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コバルトの錯体の実験で
化学の実験で、塩化コバルト六水和物を水に溶解し、酢酸カリウム、エチレンジアミン四酢酸(H4edta)をくわえて溶解させ湯浴させ過酸化水素水を加えて、再び湯浴して、ろ過して冷却後、エタノールを加えて、K[Co(edta)]の結晶を析出させました。これを吸引ろ過したあと、エタノールで洗浄して、乾燥させて重量を測りました。 ここで、疑問が湧いてきたものの、本でも読んでわからないのがあります。 (1)edtaがどうしてさまざまな金属と錯体を生成するのでしょうか? (2)結晶を析出させるのにどうしてエタノールを加えたのでしょうか?そしてどうして結晶をエタノールで洗浄したのでしょうか? 引き続き本でも調べてみますが、どうかお願いします
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- 38endoh
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答えとなる文章がそのまま書いてあることは稀です。常に,原理を理解するように心がけましょう。さて, > Nの非共有電子対が2つ、Oの非共有電子対が4つ、合計で6つ非共有電子対があるので 多座配位特有の効果については何も述べられていませんね。単座配位子が6個配位するよりも,edta のような6座配位が1個配位するほうが,熱力学的にかなり有利なのです。錯形成反応や配位子交換反応におけるエントロピー変化に関係します。その詳細はご自分でお調べください。 また,形成される環の員数(?)も,錯体の安定性に大きく影響します。これも諸説がありますので,詳しくはお調べください。 > イオンからできている物質だから水に溶けやすい > 水に溶けやすいから、エタノールで洗った イオン性でエタノールに良く溶ける錯体はごまんとあります。溶解度,貧溶媒と良溶媒などをキーワードに調べなおし,できれば数字を入れて議論しましょう。
- 38endoh
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本にある記述の内容が分からないのか,そもそも読むべき本が分からないのか,どちらでしょうか? 質問の文章を読む限り,そのどちらでもなく課題の丸投げにも見えますが…。 (1)は配位化学の本で,錯形成反応の熱力学に関する部分を読んでください。錯形成反応における単座配位子と多座配位子との決定的な違いが分かれば,それが答えです。 (2)は実験化学講座で再結晶の原理や手順などを読み,その意味を理解しましょう。
お礼
失礼な文章、投稿大変申し訳ありませんでした。 図書館から実験化学講座(丸善)、基礎化学、新しい錯体化学と言う本で探してみていたのですが、なかなか答えを探せず、困ってしまったので投稿してしまいました。本当にすみません。 (1)はedtaがNの非共有電子対が2つ、Oの非共有電子対が4つ、合計で6つ非共有電子対があるので金属原子と結合して、錯体を形成しやすいと言うことでいいのでしょうか? (2)は本を探しても見つからなかったのですが(もっとしぶとく探す必要があるのでしょうか?)、実際に実験を行っていて考えたのは、水に溶けやすいから、エタノールで洗ったのではないかということです。できた結晶ももともと水和物であるし、イオンからできている物質だから水に溶けやすいのでわないかと考えてみたのですが之って同なんでしょう?