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非同期変調におけるビート電流とは?
インバータなどの変換装置において、非同期制御で「信号波と搬送波の比率が近い時にビート電流が発生する。」と多種の専門書に記載されているのですが、”ビート電流”とはどんな電流なのでしょうか? どなたか、お教え願います。
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質問のジャンルは科学か物理だと思うんですが, 非同期制御は負荷側が電源周波数と同期していないものを言います。 インバータは直流から交流の波形を作るものです。 交流の波形はPWMという方法を使い、直流電圧を断続させて作ったパルスの密度が、交流電圧の大きさになる用に制御するものです。 たとえば直流10ボルトを1秒ON,9秒OFFとすれば10秒間の平均では1ボルトの電圧になります。実際は1秒間に1万回の断続をさせて交流波形を作ります。 1万回の断続のことを搬送波(キャリア)出力周波数(たとえば交流50Hz)のことを信号波といいます。 1万回断続させずに51回の断続で50Hzをつくろうとすると、負荷(出力)から反射してきたエネルギーとインバータの出力間で約1Hzのエネルギー差ができ、これが「うなり」になります。 このうなりのことを「ビート」といいます。
お礼
返信が遅くなり申し訳ありません。 ジャンル選定は、当方の入力ミスだと思います。(自分では科学を選択したつもりでした。) ご回答の件、分かり易い説明を有難う御座いました。