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気体の体積をその圧力のもとでの体積で表すときは、気
気体の体積をその圧力のもとでの体積で表すときは、気体の溶解度(体積)は圧力に関係なく一定。だが気体の体積を標準状態の体積に換算して表すものだと気体の溶解度(体積)は溶解度と同じく気体の圧力に比例する と書いてあったのですが、これはどういう意味か教えてください
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ある温度T、圧力Pでnモルの気体が溶解したとします。この状態で溶解している気体の体積Vは V=nRT/P ・・・(1) で与えられます。 次に、圧力がaPに(つまりa倍に)変化したとします。すると、溶解できる気体のモル数はヘンリーの法則によりanモルになります。このときの体積は anRT/aP=nRT/P ・・・(2) となって(1)と同じになります。 一方、上記の(1)のnモルの気体を標準状態においたときの体積は 273nR ・・・(3) であり、(2)のanモルの気体を標準状態においたときは 273anR ・・・(4) となり、(4)が(3)のa倍になっています。 定性的にいうならば、 溶解する気体のモル数は圧力に比例するが、その体積は圧力に反比例するので、「その圧力のもとでの体積」は一定になるということです。
お礼
定期テストがあり、お礼が遅くなってしまい、すいませんでした。 分かりやすい解説ありがとうございました。