>プロ野球選手の年俸
↓
勤務評定・査定基準が公開されていないので何とも言えませんが・・・
個々の選手は実態としては個人事業主(雇われ店長やマダムに酷似)、凡そ年俸を決める要素は
◇球団成績・観客動員数・球団イメージにどれだけ貢献したか?
◇個人成績(打者なら→打率・打点・ホームラン・勝利打点・盗塁数・出場イニングetc)
等を、前年度比や次年度の期待度で把握される個人の絶対評価とチーム内並びに他球団の同等選手との相対評価で判断し、事業主である選手(代理人を立てる場合も同じ)と雇用企業の比較精査で折衝・調整され、双方の合意に基づき単年度または複数年度の契約(年俸と付帯条件)サインが為される。
その為に支配下選手全体の球団としての予算があり、チームの成績以外にも営業収支(観客動員数や放送権料やグッヅ売り上げ)の影響も受け、さらに個人成績の実績を前年度との比較、他選手との比較が行われ、年功序列的な在籍年数とか貢献度やファンの人気やも考慮され、実力&成果主義の査定と合わせて、非公開だろうし詳細には必要な場面でしか説明は無いと思うが折衝の中の重要なポイント・提示根拠に使われていると想定される。
それが、選手(自己申告・希望条件)と球団の思惑(査定根拠・提示条件)の違いや評価のギャップと成るのが、契約更改交渉(年俸の決定)であり、別名で「グランド外の闘争=銭闘」と言われる由縁です。
今年の中日の場合は、日本一を逃したとは言え、リーグ連覇を果たしたのだが・・・
直近8年間のAクラス確保や日本一とかリーグ制覇とか含む成績と高給ベテラン選手の多さから厳しい環境・ストーブリーグの話題の中心にあると思います。
それは、親会社の従前からの経営姿勢であり、球団経営の状況もあり、さらには個々にピークを超えたベテランの場合の難しさ(貢献度は高くても、高給に上乗せ材料である、伸びしろ&期待度は相対的に大きくない)が有ります。
その為に、長年のチームへの貢献度や主力としてのプライドと成績や予算の中での年俸を抑制したい球団姿勢の双方の思惑の違いとギャップがあり、その為に感情&勘定の対立が起こり越年交渉やトレード放出・任意引退の引き金にも成るケースが見られる。
今年も、余計なお世話だと思うが、リーグ制覇が必ずしも追い風ではなく、例示の選手以外にも「岩瀬・谷繁・荒木・山本昌他」難しい評価や厳しい契約を迫られる選手は多いと心配しています。
お礼
回答ありがとうございます。