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子供の質問に困ってます。
解り易く教えて下さい。 (1):同じ透明でも水は見えて何故空気は見えないのでしょうか? (2):硝子は目の前に有る物は写し出してる姿はみえるのに何故硝子その物は見れないのですか?…。どうしたら見れますか?…。 (3):色が無い事を無色と言いますが無色とは何色ですか?…。透明とどう違いますか?…。 (4):生命その物は触った事が無いのに何故体を触って生命が有ると解るのですか?…。生命とは何ですか?…。 以上、無色透明に付いての子供の質問に頭の悪い私は全く答えられなくて困ってます。 何卒、宜しく御願い致します。
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(1)と(2)ですが、透明と言う話を最初に・・ 水に潜ってみると、水の中の泡は見えますが水自体は見えません。 空気中で、ガラスや水の球(水滴)は見えますが空気は見えません。 空気中のシャボン玉は見えます。水中シャボン玉(作り方は調べて)も見えます。 これは、そのもの自体を見ているのではなく境界がどこにあるかを見ることができるのです。春先の陽炎は見えます。 (2) 見える見えないの整理が付いたら、境界が見れるようにするしかないですね。霧吹きで水をかけるとか (3) 無色・透明・白・・・ 透明と言うのは、可視光線(私たちが目で感じることができる電磁波)に対しては、透過させるということです。そこに壁があることを知るためには、光であれ音であれボールであれ、そこに「ぶつけて」はじき返されるか、コースを変えるか、何らかの変化を観察できなければなりません。 ボールと言う観察手段をつかって、そこに壁があるかないかを調べようとしたら、ボールを投げて見ます。そのボールがはじき返されればそこに壁があることが観察できます。ボールが通り抜けてしまうなら、そこに壁があることを知ることはできません。光も同じです。 ボールに対して透明ということは、私たちが使えるどのサイズのボールに対しても通過させてしまうということです。しかし、大きな玉だけはじき返す壁でしたら、その壁は小さな球に対してのみ透明と言うことですね。 無色透明とは、人の目で観察できる光に対してすべて通過させるという意味です。それが無色透明です。色がないということ・・ 赤色のガラスは、赤い光のみ透明ですから緑や青はさえぎってしまう。 ガラスは赤外線という光は通しません。したがって赤外線で観察すれば不透明です。 [色] その物体がどのような光に対して、どんな性質を持つかと言う性質ですが、白はすべての光を無秩序にすべての方向に反射する表面の性質です。赤色は赤い光だけ反射してしまう表面の性質ですし、黒はすべての光を吸収してしまう表面です。 透明とは、すべての光を通過させてしまう物体の内部の性質ですが、無色とは・・赤とは・・・灰色とは・・わかりますよね。 (4)については、まったく別です。生命の定義は ・外界との境界を持つ ・成長や活動のために代謝(養分を吸収し利用して不要なものを捨てる)を行い ・自分のコピーを残すもの ですから、触っただけではわかりません。 大事なことは、子供から聞かれたとき、子供に問い返すことです。そして、答えを想像させて、その答えが正しいかどうかを子供自身に実験や観察で納得させることです。単に知識を与えてもダメです。 (1) ガラスコップに水を入れて水が見えるか聞きます。---水は見えるけど空気は見えないの前提がおかしいことに気がつくでしょう。 ストローを突っ込んで空気を吹き込めば空気が見えるようになります。では何でだ? (2) 赤外線ストーブがよいのですが、ロウソクでも良い。 ガラス板を立てかけて、ガラスの背後とガラスのないところを手のひらをかざして観察させます。ガラスが熱を通さないことが体感できるはずです。 ・・・・親にとって大事なこと・・知識を与えるだけでは「物知り博士」にすぎません。大事なことは、なぜかを推測させ、それを証明する方法を考案し、実験や観察によって確かめていくという手段を教えること。そうすると自分で歩き始めます。--それが理系と文系の境界かもね。なによりも、それで親の負担がすくなくなります。 聞かれたら「なぜだと思う?」 「どうしたら確かめられるだろう?」 「試してみよう?」 「その考え方でよかったね」「それでは説明できないね」・・ここが親がすること 「結果は?」わかったにしてもわからなかったにしても、結論は整理させておくこと。
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- mekuriya
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(1) 水には光を反射する性質があるので水は見えるのです。洗面器(今はそんなもの使ってないかも知れないが)に溜めた水を覗き込むと自分の顔が水面に見えます。それは光が反射するからなのです。ただし泥だらけの顔を洗ったりして泥水になると、もう自分の顔は水面に見えない。それは泥水の光の反射が乱雑になってしまうからです。乱雑ではあっても、一応光を反射しているので泥水は見えます。それに対して空気は光を反射せずに、透過してしまうので、光はいったきりで返ってこないというわけなのです。このように水と光は反射性と透過性が異なるのです。 (2) 硝子については、硝子が反射性と透過性をどちらも持つことで説明できます。硝子は反射もするけど、透過性も大なのです。 (3) 光には様々な波長があります。光は物質と波の2つの性質を持ちます。その波長の違いが人間には色の違いとなって見えるのです。物質によって特定の波長の光を吸収し、特定の波長の光を反射する性質が異なります。その違いが物質の色なのです。無色とは、どの波長の光に対しても吸収性、反射性に差がないから、そう人間には見えるのです。光の三原色は赤、青、黄ですが、これが平等に同じように吸収され、同じように反射してしまうと人間には無色に見えてしまうというわけ。赤だけが反射されて、青、黄が吸収されてしまう物質は赤色に見えるのです。 (4) 生命とは何か。生物に宿る命です。生物には動物と植物と微生物の3種類ありますが、生きている間は命がある。死んでしまうと命が失われる。 (4)だけは系統が異なる質問なので、「大きくなればいずれ分かるようになる」とお茶を濁したほうが良いかもしれません。 さて、そこで問題です。青の絵の具と赤の絵の具を混ぜると紫色の絵の具になりますが、それは何故ですか? 子供の素朴な質問にすぐ答えるのではなくて、「どうしてだと思う?」と考えさせる習慣をつけさせてあげてください。ぱっぱぱっぱと答えてしまうと、さっぱり頭を使わない子供になります。
お礼
御丁寧なる御回答を本当に、ありがとうございました。 感謝致します。
お礼
御回答アドバイス本当に、ありがとうございました。教育は難しい物ですね。 参考にします。ありがとうございました。