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イラストレーターになりたい。
こんちは。 23歳の女です。 恥ずかしながらこの年でイラストレーターになりたいと思い始めました。 高校も短大も普通科を卒業し、まともに絵の勉強もしたことがありません。 この年で全くの素人がイラストレーターを目指すなんて無謀かもしれません・・・ でも小さいころから絵を書くのは好きで、人生一度きりだし挑戦してみたいと思いました。 イラストレーターの学校には通いたいと思っているのですがお金の都合上、週1回で半年間で終了するところを検討しています。 そこで質問なのですが、イラストレーターの学校に通う前に本格的なデッサンの勉強などはしたほうがよいのでしょうか? 全くの素人が授業についていけるのか、たかが半年勉強しただけで会社に雇って頂けるような人材に育つのか・・・ 分からないことだらけです。 個人的には今まで好きなだけだった絵を基礎から学び(デッサンなど)、その上で自分なりの世界を作り出していけるようになりたいと考えています。 私のような場合どんなふうにステップを踏んでいけば一番いい道なのか、もちろん絶対なんて道はないとは思うのですがアドバイスを頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。
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いいではないですか。プロのイラストレータを目指しましょう。 しかし、プロと言っても専業と兼業があります。人並みな絵で専業は無理でしょう。生計が成り立つほどの収入が得られるほど、絵に値段がつくのは困難です。 生計が成り立たないだけではありません。道具も買えません。 たとえば、現在の主流のメディアに乗って行くためには、PCで描く必要が出てきます。 安いPCでは無理です。CPUも速く、メモリもたっぷりなければなりません。 PC本体だけではありません。ペンタブやらドローイングソフトやら、周辺機器や専用ソフトも必要です。 大量の資料も必要でしょう。人物だけでも、骨格や筋肉の知識までは最低限でも必要です。 しかも、その程度なら、経験の浅いアマチュアでも持っていたりします。 絵を描くのは面白いわけですから、競争相手も多いわけです。たとえばpixivだけでもプロ級の方々が多くいます。そういう方々に至らない人でも、練習した絵は、軽く万のオーダーを超えるでしょうね。何万枚も描いている(私も「まず千枚描け」とか言われましたです^^;)。 しかも現在までの流れを見ると、強敵が現れてきます。コンピュータですね。これの将来性は未知ですが、過去の歴史を振り返ると、需要があれば必ず満たしてきたことも考えると、5年後、10年後ともなると侮れません。 漫画などでは、有名なプロも使うような、非常に強力な支援ソフトがあります。 少し手慣れた人には及ばず、性能的にまだまだですが、全く漫画が描けない人でも漫画作成ができるソフトもあります。既に説明用など、品質を問わない分野でよく使われています。 かなり器用に描く人は既に大勢いて、多少器用な人は不要ですらあるような状況です。 また、描きたい絵柄、あるいは得意なジャンルの絵柄が、将来も充分な需要があるとは限りません。たとえば、「萌え絵」「アニメ絵」あるいは「美少女系」といわれるようなジャンルは、おそらく需要的にも技法的にも飽和状態にあります。コンピュータに仕事を奪われたり、一気に人気自体が無くなる可能性もあります。 アニメの世界では、コンピュータ化により、今までの手描きでのベテランアニメータも仕事を失うといったことがありました。新しい技術を学ばねば食べて行けず、しかも今まで培った手で描ける技術の値段はがた落ちという大変な事態でした。 まあ、ごく普通の事務仕事でも、そういうことはあったわけですが。 たとえば昔々、そろばんができるということは大変に有利な資格でした。いつの時代も計算需要はたくさんあります。。そろばんの有段者は食うに困りませんでした。多くの人が子どものころから必死でそろばんの練習をしました。 しかし電卓が誰でも買えるようになると、一気にそろばんの価値は無くなりました。電卓が安くなるほどに、多数桁、関数、プログラムとなって行きました。