しても酸素の供給が無ければすぐに消えますので、窒息消火が可能なのです その点から考えて 燃焼に必要なものとして 酸素 物質 熱 この3つが必要ですが 問題は物質が熱を受けることによって出る、燃焼ガスと酸素の濃度なのです それを換気によって吹き飛ばして、ガスの濃度がなくなれば、燃焼しませんし 熱も換気によって、下がり、熱を発生させるであろう、化学反応も起きにくいと思います 例えば 廃材置き場での、自然発火など有りますが 消防団員の時には経験していませんが、その後起きて、1日燃えていたと言う事が有りました この場合には、廃材から出た、ガスや燃焼可能な樹液等が、鉄などの酸化に伴う熱で自然発火した物ですが これを考えるともし換気されていたら、可燃性ガスも薄まって居たでしょうし、酸化に伴う熱も発火まで至らなかったでしょう 一度フラッシュオーバーで検索してみてください

tahzan
質問者

お礼

換気をした……可燃性ガスが薄まった……発火に至らなかった……ということは、対象は危険物そのものではなく、それから発生したガスというわけですね。少し混乱してきましたが、換気によって酸素が多く供給された、とは考えず、可燃性ガスが薄まったと考えるわけですか。なるほど、参考になりました。もう少し考えてみます。ありがとうございました。

回答No.1

気化したガスがたまって居れば火は付きますよね でも換気されていたら、ガスは飛散してしまい、火がつかないのではないでしょうか プロパンガスでも、一定以上濃度が上がらないと、爆発しませんので 又自然発火に関しては、 熱が必要です、 おそらく化学反応で発熱すると思いますが、 発火温度まで加熱しなければ火は出ません 私は元調理師ですが 天ぷら油が発火する原因が、260度以上だったと思いますが その温度以上に加熱すると、油から出たガスに、加熱温度によって自然発火します 自然発火のカギはこの温度とガスです

tahzan
質問者

お礼

「換気」をどうとるかが迷っています。「換気」することにより酸素が供給され、自然発火しやすくなる、という意見と、「換気」することにより外気に冷やされ、自然発火しにくくなる、という意見です。それにしても、天ぷら油も、そういえば自然発火する危険性があるはずですね。気をつけます。ありがとうございました。

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