ネット販売の仕訳方法について
- 友人の個人事業主としての経理を手伝っているが、現在の仕訳方法が正しいのか不安
- 注文が入ってからの入金、発送についての仕訳方法に疑問がある
- 売掛金について取引先が多くなってしまうので、現金販売のような計上方法を採用しているが、青色申告にどのような影響があるのか不明
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仕訳方法について
友人の仕事(個人事業主)の経理を手伝っています。 ネット販売をしているのですが、現在の仕訳方法が間違っていないか不安なので質問させてください。 たとえば注文が入ってから入金、発送となった場合の仕訳ですが、下記のようにしてしまっては問題ありますでしょうか。 本来は注文が入った時点で 売掛金 ¥○○○ 売上 ¥○○○ 入金があった時点で 普通預金 ¥○○○ 売掛金 ¥○○○ とすると思うのですが、現在は 普通預金 ¥○○○ 売上 ¥○○○ のように、その場で現金販売をしたような感じの計上をしています。 売掛金というのは、各取引先ごとにまとめると思うのですが、ネット販売のように販売する相手が不特定多数の場合、売掛金としてしまうと、取引先(販売相手)が多くなってしまうと思い、上記のような計上方法にしてしまいました。 (会計ソフトなどは使っておらず、エクセルでまとめています。) 次回、初めての青色申告をしようと思っているのですが、このやり方では今後不都合など出てきますでしょうか。 経理初心者で理解できていません。 どなたかアドバイスをお願いいたします。
- WataWata3
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質問者が選んだベストアンサー
>通常は注文を受けて発送した時が売上です。 それですと、前入金の時は仕訳の順番がおかしくなってしまわないでしょうか? 発送より、(お客様からの)入金の方が先ですので。 その場合は前受金という処理をします。 入金時 預金 999/前受金 999 商品発送時 前受金 999/売上高 999 これが入金が先行する場合の普通の仕訳です。 >注文時に売上をたて、入金の確認ができた時点で預金に入金があったと記載した方がいいのでしょうか。 これは注文時に 売掛金 999/売上高 999 入金時に 預金 999/売掛金 999 という意味ですね。 原則は商品発送時が売り上げの実現です。 あくまで注文と発送の時間的差がないという条件では注文時に売り上げも現実的でしょうが、そのタイムラグがある(当日に発送できない場合が良くある)ような場合は発送時の売り上げとするべきだと思います。 期中は上記の処理にしておいたとしても期末にはまだ発送されていない部分だけは 売上高 999/売掛金 999 という仕訳で修正すべきだと思いますよ。
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どちらをとっても、結果はおなじということでしょうか。 入金時に、預金/売上 いいとおもいます。後述 ただし、 1、売価の金額と、入金のお金の差額がないこと、つまり手数料など差し引きがないことです。 なぜなら、売り上げはすべて計上しなきゃいけないから。 入金のお金が、イコール売り上げではないのです。手数料がもし差し引きなら 預金/売上 10000 手数料/売上 500 となります。両建てしないといけません。 2、決算のときだけ、売掛金として計上します。 決算とは、12月31日づけで計上する仕訳のことです。減価償却などもそうです。 12月までに発送したにもかかわらず、入金は翌年になる。 こんな場合は、 売掛金/売上 10500 注文を受けた段階ではなく、発送した段階(納品基準では、いつ相手に届いたか分からないため。) で、計上します。 3、かりに、振込をなかなかしてくれないお客さんがいたとして、もし年内に集金できなかったら? これもきちんと、売り上げ計上です。 要は、売り上げがもれないこと、これが大事です。 売上とは、商品を発送したもの。 (後述)その都度売掛金を立てなくてもいいと思ったのは、年内に発送して、年内に集金できれば、結果おなじじゃん、ということです。 期中の売り上げ計上は、発生主義ではなく、現金主義を採用する、といいます。 ちなみに、 >本来は注文が入った時点で 売掛金 ¥○○○ 売上 ¥○○○ まちがいです。発送段階で仕訳です。 年内に注文が来ても、発送できていなければ、仕訳しません。 在庫は棚卸で計上しますよね。 そうでなければ、在庫は手元にあるのに、売り上げだけ立っている、年末時点で見ると矛盾するのです。
お礼