電卓使いと称されるような上級者も自然発生してきました。 さらにPCが安くなると、電卓に頼ったり熟練する必要もなくなりました。むしろ、「いや、紙じゃなくてエクセルファイルでくれ」と言われるようになりました。ネットで紙はやりとりできません。 似たようなことが、「字が上手」でも起こったわけです。 英語を含む外国語でもそうです。現在でも、意味さえ分かればいい、となれば外国語を知っている程度の人は不要になってきています。 そういう事態はどこでも起こり得ます。今あるものが将来もあるとは限らないのです。 週1回で半年程度では大した成果は望めません。これは全日制で2年間といった専門学校があり、しかも卒業生がそれで食べて行けるとは限らないことからも、お分かりと思います。美大卒業でも下積み期間はあります。有名イラストレータの経歴を調べると、そういったことは出てきますから、これもお分かりと思います。 まず、趣味としてアマチュアとして、自分なりの最高峰を目指すべきでしょう。 その上で、「行けそうだ」と思えれば、実利を兼ねた兼業イラストレータを考えるといいでしょう。専業でできるかどうかは、そのときに判断すればいいことです。 そのためには、好きなことがやれる環境は整えておくべきでしょうね。まずは安定した生活ができることでしょうし、さらに趣味に使える余剰がでてこなければ、思うようなことはできません。 若い人でも就職に困るような昨今ですが、まずは安定収入です。つまり定職ですね。そして絵をしばらく我慢してでも、収入が上がり、ポストが安定するような、実務の勉強を先にしたほうが良いこともあり得ます。そのほうが、結局は心置きなく絵に打ち込めるでしょう。 さて、練習として人物イラストであれば、下記のサイトは結構知られています。 http://www.asahi-net.or.jp/~zm5s-nkmr/ もし上記サイトを見て、「これくらいならできる」ということでしたら、古い本ですしアメリカ人スタンダードですが「やさしい人物画(A.ルーミス)」をご紹介しておきます。 おそらく、最終的に仕上がるイラストには、そこに直接は現れていない大変な予備知識やノウハウがあることが分かるはずです。昔ですらそうでしたから、今はなおさらです。 しかし、そういう根っこから支えてくれる知識や経験は、必ず役立ちます。たとえ目指したイラストのジャンル、あるいはイラストそのものの需要が低下しても、それを踏まえた別分野で活躍する充分な素地になります。一発芸などではない、どちらにも伸びることができる実力ですから。
挑戦するのは良いと思います。 私も絵の仕事を始めたのは20代中盤からですので、年齢的に遅いということはないはずです。 ただ気になるのは、今までまともに絵の勉強をしたことが無いという部分と、イラストレーターになるために学校に行こうとしている部分です。 「まともに絵の勉強をしたことがない」というのと「絵を描くのが好き」というのが、どれくらいの度合いかによってこれから進む道の難易度は決まるような気がします。 質問者さんの今の実力を存じ上げないので何とも言えませんが、今の段階で素人レベルだと、年齢の分上達が遅いと思いますのでプロになるのに何年かかるかな…という感じです。 今でもある程度上手いなら、本格的に何かを学ぶことで身になるかもしれません。 あと、他の方も仰っていましたがイラストレーターという仕事のほとんどはフリーランスです。 ということは、個人個人が事業主であり、ライバルということになります。 イラストの仕事を取る手段にもある程度のセオリーがあるとは言え、それぞれ独自のノウハウがあるはずです。要するに企業秘密なんです。何かを作る工場が、その詳細をテレビに映さないように。 誰かの弟子にでもならない限り、公の場で質問してもその詳細を教わることは不可能に近いですし、また言葉で伝えても伝わりきらないでしょう。 それに、教わるものでもない…ということもあると思いますし。 ですので、学校で学べることはあくまで「技術」で、そこからプロとして食べていくようになれるのとは別だということを知っておいた方が良いと思います。 そして、「絵が好き」で若いころから努力した人でも、多くは夢破れていく職業であるということも、知っておいて下さい。 要は、生半可な気持ちで目指さないほうが良いという事ですね… ただやはり、その世界に触れてみないとわからないこと、触れてみて初めて知ることというのはあるはずなので、お金に余裕があるのでしたら学校に行ってみるのも良いと思いますよ。 頑張って下さい。
