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階数の定義について

階数の定義について教えて下さい。 階数って行列Aを階段行列A'に変形したとき、A'の行のうち 零ベクトルでないものの個数を階数といいますよね。 ここまでは理解していますが、次の問題が解けませんでした。 ~行列Aの定義について~ Aの0でない小行列式の((1)) Aの((2))な列ベクトルの最大個数 Aの((3))な行ベクトルの最大個数 Aで定まる線形変換の値域の((4)) 答えが上から 最大次数 一次独立 一次独立 次元 です。 (2)、(3)は理解しましたが(1)、(4)が理解できません。 お願いします

みんなの回答

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.4

A No.1 の話に循環は無いよ~ (2)と(3)の同値性を示すには、間に(1)を挟んで (2)⇔(1)⇔(3) を証明するのが素直かな。 一次独立の定義に側して、簡単に示せる。 > n個の成分のm個だけに落としても尚 > 一次独立になるような、落し方 は、即ち A の行・列から小行列式の行・列を選ぶ 選びかたに他ならないから。 むしろ、(2)⇔(3) を示すことそのものが、 dim(Im f)=dim(Im tf) の証明になる。

回答No.3

No.2 の訂正 これはAの一次独立な行ベクトルの最大個数(そういうベクトルは、Im f の基底になる。 ==> これはAの一次独立な列ベクトルの最大個数(そういうベクトルは、Im f の基底になる。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

回答No.2

うーーん、この定義がみんな同値であることは、線形代数の教科書を見た方がよい。いい加減にやると循環論法にはまる。 ここでは、意味を言うね。 階数、rank っていうのは 一番よい定義は、 行列Aを線型写像と思ったときの イメージの次元 あえて写像をfと書いたら、dim(Im f) です。 こうすると、行列Aは 表現行列になる 基本変形は 基底を取り替えたときの表現行列だから写像fの見え方が変わっただけ。 で、階段行列で書けば、おのずと dim(Im f)が分かるわけだよね。 これはAの一次独立な行ベクトルの最大個数(そういうベクトルは、Im f の基底になる。 問題は行ベクトルの方です。これは何を意味するか。 これが 行列Aの転置行列 で 同じことを言っている。 つまり rank tA = rank A もうすこし、 高度な話をいうと tAは、fの双対写像 tf の表現行列だから dim(Im f)=dim(Im tf) 転置をとるということは、鏡に移った世界で考えてると思ったらよい。 ここで、一つ思い出して欲しい、 鏡に移った世界でも変わらないものは、すでに一つ(ほんとは二つ 習っている) そう det と trace です。(det A = det tA) だから 鏡に移った世界でも rank が変わらないことは、階段行列でも言えるだろうし、小行列式でもいえる。 だけど (1) と (2)の同値性はそう自明ではない。 m個の縦ベクトルが一次独立の時、当然 m≦n であるが n個の成分のm個だけに落としても尚、一次独立になるような、落し方が存在することを示さないといけない。とにかく、このおかげで小行列式の言葉でrank が言い換えられる。これは、定義の中で、分かりにくいけど、縦、横の同値性をなにもいじくることなしに教えてくれる、かつ一番情報を多く含んだ言い回しでないかと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 尚、dim(Im f)=dim(Im tf)は 少し、高級になるが、直接証明できる。 (双対空間の知識がかなり必要) f:V-->W とすると 次元定理より dim(Im f)=dim V - dim(Ker f) 一方 Ker f の双対空間は Coker tf に同型 (これは V^*=Im(tf)■Coker tf  をみたす部分空間 (■は直和))  従って dim(Ker f) = dim(Coker tf)    従って dim(Im tf) = dim V^* - dim(Coker tf) = dim V - dim(Ker f) = dim(Im f)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

(2)か(3)を定義にしてしまったほうが、話は単純なんですが… 定義を説明する作業の楽さから、質問のように定義してしまう講座が 少なくありません。ソレをやらかすと、定義から(2)(3)へ行く所の 説明が面倒だと思うのですけどね。 ともあれ、質問氏は(2)(3)が解かったとのことなので、安心です。 そこから(1)(4)へは、そう難しくありません。 (2)⇔(1) n 次元の(値が0でない小行列式)があったとすると、その小行列式に 含まれる行を取り出してみたとき、列ベクトルは一次独立。 よって、n の最大値を考えれば、コレが解かる。 (2)⇔(4) どちらも、A の列ベクトルが張る部分線形空間の次元に一致する。

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