お礼がおそくなってしまい申し訳ございません。 >1、売価の金額と、入金のお金の差額がないこと、 >つまり手数料など差し引きがないことです。 >なぜなら、売り上げはすべて計上しなきゃいけないから。 確かにそうですね。 今はまだ振込額に不足があるということはないのですが、もしかすると今後そういったケースもあるかもしれないですね。 やはり仕訳はちゃんとやらないとと今さらながら認識致しました。 >期中の売り上げ計上は、発生主義ではなく、現金主義を採用する、といいます。 たぶん今まで私は「現金主義」という方法で仕訳をしていたのかもです。 ですが、前払いの時はこれではダメですよね。 まだまだ取引数も少ないですし、今から直そうと思います。 ありがとうございました。
- yosifuji20
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仕訳の前にまず売上の計上基準をどうするかが問題です。 要するに売上の時期は何時を持ってするかということです。通常は注文を受けて発送した時が売上です。ただし注文と発送が殆ど時差がない場合は注文時でもよいとは思います。 普通はこのときに 売掛金 1000/ 売上高 1000 と言う仕訳を起こし、入金時には 預金 1000/ 売掛金 1000 と言うようにして、売上と入金時の処理を分けます。 ただし継続適用(毎期そうすると言う意味です)を条件として現金主義的処理も認められます。この場合は入金時に売上とみなします。 ご質問の場合は実際に入金がない場合でも売上にしているのですからこれと逆の処理になります。 この場合はひとつの方法は期末に実際の預金残高と帳簿上の預金残高を比較して差額はまだ入金がない売掛金として修正をします。 ただし入金はなくても売上はされているものと考えると、その差額の仕訳は下記のようになります。 売掛金 999/ 預金 999 これで期末の売掛金と預金の両方の残高が合うことになります。 最も売上件数がもっと多くなった時は本来の売上の方法にするべきだと思いますが。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 >通常は注文を受けて発送した時が売上です。 それですと、前入金の時は仕訳の順番がおかしくなってしまわないでしょうか? 発送より、(お客様からの)入金の方が先ですので。 そうするとやはり、注文時に売上をたて、入金の確認ができた時点で預金に入金があったと記載した方がいいのでしょうか。 >ただし継続適用(毎期そうすると言う意味です)を条件として現金主義的処理も認められます。この場合は入金時に売上とみなします。 >ご質問の場合は実際に入金がない場合でも売上にしているのですからこれと逆の処理になります。 いえ、yosifuji20さんのおっしゃる方法で現在はやっております。 でも、ちゃんと仕訳を2つ立ててやろうと思います。 ありがとうございました。
こんばんは。 そのままだと12月末日の売上代金未収分(売掛金)の残高が普通預金の残高にかさ上げ されて実際の普通預金の残高と帳簿上の現預金残高に差額が生じると思います。(あと、 状況がわかりませんが、在庫から販売するのならば在庫科目も変動しませんか?) 金額や件数、代金回収サイトの程度によると思いますし、実務面では売掛の明細 が明確になっていれば今のやり方ですすめて、年末に調整して申告すれば問題ないのかも しれません。詳細は税理士や税務署等に確認をしたほうがいいでしょう。 ただ、それで処理上問題なくても、売掛未収の残高がリアルタイムに追いかけれないの は経営上問題あるかもしれません。事業経営の肝は売上代金の回収であると聞いたことが あります。売掛金残高の増減は代金回収の状況はキャッシュフローの入りに直結する 示す極めて重要な科目ですので、面倒でもしっかり記帳しておいた方がベターと思われます。 お話では少額多岐のネット販売、不特定多数とのこと。件数が多ければ多いほどしっかり管理 して代金の回収状況をしっかり把握することは大切なように思います。 あやふやな雑文ですいません。ご参考になればと思います。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 >そのままだと12月末日の売上代金未収分(売掛金)の残高が普通預金の残高にかさ上げ 注文時に仕訳するのではなく、入金時の仕訳なので未収ということはありません。 >ただ、それで処理上問題なくても、売掛未収の残高がリアルタイムに追いかけれないの >は経営上問題あるかもしれません。 そうですよね。 仕事としている以上、きちんとやろうと思います。 ありがとうございました。
- mukaiyama