- taiat
- ベストアンサー率51% (25/49)
>そこで質問なのですが、イラストレーターの学校に通う前に本格的なデッサンの勉強などはしたほうがよいのでしょうか? イラストレーターの学校に通った場合も、デッサンの授業はあるでしょう。でも他の学生は既に予備校などでデッサンを学んだ経験者も少なくないでしょう。全くの初心者の貴方と経験者では、経験者の方が上手いのは当たり前で、デッサンの成績はクラスで下から数えた方が早い。何て事になるかもしれません。 そうなった場合、大概の人はモチベーションが下がり、周りが上手いのに自分の下手さ加減が恥ずかしくなってしまい(デッサンの授業は、イーゼルにでかでかと立て掛けて描くので、他人に自分の絵が丸見えになります)、学校に行くの自体が嫌になってしまう生徒も少なくありません。 貴方がそうなるかは分かりませんが、そうならないためにも「本格的」とは言わなくとも、画用紙と鉛筆を買ってきて、野菜などの静物画や、自分の手や顔を見ながらのデッサンなどの練習はしたほうが良いと思います。 とは言っても、願書の時期などを考えると一ヶ月ちょっとの時間でしょうか。それまで、一枚3~4時間かけて、一日一枚(大変だったら、二日に一枚ペース)を、入学までに描いてください。 >全くの素人が授業についていけるのか、たかが半年勉強しただけで会社に雇って頂けるような人材に育つのか・・・ 多分無理です。そもそもい「イラストレーターを雇う企業」などかなり稀で、世の中にいる多くのイラストレーターは業務委託契約によるフリーランスなどの作家です。素材を生産する職人としての雇用はありますが、その場合は自分の世界など作る必要もないし、貴方が思い描く「イラストレーター」とはだいぶ違うのではないかと思います。 とは言っても、たとえイラストレーターにはなれなくても、それに関わる仕事というのは数多くあり、絵を直接描かなくても、何らかしらイマジネーションを活かす仕事というのは沢山あります。その学校に行けばそう言う仕事はどういうものがあるかなども分かるでしょうから、週一回の六ヶ月でも行く価値はあるのではないかと思います。 その辺は、人によるといえばそれまでですが。 あるアンケートで、「今までやってきた一番の無駄使いは?」と言うものの上位には、「通信教育、社会人になってからの専門学校などの教材費」がありました。 それとは逆に、「今までお金をかけてよかったと思うもの」の上位に「通信教育、社会人になってからの専門学校などの教材費」がありました。 この手の話は自分にとって価値があった、無駄だったと両極端の結果になりやすいと言う事ですね。貴方は価値あるものにして下さい。
お礼
学校に行くことになったら無駄にならないように価値あるものにしたいと思います。 回答ありがとうございました。
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1290/5172)
今はPCで絵を描く時代なので、学校に行っても、ほとんどPCの操作方法を学ぶ事が多いです。 美大であれば基礎からやるのでしょうが、専門や一般のデザインスクールは、フォトショップやイラレの使い方などを教えて、ほぼ終わりです(少しはデッサンもやりますが…)。 現場に行ってもPCでの作業がほとんどで、思い描いているような世界ではないかと。 (「MdN」という雑誌に、PCで絵を描く方法が載っています) それでも、現場に入る事によっていろんな繋がりが出来て、イラストを描けるチャンスがやってきたりします。 本当に自分の世界を表現したい人は、デザイン業のかたわら個展などを開いてますが、はじめのウチは身内しか来ないですね…。 横の繋がりが増えれば、いろんな関係者も来てくれるようになるので、それからイラスト(オリジナル)で食っていけるかどうかという所でしょうか。
お礼
やはりPCは必須みたいですね。 回答ありがとうございました。
- blackstone50
- ベストアンサー率71% (5/7)
