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光の輻射熱について
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放射熱の大部分は赤外線が担っています。 放射の強さは,放射源の物質構成と熱状態でほぼ決まります。 放射源の熱エネルギーの強さで,放射のエネルギー分布が変わります。 中性子星のような極限状態の超高圧・超高温状態の物体からは,ガンマー線のような極長短波長の放射線が発せられます。赤外線は,エネルギー状態は比較的低い位置にあります。 放射の影響は,それを受ける物体の構成によって異なります。 一般論として,放射線のスペクトル分析によって,放射体の構成やエネルギー状態を分析出来ます。 受光体が完全黒体と仮定すれば,受け取るエネルギーは,発光体からの距離の自乗に反比例して弱まりますが,面積率は100パーセントになります。 現在の日本の物理学では,輻射に変えて放射の言葉が用いられています。 輻射と放射はほぼ同じ意味ですが,常用漢字上の用法の変化です。
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