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「勤勉革命」と「代替国産化」と「プロト工業化」の意味。
題名に書いてあるこの3つの用語の意味を教えてもらえませんでしょうか。 一つ目の「勤勉革命」なんですが調べてみたら 産業革命と比較するもの的に使われる用語で 「資本節約・労働集約」型の働きとなっていたのですがよくわからないので教えてください。 「代替国産化」については調べても出てきませんでした。ご存知の人がいたら教えてさい。 最後の「プロト工業化」についてですが産業革命の前段階ということはわかるのですがそれがどういう状態なのかわからないんです・・・。 この3つの言葉の意味をご存知の方教えてください。 おねがいします。
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「勤勉革命」とは、 歴史人口学研究で有名な、速水融教授による造語だということです。 17~19世紀の濃尾地方の研究により、 「家畜の数は減少している(→農作業で使われなくなる)のに、 労働時間を増やすことによって、生活水準が上がっている」 ことがわかりました。 ヨーロッパ型の農業発展は、家畜を増やすことによって 生産性を高めていく(資本集約・労働節約)のだが、 日本では資本節約・労働集約によって生産性を高めている。 それを速水教授は「勤勉革命」と呼び、 「いまやこの言葉は世界中で多く使われるようになっている」とあります。 (『歴史人口学で見た日本』文春新書 p.99より) 同書の99~100ページを参照ください。 「代替国産化」については知りませんが、 素人考えですが、「いままで輸入していた品物を 国産品を開発することで置き換えること」 ではないでしょうか。 たとえば、桃山時代以前は朝鮮から輸入していた磁器を、 秀吉の出兵でさらってきた陶工に作らせることで国産化した、というような。 「プロト工業化」は、私もよくわかりませんが、 「前工業化」でも調べるといいかもしれません。
お礼
お答えありがとうございます。 それと返事が遅くてすいません・・・。 プロト工業化を前工業化で調べたら それらしいのとかも出てきました。 ありがとうございました。