「自民党」政治の行きつく先は、戦争?
「自民党」政治の行きつく先は、戦争!、そして原発事故と国家財政破綻なのでは?
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『この選挙は日本の終末の序曲になりそう』 2012年12月10日 日刊ゲンダイ
「あとから振り返って「あの時が分かれ目だった」と、数年後に歴史の転換点に気づくことは多い。ほとんどの有権者は、まだ気づいていないが、12月16日の総選挙は、歴史の転換点になるとみていい。この選挙は、日本が終末に向かう序曲になるだろう。法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「民主党に失望した有権者は『ほかに入れる党もないし』という軽い気持ちで自民党に一票を投じるつもりかもしれない。しかし、軽い気持ちで投票したら、今回ばかりは、有権者の意図を超える重大な結果をもたらすと覚悟すべきです。
『3年前の自民党政権時代に戻るだけさ』と思ったら大間違いです。3年前とは自民党の体質も、政治状況も一変しているからです。さすがに3年前は、自民党も〈国防軍〉や〈改憲〉を前面に出すことはなかった。安易に自民党に票を入れたら、こんなはずではなかった、という結果になりますよ」
国民生活も悲惨なことになる。まず、消費税が10%にアップされるのは確実だ。原子力村とベッタリ癒着してきた自民党政権では、国民が切望する「脱原発」も絶望的。オスプレイに怯える沖縄県民も見殺しにされるだけだ。
「最大の懸念は、中国とコトを構えそうなことです。安倍総裁は『尖閣諸島に構造物を造る』と中国を挑発している。しかし、中国との関係が決定的になったら、輸出もストップし、日本経済は大打撃を受けますよ。消費増税とダブルパンチで、国民生活はもたない。
最悪なのは、安倍総裁は勇ましいことを唱えるだけで、国民生活にほとんど関心がないことです。このままでは、いつか来た道です。〈国が第一、私は第二〉と、国民生活はないがしろにされるでしょう」(五十嵐仁氏=前出)」
◆自民党は、原発維持/推進派!
速やかな原発ゼロのための現実的な具体策は、すでにいくつも提示されている。
・電力不足は起きない
・代替エネルギーは「先端天然ガス火力」がすでに存在している
・可採年数は250年以上で、中東に依存せず、世界中から安価に安定に供給できる
・火力燃料費増の問題も短期間に対策できる
・CO2排出量も削減できる
・電気代を上げないでできる。さらに電力自由化で電気代は下がる。
・地域/地方への雇用対策もある
・速やかな原発廃止は、不正/癒着の構造を改革し、規制が緩和され、実需のある産業投資を生み、多くの雇用を作り出し、経済活性化のための大きな経済政策となる。
しかし、自民党はこれらの事実を無視して、あくまでも原発を維持/推進しようとする。
なぜか?
年間7兆円以上の莫大な無駄を発生させている原子力行政の不正/癒着の構造に、自民党自体がその一部として組み込まれているから。自民党はまさに”原子力ムラ”の住人なのである。
自民党は、まるで社会主義のような”地域独占””総括原価方式””随意契約””天下り””不正/癒着”の、政/官/財/学/他に張り巡らされた仕組みを守っている。
これらの仕組みから労せずに不正な利益を上げている、大手の重厚長大産業、電力族/建設族/金融族/商事会社の支援で、自民党は成り立っている。
本当は最も発電コストの高い原発の維持/推進で、電気代は上がり続け、いつか次の原発事故が起きる。
◆自民党の経済政策では、日本経済は再生できない!
「自民党」の建設族に対する200兆円の箱モノ投資は、実需ではないので、一時的な偽物の需要喚起に終わり、消費税導入の条件作りに貢献するだけで、結果として国家の財政破綻とハイパーインフレの到来時期を早めるだけです。かつて過去に失敗した経済政策と全く同じ。
経済再生のためには、
・徹底した”行政改革”(←官僚の抵抗)
・実需を起こす”規制緩和”(←電力族の抵抗)
・実需を起こす”大規模投資”(←建設族の抵抗)
・それを支えかつ円安誘導の”金融緩和”
が同時に必要と思います。
そのためには、たとえ混乱しても、抵抗勢力と戦う”改革”こそが必要なのでは?
しかし、原発関連企業や官僚との既得権やしがらみのある「自民党」/「公明党」には、その最も重要な”改革”ができない!
例えば、電力改革。
”原発廃止”と”電力自由化”を行なえば、先端火力、送電網、パイプライン、連系線、省エネ、コージェネ、再生可能エネ関連、蓄電池、メタンハイドレートなど、民間主体の積極的な新産業投資が行なわれ、実需が生まれ、経済が活性化され、原子力産業の何倍もの継続する雇用が発生する。
「みんなの党」や「未来の党」の提唱する、そういう本物の経済政策は、「自民党」にはできないのです。
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総選挙まで、あと1日だけ。 良識ある日本国民はこれらの事実に気がついているだろうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 早速関連サイトをザットですが読んでみました。やはり受け入れられない物もあったようですね。余談ですが、彼の愛国心がうかがえました。 どうもありがとうございました。