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木造2階建ての耐震改修時における地盤・基礎について

はじめまして。木造住宅の耐震診断から改修工事まで、たびたび依頼される業者です。 最近のメディア報道などで、建物の地震対策が取り上げられ、対応する事しばしばなのですが、いつもある段階に差し掛かった時に悩みます。 それは既存家屋がある場合の、地盤と基礎補強についてです。 耐震診断後に改修工事まで行う予定で家屋の床を解体し、何箇所かでSS調査など行い地盤を調べましたが、その際、深度1m程度まで地耐力20KN/m2~30KN/m2あっても、ユックリで半回転ゼロ。その後1~2m間に15KN/m2程の自枕層があり、スルッといき、ほんの少しいった深度3m程で半回転数が増え、100KN/m2に至ります。 このような地盤の場合、上にある木造2階建て家屋の基礎補強は、どのように考えるのが妥当なのでしょうか? 既存家屋内で床をほとんど解体しても、まっとうな地盤補強用の杭打ちや、表層改良は難しいですし、コストも追いつきません。おまけに既存基礎も、布基礎としてアテになる代物でないのですが、正規に建て替えるには敷地条件から不可で、ほとんど解体して新築同様にするにも予算が足りません。 ただ、床の全数を解体し、ベタ基礎にする程度の予算は組めそうですが・・・ 心配なのは「自重による圧密沈下」です。 経験者の方、詳しい方にご教示いただきたいのですが、このような状況では、どのように対応されますか? 表層1mの地耐力で、自重による圧密沈下は心配ないのでしょうか? 何か最適な方法があるのでしょうか? 建物が壊れなければ良い耐震改修から、地盤まで考える風潮が強いため、ここまで対応することは以前は少なかったのですが、最近はいろんな考えがあって悩んでしまいます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

みんなの回答

  • arcorb
  • ベストアンサー率28% (35/122)
回答No.3

一級建築士です。杭が無理でも、そりゃ本気になれば床はぐって柱状改良でもやれないことはないだろうけど、15kNあるだけいいと思うよ?仮に圧密沈下する地盤としてもこれまで沈下してないわけでしょ?いいバランスで建ってるという判断もできるよね?というか圧密沈下だったら心配すべきは水なので、いらんこと地下水に触りたくないというのもある。それと、むしろ荷重を増やすほうを心配するべき。

  • tai-yu
  • ベストアンサー率32% (231/721)
回答No.2

>このような地盤の場合、上にある木造2階建て家屋の基礎補強は、どのように考えるのが妥当なのでしょうか? 正解なんてありませんし、妥当かどうかを考えるのは、設計者と施主です。 質問者さんがどういうご立場かはわかりませんが、このように妥当な解を他の人に求めるのはおかしいです。 こういう考えで、こういう設計を考えているが、どうだろうかというような、検証ならわかりますが。 案を作れない設計者なら、設計から降りるべきです。 >表層1mの地耐力で、自重による圧密沈下は心配ないのでしょうか? 何か最適な方法があるのでしょうか? 既存の重量と相殺してコンクリートを打設するのも一つの方法です。

  • inon
  • ベストアンサー率20% (773/3794)
回答No.1

私の持論です。 耐震改修の目的は大きな地震が来ても、家が倒壊しない、家にいる人が家につぶされないことを目標に行われる物です。(新築でも同じです) そう考えるならば、極端に言えば、基礎が崩壊しても上部構造さえしっかりしていれば家の崩壊は免れる訳です。 地盤については改修は予算の関係もあり無理でしょう。(ここまでいじると新築が建ちますね) 出来ることは基礎の補強と上部構造の補強です。 予算が無ければ、上部構造だけでも補強すれば、人災は免れそうです。 ある程度、割り切らないと、耐震改修は無理です。

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