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カントについて

初めまして、現在カントの文献を読んでいるのですが、その中で関心なき快という用語が出てきたのですが、よく意味が分からず困っております。 この用語はどのような事を言いあらわしているのでしょうか? 分かり易く解説して頂けたら嬉しいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.1

○[関心なき快] 現代美術用語集 ver.2.0 趣味:http://www.artscape.ne.jp/artwords_beta/%E8%B6%A3%E5%91%B3 を参考にされるとよいでしょう。 一部抜粋「カントによれば、趣味判断は認識判断とは異なり、対象の性質に左右されることがない。「このバラは美しい」という判断は対象の存在に関わるものではなく、それを判断するこの「私」にとっての表象からもたらされる。このことから、趣味判断によって判定される美はカントによって「関心なき快」とも呼ばれる。」

その他の回答 (1)

  • bokeyu
  • ベストアンサー率37% (15/40)
回答No.2

>関心なき快 の「関心なき」というのは、利害を離れる、魂胆がない、という意味。 たとえば、自分が一番美しく見られたい、といったようなうぬぼれがない状態。 バラが美しいと判定されても、バラはわたしたちの意を満たすために咲いているわけではないですよね。

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