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宇宙の膨張と、銀河の衝突の矛盾・・。
宇宙の膨張は加速していて、それぞれの銀河は遠ざかっていると聞きましたが、過去にもまた将来も銀河同士の衝突があるのはどう解釈すればいいのでしょうか?お互い遠ざかっているものが衝突するのはどんな場合なのでしょうか??
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河が下流に流れているのに、その上のボートが時々ぶつかるのと同じです。 それぞれの銀河の中心が慣性系で静止していたとして、その中心が離れてゆくのが宇宙の膨張です。 実際にはそれぞれの銀河は慣性系で静止していない為に、それぞれのベクトル合成された速度が異なるので衝突が起きます。
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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ハッブル定数は 百万光年 あたり 70 km/s ですから、銀河、アンドロメダ間では 140 km/s くらい。これは銀河の一般的な固有運動速度(数百km/sくらい)よりかなり小さいです。 つまり近隣の銀河どうしの相対速度は、宇宙膨張よりも、各銀河の固有運動が支配的という ことです。
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ご回答ありがとうございます。
- mota_miho
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No.2 です。もう少し分かりやすく説明してみたいと思います。 宇宙が膨張しているということは、宇宙空間が、「伸びていく」ということです。 「天の川銀河」と「アンドロメダ銀河」の間の空間も「伸びていっている」のですが、その「伸び」よりも、「天の川銀河」と「アンドロメダ銀河」がお互いに近づいている速さのほうがずっと大きいのです。 ゴムひもで説明します(下図)。 A―――――――――――――C――D―――――――――――――――――B 両端を持って引っ張ると、AとBは互いに遠ざかります。 もし、CとDのところに虫がいて、それがじっとしていたら、2匹の虫の間の距離は大きくなっていきます(CとDとは互いに遠ざかっていきます)。 しかし、虫が動いていたら(Cの虫が→方向に、Dの虫が←方向に)、そして、虫の移動の速さが、ゴムの伸びる速さより大きかったら、2匹の虫は出会います。 宇宙の場合、Cが「天の川銀河」、Dが「アンドロメダ銀河」です。
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ありがとうございます・・、わかりました。
- mota_miho
- ベストアンサー率16% (396/2453)
(1)宇宙が膨張を続けていて、それぞれの銀河が互いに遠ざかっているというのは、その銀河の間の距離が十分離れている場合での話(例えば、十億光年)。 (2)一方、40億年後に衝突するらしい我々の「天の川銀河」と「アンドロメダ銀河」の間の距離は、たったの250万光年(現在の距離です)。 つまり、(1)と(2)では、全く異なったスケールでの話ですので矛盾はありません。
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ご回答ありがとうございます。
- missshitsumon44
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銀河同士が遠ざかっていると記述するから問題があると思われる。 実際は銀河団同士が遠ざかっていると書くべきだろうと思います。 我々の天の川銀河も実は単体の銀河ではなく、アンドロメダや大小マゼラン銀河、その他の矮小銀河と一つの銀河団を形成しています。 その銀河団はひとつの重心点を中心に回っており、現実にアンドロメダ銀河は天の川銀河にとてつもないスピードで接近中。 何十億年先かはしりませんが、いずれこれらの銀河はひとつになってしまうらしいです。 宇宙はこういった銀河団により構成されていることから、無論銀河団同士は遠ざかっていても、その中では衝突がありうると。 と、素人が科学雑誌で得た知識を基に推測で答えてみたんだが、どう思うよ、猫よ・・・。 「にゃにゃ?」
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ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます・・、なるほど。