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英語とか国語の紛らわしい選択肢の解法について

僕は英語や国語の選択問題でいつも悩んでしまいます。 例えば(僕がいま勝手に考えた適当な問題ですけど)、 小説問題のある場面で、冬の寒い日にストーブのついた部屋が描写されていて、そこへ主人公が入ってきたとします。 主人公が部屋の窓が開いているのに気付いて、部屋にいる人達に「おい、寒いじゃないか」と言った。 さて主人公はなぜ「寒いじゃないか」と言ったのか? (1)ストーブがついているのに部屋が寒いから (2)窓を閉めてほしかったから どちらが正解になりますか?解法を教えて下さい。

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  • ベストアンサー
  • snaporaz
  • ベストアンサー率40% (939/2342)
回答No.3

正解は(2)です。 主人公は「窓が開いていること」には気づきました。明確にその記述があります。しかし「部屋にストーブがあり、それがついていること」については、描写されてはいるけれど、「主人公が気づいていたとは書かれていない」から、理由とするには適切ではありません。主人公が火のついたストーブの存在に気づいたかどうかは、本文からは読み取れない、のです。つまり(1)は正解ではない、ということになります。 ちなみに窓が開いているという描写が前段にだけあって、主人公が部屋に入るや否や(「窓が開いていることに気付いて」の記述がなく)「おい、寒いじゃないか」と言ったのであれば、(1)か(2)かの判断はできない、「正解は選べない」ということになります。 あるいは、主人公の台詞が「おい、この部屋はストーブがついているのに寒いじゃないか」であった場合でも、どちらにも気づいていることが記述されているので「正解は選べない」ということになります。 『書かれていることだけ』を、先入観や憶測を交えず、ミスリードされることなく精確に読み取り、それに基づき正答を選ぶ、というのが解答法です。「書かれていないこと」は、それがどんなにもっともらしく思えても、正解ではありません。それを読み違えないことです。 この設問のトリックは、ストーブの件は「描かれている」けれど、それが「主人公の言動に結びついているとは限らない」ことです。読者が勝手に結びつけてしまうわけです。 しかし、私の記憶の限りでは、少なくとも大学入試においては、正解以外の選択肢にはすべて「明白な間違いが記述されている」のが一般で、「正しいとは言えない」ことを理由に不正解とするのは良質の問題とは言えないと思います。 また、この設問の場合は条件(「おい、~」)のすぐ前に正解があるので、理解できていなくても(ひっかけに気づかなくても)それに飛びつけば正解できるという点で、いまいちです。

noname#153988
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。正直、ここまで分析して頂けるとは思いませんでした。解説はとても参考になりました。

その他の回答 (3)

  • akeshigsb
  • ベストアンサー率49% (536/1074)
回答No.4

元塾講師です。正直入試問題はこのような短文で問題が出ることはありませんが、「国語は論理力を問う科目」という観点で今回は書きます。  あなたが書かれた文面だけでは必ず(2)になります。 主人公が部屋の窓が開いているのに気付いて、部屋にいる人達に「おい、寒いじゃないか」と言った。 …この文面から「主人公が窓が開いていることに気づく→寒いといった」ことになり2しかあり得ません。  その前の文に確かにストーブがあることは記述されていますが、主人公が気づいているかは書かれていません。よって比較になりますが2しかないわけです。  今回のポイントは大学入試というよりは中学入試に出やすいポイントです。ある時点で主人公(もしくは登場人物)がその情報を把握しているかを問う問題です。  ただ多くの受験生が「最後の2択には絞れるがそれからは勘に近い」状態であればそれは論理職の欠如です。出題者はそのような大学受験生の状況を熟知しているのでそのようにつくり、しっかりと論理力がある人間はしっかり正解を選べるような問題にしています。またこうした論理力は説明文の方が簡単でこちらがしっかり解けるようになってから小説を練習した方がいいです。小説の問題も結局は論理力を聞いているだけです(勿論人間として当然の心理も出題範囲に含まれます、これが説明文にない難しい範囲でもあります)。  特に「自分がこの状況だったらこっちを選ぶ」等の考えはひっかけにしやすいポイントです。しっかりとした本を読んで力を養ってください。 ご参考までに。

noname#153988
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。元塾講師の方のご意見なので、とても説得力がありました。色々アドバイスありがとうございました。

  • 0_0y
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.2

もし、文章が「主人公が~と言った。」だけだったら、どちらも正解ですよね。1も2も「間違っている」根拠は明らかにないですよね。 小説問題は一冊の本から2,3ページを抜いて、問題にしているので、小説問題を読んだだけでは、あまりにも場面や登場人物の性格などの情報はすくないですよね。しかし、設問にできる、ということは、必ずその問題文の中に根拠があるわけです。選択肢に迷わない人は、本当に迷いません。というのも、必ずその文章から確かな根拠や理由をつかんでいるからです。自分の主観を交えず、頭が真っ白な状態から、文章読んで、「理解する」ことをすれば、誰だって解けます。「真っ白」かどうかが、英文、現代文を含め解けるか解けないか、なんじゃないでしょうか。

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。

  • ONEONE
  • ベストアンサー率48% (279/575)
回答No.1

直接の回答ではありませんが、なにか薄めの参考書を買って(出口汪のとか)一冊仕上げてみたらいかがでしょうか。だいたい、国語の問題でも英語の問題でも前後に解答があるというパターンが多いようです。 ちなみに、あなたの出した問は判断材料が不十分なので回答が難しいですね。

noname#153988
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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