ん-、色々、お悩みですね。 ご質問に書かれた項目が、色々・様々ですので、1つずつ回答してみます。 1. >イラストレーターの学校には通いたいと思っているのですがお金の都合上、 >週1回で半年間で終了するところを検討しています。 週1回、半年で終了するコースでも勉強にはなると思います。しかし、受講時間だけイラストの勉強をされるのでしたら、「イラストレーターになる」という意味では、おそらくお金をどぶに捨てることになると思います。(それ以外の6日間もご自分でたくさん絵を描いて、週に1度学校で見て貰うなら効果はあると思います)(理由は、次の項目の回答に関わります) 2. >そこで質問なのですが、イラストレーターの学校に通う前に本格的なデッサンの勉強などは >したほうがよいのでしょうか? 同時に勉強されれば良いと思います。 どんなイラストを描こうとされているのか、目指されている方向にもよりますが、kinako7mochiさんが描きたいイラストは、デッサン力が必要なスタイルですか? もし、パースペクティブを理解したり、調子(明暗)をコントロールしたり、形を正確に描写すると言う意味の、いわゆるデッサン力をつけたい場合、「3-4時間かけて本気で描いたデッサンが、少ない人で50枚くらい、不器用な人では7-80枚」、少なくともそれくらいの量を描かないと、第三者が見ても「デッサン力がある」と言えるような力はつきません。目的もなく、ダラダラ描いたら、何百枚描いても力はつきません。デッサン力養成のためには、同時に、良い指導者を見つけることも重要です。 3. >全くの素人が授業についていけるのか、 全くの素人でも授業にはついていけると思います。週に1回半年で終了するようなコースでは、生徒がついていけない授業をやったら、授業料返還を求められるでしょう。 4. >たかが半年勉強しただけで会社に雇って頂けるような人材に育つのか・・・ これは、ゼロではないと思いますが、可能性としては相当低いと思います。 kinako7mochiさんが、どんなイラストを描かれるのかわかりませんので、うかつなことは言えません。出版社などに、kinako7mochiさんのイラストを強烈に好きな人が見つかれば可能性はあります。 ただ、半年でプロに、というのは、かなり甘い考えだと思って下さい。 サッカー選手、野球選手、小説家、詩人、音楽家、作曲家、画家、デザイナーそんな仕事でなくても、販売でも、事務職でも、職種は何だってかまいませんが、ある技術を身につけて仕事をしている人達が、どれくらい向上心を持って日々汗を流しているか、想像して下さい。イラストレーターだって同じです。週に1回半年と言えば、多くて24回です。kinako7mochiさんの現在のお仕事、その回数で新人が一人前に仕事を出来るようになりますか? 5. >23歳の女です。恥ずかしながらこの年でイラストレーターになりたいと思い始めました。 >この年で全くの素人がイラストレーターを目指すなんて無謀かもしれません・・・ >でも小さいころから絵を書くのは好きで、人生一度きりだし挑戦してみたいと思いました。 思い立つ時期を気にする必要はありません。ですから、遅くはありません。無謀ではありません。どれくらい本気で頑張れるか。 いずれにしても、挑戦しない人には何も起きません。 どうぞ胸を張って挑戦して下さい。 デザイン専門学校や美術大学に入学して勉強されることが比較的簡単な道だと思います。 しかし、それが現実的に困難で、今のお仕事をされながらであれば、とにかく毎日イラストを描いてみること。イラストが溜まったら、誰かに見て意見を言ってもらうことをお薦めします。 雑誌などを見て、好きなイラストレーターがいらっしゃるなら、事務所を探し出して、指導を仰いでみることだって、kinako7mochiさんが本気なら可能です。
お礼
回答ありがとうございました。 本気ならばまだ遅くはないんだという気持ちと、 分かってはいたもののやはり現実は厳しいという気持ちとで 複雑な気持ちです。 でもとても参考になりました。 これからじっくり考えてみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
今の実力は本当に素人レベルです。 簡単な物や自分の手などみながらならそれっぽく書ける程度です。 影をつけたり、人の顔などは書けません…。 やはりそうとう難しそうですね。 参考になりました。 ありがとうございました。