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>売掛金というのは、各取引先ごとにまとめると思うのですが… それはマイルールに過ぎません。 >相手が不特定多数の場合、売掛金としてしまうと、取引先(販売相手)が多くなってしまうと… だったら、取引先ごとにまとめたりしなければ良いだけです。 >次回、初めての青色申告をしようと思っているのですが… 青色申告の承認願いは出してあるのですか。 確定申告の時期になって、いきなり青色で書いて持って行ってもだめですよ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm まあ、それを分かっていることとして、「青色申告決算書」 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/13.pdf では、「売上」を月別に書き入れるだけであって、【販売相手ごとの売掛金】など書くところはありません。 そんなマイルールを作らなければ良いだけの話です。 「売掛金」は、貸借対照表に期首と期末の合計残高を書くだけです。 >上記のような計上方法にしてしまいました… 「青色申告特別控除額」が 10万円で良いなら、それで良いです。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2072.htm 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 >>売掛金というのは、各取引先ごとにまとめると思うので が… >それはマイルールに過ぎません。 そうでしたか。昔働いていた会社がこのようにしていましたのでそうするものと思っておりました。 分ける必要がないのであれば、その方がラクなのでよかったです。 >青色申告の承認願いは出してあるのですか。 はい。前回は白色申告をしており、税務署で進められたので次回は青色申告にできるよう申請してしてあります。 >「青色申告特別控除額」が 10万円で良いなら、それで良いです。 65万円の控除にできるよう、きちんとしたやり方でがんばろうと思います。 ありがとうございます。
- masakadomasaka
- ベストアンサー率16% (39/230)
ありもしない「普通預金」の元帳残高が ふくらんでいくことは、経理の健全性 を考えると最悪ですね。 元帳上では「売掛金元帳」は一つなので 相手が増えてもそれは「現金のやりとり」 とかわりません。得意先元帳を作成するなら まあわかりますが。 しかし現に 掛販売を行っている以上 「未回収」と「回収済み」をないまぜにすることは 不健全です。というより「実態にあっていない」し 「合わせる気もない」ので帳簿を取る意味すら ないかもしれませにょ。 貸し倒れの問題もありますしね。 だいたい「事実上未収」ということはキャンセルなど の可能性までありますよね。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 >ありもしない「普通預金」の元帳残高が >ふくらんでいくことは、 いえ、注文時の仕分けではなく、入金の確認が出来て発送する段階での処理ですので、ちゃんとお金は入金されております。 実はお客様からの注文メールはアメリカでHPを管理している人のところに届き、その方から注文があった旨の連絡が入ります。連絡が入った日を注文日として仕訳すればいいのでしょうが、毎日の仕事ではなく月1のお手伝いでやっているので、チェックが大変でついまとめて仕訳してしまっていました。 量も多くないですし、これからきちんと仕訳しようと思います。 ありがとうございました。
- nrhp618
- ベストアンサー率20% (164/817)
いくらネット販売だとしても、また、入金になっていない時点での仕訳(普通預金--売上)は、一切、出来ません。 売掛金が多数発生して、当然の業種だとしか思えません。 最悪時には、脱税などとみなされると思われます。 もし今後、会計ソフトなどを導入される場合には、事前に、販売会社を管轄している税務署からの「会計ソフト利用認定」が必須条件です。
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- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
お礼
回答ありがとうございます。 疑問に思っていたことがクリアになりました。 言われてみれば「前受金」、簿記の学校で習いました。 こういう場合に使用するんですね。 テキストでの勉強と実際とではリンクしない部分もあったりで、悩むことが多いのですごく助かりました。 ありがとうございます。