群論についての質問:既約表現と可約表現
- ジョージァイの「物理学におけるリー代数」を読んでいる中で、群論に関する質問があります。質問の内容は、既約表現と可約表現についてです。
- 既約表現と可約表現の定義について説明されている本によると、可約表現は不変部分空間をもつ表現であり、それ以外の表現が既約表現とされています。
- 具体的な質問は、群(Z_2)において既約表現が2つしか存在しないということについての理由や、その2つの既約表現を求める方法、そして与えられた表現が既約か可約かを確かめる方法についてです。
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群論について
ジョージァイの「物理学におけるリー代数」を読んでいるのですが既約・可約・完全可約表現について質問です。 この本によると可約表現とは不変部分空間をもつ表現で、そうでないものが既約表現。既約表現の直和で表される表現あるいはそれに同値な表現を完全可約と書いてありました。 それを踏まえてパリティ変換を元とする群(Z_2)には「既約表現が2つしかない」という記述があったのですが、これは明白なことですか? どのように考えて得られた結論なのかわからないのですが、その表現は自明な表現とD(e)=1,D(p)=-1の2つらしいです。 わからないのは (1)既約表現が2つしかないというのは何故言えるのか。 (2)具体的にその2つの既約表現をどのように求めるのか。 (3)表現が与えられた時にそれが既約か可約か具体的にどのように確かめることができるのか。 の3点です。(そもそも自明な表現では既約・可約が定義できるか疑問ですが)
- sa10no
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行く=移す 写像ですから もう一つは、 既約 かつ D(g)=1 (すべての g) が 正しい定義です
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- eclipse2maven
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>#1での >>従って 単位元は1にいくから もう一つの元は 2乗して単位元なので ±1 >という文章が主語や目的語が抜けているのか分かりにくかったので。初学者なのでその辺を文脈で補完することができない>のです。わがままかも知れませんがご理解下さい。 ごめんなさい、日本語がまずくて、 ただ、 群の凖同型写像は 単位元を単位元に移し いまは Z_2 から Rー{0} だから Z_2の単位元は1にいくとは、なかなか書くのはしんどくて。。。 ただ、このへんが読めないとなると、群論をすこし勉強された方がいいと思うんですが、群の凖同型定理や正規部分群は必要だとおもいます。 自明な表現というのは、 既約表現で考えてますから 1次元です。 (すべての群Gの元が 恒等写像に移るので、既約だったら、必然的に一次元になります。)
- eclipse2maven
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こまったなあ 余計難しくなるかも Vを有限次元線型空間とすると GL(V) は VからVへの全単射な線型写像 (平たく言えば dim V =n なら n次の正則行列全体) 普通 一般線形群という GL(n) とも書く 群Gの有限次元表現とは Gから GL(V)への凖同型写像のこと 1次元表現とは n=1 をいう GL(1)は 数だから(今 Rー{0} にしておきましょう) ρ : Z_2 --> GL(1) とすると 単位元は 必ず 単位元にいくのは凖同型の性質 1=ρ(1)=ρ(ー1*ー1)=ρ(ー1)*ρ(ー1) 従って ρ(ー1)=±1 1次元表現が既約なのは、1次元より小さい部分線型空間は{0}しかないから。 シューアの補題は 既約表現のintertwiner は スカラー作要素になるという補題、 Aが ntertwinerなら、一個、固有値とって AーλI も intertwiner よって この写像の Kernel も G-不変なので Vの部分表現 、だから 既約性より kaernel は {0}かV自身 固有べくトルがあるので {0}でないから V 従って A=λIになる あとは ρ(g) (g∈G) 自身 アーベル群の時はintertwinerになるので、 スカラー作用素になる だから dim V =1 ( intertwiner f : V--> V って f・ρ(g)=ρ(g)・f がすべてのg∈G で成り立つ 線型写像fのこと) あとは、自分で頑張ってね(^^)。 リー群・リー環への道はまだ遠いかも。。。
補足
回答有難う御座います。 せっかく回答しただけたのに申し訳ないのですが、「丁寧に」とは「厳密に」とか「正確に」という意味ではなく、日本語として丁寧にという意味です。 #1での >従って 単位元は1にいくから もう一つの元は 2乗して単位元なので ±1 という文章が主語や目的語が抜けているのか分かりにくかったので。初学者なのでその辺を文脈で補完することができないのです。わがままかも知れませんがご理解下さい。 それと教科書では自明な表現とはD(g)=1という意味で書いてあったのですが、これだと次元は任意にとれる気がするのですが、これは正確な定義ではないということですか?
- eclipse2maven
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シューアの補題より アーベル群の既約表現は 1次元 従って 単位元は1にいくから もう一つの元は 2乗して単位元なので ±1 1次表現が既約なのは自明
補足
回答有難うございます。 >従って 単位元は1にいくから もう一つの元は 2乗して単位元なので ±1 すみません。日本語が理解できません。群論は初めてなのでもう少し丁寧にお願いします。 >1次表現が既約なのは自明 私にとっては自明ではないので説明していただけないでしょうか?
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補足
回答有難う御座います。 >1にいく とはどういう意味でしょうか? >ただ、このへんが読めないとなると、群論をすこし勉強された方がいいと思うんですが、 その群論を勉強し始めて分からないところが出てきたので質問したんですが、まだ私には理解出来ない問題のようです。 >自明な表現というのは、 既約表現で考えてますから 1次元です。 (すべての群Gの元が 恒等写像に移るので、既約だったら、必然的に一次元になります。) 私が読んでいる教科書とは論理が逆な気がしますね。#2の補足と最初の質問に書いた定義だけからは言えませんか? Schurの補題などはもっと後で出てきますし軽く読み流すところかもしれないという気がしてきました。もし知識を先取りしないと無理なら先に進もうと思います。一応納得はしたいので#2の補足に書いた最後の質問にYES/NOで答えていただけませんか?