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高レベルの放射性廃棄物のコスト計算について

 様々な団体によって、処理方法について議論されていますが、そのコストについては、何かすっきりしないものがあります。  どのような内容で、どれくらいの期間計上しているのか、またこのことによる電力料金への転嫁は?  参考になるサイトがあれば、教えてください。

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  • tauhon
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回答No.2

こんにちは。以下の項目について、回答します。 >ところで、tauhonさん自身としてはどのような見解をお持ちでしょうか。差し支えなければ、お聞かせいただけるとうれしいです。  私個人としては、まだまだ計上されていないコストや、国の補助などの形で見えていない部分ががあるのでは? 私はもう10年以上前に大学の卒業論文で原子力発電所と核廃棄物について書きました。私は「技術系」の学部ではなく、法律学の政治学のゼミでしたので、こうした分野の卒論は異色でした。私は「誰にでもわかる原発、核廃棄物の問題」を問いたかったのです。 その上で私の見解を述べます。  tongueさんの言う通り、高レベル廃棄物の処理は電力会社も長い目で見て回答を出しているわけではありません。北海道の幌延にガラス処理した廃棄物を埋めるのでしょうが、「原子力発電は安心です、安全です」と意味もなく主張するのは広告費の無駄使いでしかなかったのです。 つまりこれは多くの組織によって作られた「罠」だったのです。処理方法も確立されておらず、処理後の埋蔵場所も住民のコンセンサスが得られてはおらず、そのコストもいくらかかるのかが誰にもわかっていない。将来的なコストも含めれば、莫大な予算が必要になるでしょう。 私はこうした問題を大学時代から訴えてきましたが、ほとんどの人は聞く耳を持ちませんでした。今になってテレビコマーシャルで核廃棄物のことを宣伝していますが、何千年にわたって核のゴミを管理させられる子孫は、「何故こんなものを残すのか?将来のことを考えているのか?」と怒るでしょう。今でも「国民的議論」など待っているだけバカバカしいのですが、現実として「そこにある問題」を、今こそ論じる意味があります。 回答になっていないようですが、これが私の回答です。

tongue
質問者

お礼

早速の投稿ありがとうごさいます。 私も、ずっと推進論に対してはうさんくさいものを感じています。確かに技術論での論争になると、煙に巻かれてしまいそうなので、廃棄物の処理や保険などのコスト計算が一番現実的でわかりやすい論争の視点だと思います。  また議論しなくとも、頭からすっぽりと防護服をかぶって、確実に命を縮めることになる被爆をしながら原子炉のメンテナンスをしている作業員の現実を見るだけで、推進論はかすんでしまいます。

その他の回答 (1)

  • tauhon
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回答No.1
参考URL:
http://www.enecho.meti.go.jp/rw/symposium/msg2.html
tongue
質問者

お礼

 まったく書き込みがないのかと心配していましたが、いろいろ詳しく調べていただきありがとうございました。それぞれの資料をよく検討してみます。  ところで、tauhonさん自身としてはどのような見解をお持ちでしょうか。差し支えなければ、お聞かせいただけるとうれしいです。  私個人としては、まだまだ計上されていないコストや、国の補助などの形で見えていない部分ががあるのでは?と考えていますが、きちんと調べたわけではないので、何もいえません。  ただ、このことについて調べるときにいつも違和感を覚えることは、1000年や10000年という数字を当たり前のように使う人たちの感性です。

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