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オプションの売りは損失が無限大なのか
オプションの売りは損失が無限大と言われますが、コールはともかくプット売りの損失は原資産の下落で生じるので限定的ではないのでしょうか。 たとえば権利行使価格7000円のプットのプレミアムは7000円が上限なのでは・・・。 損失無限とはどういう意味なのでしょうか。
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>権利行使価格7000円のプットのプレミアムは7000円が上限なのでは・・・。 たしかに原資産価格が0円、権利行使価格7,000円なら最終的には(満期の時点で)7,000円以上の支払い義務はありません。 >損失無限とはどういう意味なのでしょうか。 「オプションの買いは損失限定」と表現されるので、対する「オプションの売り」が「損失は限定されていない(無限大)」と表現されただけだと思います。 実際、上限のないコールは「理論上は無限大」ですし、プットも原資産価格が0円になることは通常は想定していませんから、たとえば「プットは理論上は原資産価格が0円になるまで無限大に損失が拡大する。」と表現することができます。 さらに、オプションは高倍率のレバレッジがかかっていますから、「売り方」はそれこそ証拠金の額をはるかに超える膨大な損失を抱える可能性がありますが、一方の「買い方」は「絶対に」購入代金以上の損失が出ませんので感覚的には「無限大」という表現はそれほどおかしなことでもないと思います。 また、オプション価格はたとえ原資産価格が権利行使価格と近くても「ボラティリティ」次第で大きく変化しますから、そういう意味でも損失が限定されいないと表現されるのでしょう。 (参考) 『オプション裸売りの恐怖』 http://option-meister.com/archives/598
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- graf_
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こんばんは たしかにそうですね、厳密に損失は限定されています。 では、何故「無限」とか「無限大」といわれているのか考えてみました。 まず、オプションの買いを考えてみると、「損失限定、利益無限」という表現があると思います。 このことから、「限定<>無限」という関係があるのではないかと思います。 つまり、限定の反対の無限という意味合いではないでしょうか。 オプションの買いにあっては、損失は購入額に限定されています。 言い換えれば、投下資金に限定されているということになります。 一方、オプションの売りにあっては、損失が投下資金(SPAN証拠金)に限定されません。 これを言葉にすると、「損失が投下資金に限定されない」という妙に伝わりにくい言葉になってしまいます。 そこで、危険度をアピールするのに「損失は無限大」と言ったのではないでしょうか。 よって、オプションの売りについて、証拠金を超える損は証券会社が投資家から回収する必要があり、証券会社にとっても危険が大きいことから、つとめてこの表現を採用しているというのが妥当ではないかと思います。
お礼
ありがとうございます むしろ正確に伝えたほうがよいと思うんですよね IV変動を加味したり、証拠金の計算とか実際は不可能に近いですので しかし、本当にIVが暴騰しても、例えば8000円プットのプレミアムの上限が8000円になるのか興味はありますが もちろんそんな事態が起こることは勘弁ですけど
- toteccorp
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7000円で売る約束をした場合、それが50000円になったとしても7000円で売らなければいけないでしょう。
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます やはり誇張された表現といったところでしょうか 経験談なのですが、友人にプットのプレミアムが無限大になるのはおかしい、と指摘されてそのことに初めて気づきました それまで無限大という表現を鵜呑みにしていましたが、不適切、というか「誤り」だと思いました