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株について
初心者の質問で恐縮です。 監理 整理銘柄に指定された銘柄は、その後どうなるのでしょうか? 買いがたくさん入っているのですが、早く売ったほうがいいのでしょうか? 教えてください。お願いします。
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上場有価証券が上場廃止基準に該当するおそれがある場合には、その事実を投資者に周知させ、投資者がこれに対応する措置がとれるよう、当該株券を「監理銘柄」に指定します。 特に、上場会社が有価証券報告書等に「虚偽記載」を行って、かつその影響が重大かどうかなど、上場廃止となるかどうかの審査を行っている期間は「監理銘柄(審査中)」に、株主数基準などの上場廃止基準に抵触するかどうかの確認を行っている期間は「監理銘柄(確認中)」に指定します。 上場有価証券の上場廃止が決定された場合には、原則として、1か月間整理銘柄に指定し、その事実を投資者に周知させ、投資者が整理売買を行うことができるようにしています(株式交換による完全子会社化に係る上場廃止において、同株式交換の対価として当取引所の上場株式が交付される場合等、整理銘柄へ指定することなく上場廃止となる場合もあります。)。 東証 用語集より 上の文は東京証券取引所のページに記載されている、監理銘柄と整理銘柄についての説明です。 読んでいただくとわかりますが、監理銘柄というのは上場廃止かどうかを審査する間、その銘柄が入るポストのことです。以前のオリンパスなどもこの銘柄になっていました。この銘柄に指定されても、審査の結果次第では通常の銘柄に戻る場合があります。例)オリンパス 次に整理銘柄は、上場廃止が決まった銘柄のことで一定期間が過ぎると売買できなくなります。以前日本航空が上場廃止になったとき、日本航空の銘柄はこの整理銘柄となりました。このとき、株価は急落し、最終的に1~10円/株の範囲で投機的に売買されることになりました。ですので、整理銘柄の場合は早く売却してしまうことをお勧めします。
お礼
早速お答えいただきまして、有難うございました。 とても参考になりました。勉強になりました。