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剰余類の証明

こないだ 特定のa∈群Gに対し ∀h ∈H ∃h' ∈H HはGの部分群 ah=h'a が成立すれば、 aH=Ha と言えるのか? という質問をした者なのですが、もう一度質問させていただきます。 自分なりに考えて見たところ、 ∀h ∃h'    ah=h'a が成立するなら勿論 ah=h'h^(-1)ha h'h^(-1)=g∈Hとすると ah=gha と常になることになります。 と言う事は、 aH={ah l h∈H}={gha l h∈H} となるはずです。 ですが {gha l h∈H} は {ha l h∈H}=Ha と同等であるため (gha=h'a∈Ha => gHa⊆Ha, ha=g(g^(-1)h)a∈gHa => Ha⊆gHa) aH=gHa=Ha となる。 という証明を考えついたのですが、 これはあっているのでしょうか? 真贋の判定よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (505/644)
回答No.1

gはhに依存するhの関数 g=g_h=h'h^{-1} だから {gha|h∈H}={(g_h)ha|h∈H} と gHa=(g_h)Ha={(g_h)ka|k∈H} が 同等かどうかの証明が欠落していますので 真とはいえません。

psuedoase
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 数学初心者なので、とんだ勘違いをしているのかもしれませんが、 確かにgはhに依存していますが (h^(-1)はhにより決定されるため)、何故g=g_hとなるのでしょうか? (そもそもg_h とはどう言う意味なのでしょうか;; {gha|h∈H}={(g_h)ha|h∈H} と gHa=(g_h)Ha={(g_h)ka|k∈H} が同等であるかの証明が必要とありますが、 {gha|h∈H}の時点で、この集合は定義からgHaと同等なのに、 何故わざわざ gHa=(g_h)Ha={(g_h)ka|k∈H} と書いて、{gha|h∈H}と同等だと示さなくてはならないのでしょうか。。

psuedoase
質問者

補足

もう一度よく考えたところ、 gHa=(g_h)Ha={(g_h)ka|k∈H} と書かなければいけない理由を理解しました。 んー。。ということは、 特定のa∈群Gに対し ∀h ∈H ∃h' ∈H HはGの部分群 ah=h'a が成立したとしても aH=Ha と言えない、と言う事なんでしょうか。。 しかし、 ∀h ∈H ∃h' ∈H ah=h'a ならば、 aH⊆Ha となり、Hがもし有限ならばラグランジュの定理により、aHとHaの要素数は同じですから aH=Ha (aHはHaに含まれるが、両者は同じ要素数のため) となり、最低でも有限ならば、aH=Haは成立しているように思えるのですが、どうでしょうか。。 後 g=g_hの意味も出来れば教えていただきたいです。

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