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黒体放射
jun1038の回答
こんにちは。 物体からの光により、 私たちはその物体を眼で認識することができますが、 実はこの「物体からの光」には2種類あります。 1つは、 太陽や電灯やその他ほかの光源からの光の一部を反射している「反射光」。 2つめは そのもの自体がみずからその温度に応じた強さや波長で放射している「放射光」です。 もし、その物体が理想的な黒体であるなら、 黒はすべての他の光源からの光を吸収する色であり、 すなわち、その物体からの反射光はないと見なせるので、 それでもその物体からの光が観察されるなら、 それはその物体自らの「放射光」ということになります。 黒体放射は、簡単に言えば、 「その物体の放射光」ということになります。 ちなみに、その光(電磁波)は、 その物体の温度が上がるとともに強くなり (絶対温度の確か?4乗)、 その物体の温度が上がるとともにピークの波長が 短い方にシフトします。 すごく温度が低い物体からは「電波」が、 人間くらいの温度の物体からは「赤外線」が、 温度の低い恒星からは主に可視光線の中でも「赤い光」が、 高温の恒星からは主に可視光線の中でも「青い光」が、 放射されます。 人間の体からも赤外線が出ているので、 たとえば赤外線カメラのような装置で、 真っ暗な夜でもその姿をとらえることができます。 では。
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